必見!春のときわ公園でおすすめの「お花見おさんぽ」
- お出かけ
春の暖かな風と日射しは眠気を誘います。
でも、眠って過ごすのはもったいない!
春のレジャーといえば、やはり「お花見」ですね!!
「お花見?桜の見ごろは過ぎたじゃないか!!」そう思った方もいるはずです。
しかし!春の花は桜だけではありません。
今回、宇部市にある「ときわ公園」で、現在、そしてこれからの時期、見ごろを迎える花々を紹介します。
300株が咲き誇るシャクナゲ
宇部市のキャッチフレーズは、”緑と花と彫刻のまち”。
勿論ときわ公園も緑と花と彫刻で溢れています。
まさにお花見日和な空気。
芝桜や八重桜など、中には満開の桜もありましたが、ソメイヨシノは散り始め、葉桜となっていました。
そんな桜の散る陰で、この花たちが満開を迎えていました。
この花は「シャクナゲ」です。
ぼたん苑から約50m離れた場所にある「シャクナゲ苑」には約300株ほど植えられています。
4月中旬~5月初旬に咲く花で、1つ1つの花びらが大きく華やかで美しいのが特徴です。
白やピンク、赤など色とりどりの花が咲き乱れる遊歩道。
歩くだけで心が躍ります。
まだ蕾もついていたので、まさに見ごろ!といった雰囲気です。
「憩いの家」でゆったりとした時間を
少し進んだ先にあるのは、こちらの「ぼたん苑」
「ぼたん苑」はときわ公園内でも、特に人気のある場所です。
毎年ここの牡丹を楽しみにしている方も多いそうで、この時期は平日にもかかわらず、苑内は賑わっていました。
約170株(約30品種)の芍薬と約250株(約100品種)の牡丹が植えられており、両者まさに見ごろです。
ちなみにここで見られる芍薬(シャクヤク)、先ほどのシャクナゲと名前がよく似ていますが、全く違う花です。
シャクヤクは5月下旬に見ごろを迎える花です。是非見比べてみてくださいね!
そして、ぼたん苑といえばやはりこの「憩いの家」
茅葺き屋根の「憩いの家」は、旧厚狭郡楠町にあった築後100年以上の家屋をときわ公園内に移築し、リニューアルしたもので、現在は休憩所として使われています。
縁側に腰を下ろし、ゆったりと過ぎる時間を花々と楽しむ。実に贅沢だなと感じました。
さて、苑内には約100品種もの牡丹があるのですが、特に私が美しいと感じたのはこちら!
「島錦」です。
1つ1つが優雅な大輪で、堂々とした佇まい。凛としていて華のある牡丹のなかでも、かなり目を引きました。
白と赤のまざった花弁が特徴で、何となくおめでたい雰囲気を感じます。
絞り染めのような柄の出かたですが、花によって様々で、美しく風流がありますね。
ちなみに、ここまで紹介してきた牡丹ですが、
4月中旬~5月中旬が開花時期ですので、みなさんお早めに訪れてみてください!
期間限定!「桜の花びらの絨毯」
彫刻のある広場を抜けた先にあるのは、「花いっぱい運動記念ガーデン」~光と水のガイアガーデン~
花壇のパンジーもですが、この一面に広がる「桜の花びらの絨毯」は圧巻!
桜は満開も美しいですが、この散り際の桜の花びらの絨毯は、期間限定の特別な光景です。
まんなかにある彫刻に張っている水にも、桜の花びらが浮いており、本当に美しかったです。
この記事が公開される時にはもう見れなくなっている可能性もありますが、御伽噺の世界のような空間は一見の価値ありです。
色とりどりの花はまさに「春」
お次はこちら。
中央入口付近にある「花笑花壇」です。
真っ赤なチューリップ、青のネモフィラ、白のマーガレットに紫のパンジー。
色とりどりの花は、まさに「春」です!
近くには屋台や噴水と、かなりにぎやかで、明るい気持ちにさせてくれます。
この花壇は、ときわ公園噴水池のレストハウス側にあります。
四季に合わせて様々な花が咲き誇り、花に笑顔にさせられる、名前通りの場所。
年中整備されている花壇なので、来る時期によって花の種類が異なり、様々な表情を見せてくれることでしょう。
最後は、取材中に陸に上がっていたカモたちの写真です。
体感ですが、カモは意外と陸に上がっていることが多いうえ、結構近づいても逃げません。(諸説あり)
そっと近づいて、カメラを構えて撮影してみるのもなかなか楽しいですよ!
いかがでしたか?
今回紹介したもの以外にも、これから、ツツジやフジが見ごろを迎えるそうです。
桜の季節が終わったからといってもご安心ください。
桜が終われば牡丹が。牡丹が終わればツツジが。ツツジが終わればアジサイが。
どの時期でも様々な種類の花が出迎えてくれる。それがときわ公園です。
春は暖かく、おさんぽ日和、お花見日和です。
みなさんもぜひときわ公園に出向いて「お花見おさんぽ」を楽しんでみてください!
★この記事は2023年4月7日に取材したものです