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100年の時を刻む元旅館で味わう、心と体に優しいランチ 防府市「空間茶天」

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防府天満宮の近くに佇む「空間茶天」。地元食材と自家製調味料が生み出す滋味深いランチが楽しめます。特に、大根ステーキや甘酢唐揚げは素材の味を存分に引き出した逸品。店主自ら育てた野菜やこだわりの米「イセヒカリ」を使った料理は、心まで満たされるおいしさです。食後には手作りデザートも。温かなもてなしとともに、贅沢なひとときを過ごしてみませんか?

【写真はこちら】心のこもった温かいランチ!

 

防府天満宮の参道沿い

防府天満宮の参道を歩くと、ふと目に入る趣のある建物。

「空間茶天」(山口県防府市上天神町6-17)は、築100年を超える元旅館を改装した落ち着きのあるお店です。地元の食材にこだわり、自家製の調味料を活かした料理が味わえると評判のランチを体験してきました。

 

こだわりの自家製調味料が生み出す、滋味深いランチ

  • からだ想い定食 1,595円
    ※季節等により内容は変わります

 

「空間茶天」のランチには、店主が手塩にかけた自家製の味噌や麹を使った調味料がふんだんに活かされています。

特におすすめなのが「大根ステーキ」。

地元で採れた大根を使用し、チリ麹など3種類のソースと、こがしニンニクながかけられます。じっくり焼かれた大根は、噛むたびに甘みが広がり、ピリッとした麹の風味が絶妙なアクセントに。

メインには、秋川牧園の鶏むね肉を使った甘酢唐揚げ。

外はカリッと、中はしっとりとした弾力のある食感が特徴で、自家製の甘酢ダレが絡み、ご飯が進む味わいです。

 

さらに、ランチには自家製味噌を使用した味噌汁もセットに。

手間暇かけて作られた味噌の風味がしっかり感じられる、まさに「味噌を味わう」一杯です。

農園直送の食材で作る、安心の食事

このお店の特徴は、野菜のほとんどをご主人の横田弘志さんが自ら育てたものだということ。

形が不格好でも、その味には絶対の自信があるそうです。

さらに、お米にもこだわりが。使用しているのは「イセヒカリ」という品種で、もみ殻付きのまま保存することで、新鮮な状態を保っています。

口に運ぶと、噛むほどに甘みが広がり、そのおいしさに思わず「米うまっ!」と声が出てしまうほど。

食後のご褒美、手作りデザート

ランチの締めくくりには、3種盛りのデザートをいただきました。

  • デザート3種盛り(飲み物付き) ランチ+715円

 

まずは、温かいぜんざい。

粒がしっかりと残った優しい甘さが、寒い季節にぴったりです。

次に、米粉のシフォンケーキ。

ふわふわの食感と控えめな甘さが特徴で、米粉ならではの風味がほのかに香ります。

そして最後は、おからのガトーショコラ。

おから特有のクセがなく、しっとり濃厚なチョコレートの味わいが楽しめます。

夫婦の温もりが詰まった空間

料理に使われる調味料や食材だけでなく、調理器具まで自作してしまうというご主人。

より美味しく調理できるようにと、試行錯誤しながら作り上げた道具が、料理の味にも一役買っています。食材の一つひとつにこだわり、調理担当の奥様・横田栄子さんの手によって丁寧に作られた料理は、まさにご夫妻の温かさが詰まった一皿。

食べる人の体を気遣い、心まで満たしてくれる、そんな素敵なランチでした。

 

★今回の内容は、2025年2月18日放送、yab山口朝日放送『You!どきっ』のコーナーを記事化したものです

★「空間茶天」はこちらでも紹介しています。

防府天満宮のお膝元で豊かな食事と空間を 防府市 「空間茶天」

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