香り立つコーヒーとご自愛ランチを楽しもう 下松市「HACO CAFE」
- グルメ
図書館で借りた本を片手に一息つきたい午後、白と木目を基調にした空間で、野菜たっぷりの日替わりランチとフルーティなコーヒーをいただけるのが、下松市の「HACO CAFE」です。明るい店内は落ち着いたBGMが流れ、穏やかな時間が流れていました。

「箱(HACO)」から生まれたもうひとつのHAMAMOTO COFFEE
「HACO CAFE」( 山口県下松市大手町2丁目5−6)は下松市立図書館のある「ほしらんどくだまつ」の西側向かいにあり、下松駅からも徒歩6分程度と、散歩がてら立ち寄ることもできます。
店名は、店の中央に据えられた箱型に仕切られた厨房の形と、姉妹店である「HAMAMOTO COFFEE(ハマモトコーヒー)」のイニシャルから。姉妹店である「HAMAMOTO COFFEE」は「ゆめタウン下松」内に構える人気店で、「HACO CAFE」はその世界観を街中に持ち出した存在です。
野菜たっぷり、ご自愛ご飯
この日は日替わりランチを注文。
- 日替わりランチ:1,250円(税込)
主役は油淋鶏。薄衣のザクザク食感に、酸味の利いたネギだれが絡みます。生姜がふっと香って、噛むほどにザクザク・ジュワジュワと旨味を楽しめます。ジューシーなのに重くない油淋鶏は、ごはんの進みがいつもより早くなりました。
また、小鉢は小松菜のおひたしと、レンコンとひじきのサラダでした。

おひたしは甘めのだしに浸ったやさしい味わいで、かつお節の香りがふわりと鼻をくすぐります。
サラダはシャキシャキのレンコンとマヨネーズの相性が抜群で、ひじきの黒とレンコンの白のコントラストも楽しい一品です。さらに中華スープはわかめ・小ねぎ・えのき入り。旨味はしっかり、後口は軽やかで、主菜とのバランスも抜群!あっという間に完食です。
さらにデザートはレアチーズケーキをチョイス。

- ドリンク&デザートセット:ランチ料金に+400円(税込)
レモンの香りが爽やかに抜け、油淋鶏の満足感を邪魔せず締めてくれます。ベリーソースを合わせればまた違う表情に。食後の余韻まで含めて“ご自愛ランチ”の完成です。
また、デザートと一緒にこだわりのコーヒーもいただきました。
お店こだわりのエチオピア産コーヒー豆を使用しており、フルーティーで華やかな香りが立ち上ります。酸味と香ばしさのバランスが心地良く、ホッとします。
店長さんは「華やかな香りと苦味が抑えられているので、苦いコーヒーが苦手な方にも楽しんでいただけると思います」と、話していました。
日替わりメニューとこだわりのコーヒーで穏やかな時間を
「HACO CAFE」の日替わりメニューは「野菜をたっぷり使って、身体に優しいご自愛ランチを楽しめる」というコンセプトで、毎週店舗公式Instagramで配信されています。店長さんによると、油淋鶏の他にも山口県のご当地メニュー「チキンチキンごぼう」やチキン南蛮が人気だとか。
「バランスの取れた栄養満点のメニューで、毎日来ても飽きないんです」と話してくださいました。
さらに下松市立図書館の真向かいという立地から、カフェタイムに図書館で借りた本を読みながら、こだわりのコーヒーを楽しむ方も多いそうです。

読書とコーヒーの相性は言わずもがな。カウンターでページをめくりながら、コーヒーを飲む時間は格別でしょう。
ひとり時間を楽しんでもよし、家族や友人とティータイムを楽しんでもよし、肩の力を抜きたい時は優しい「HACO」を訪れてみてはいかがでしょうか。





