温泉街の暖かい空間でスケートを楽しもう 山口市「湯田スケートパーク」
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冬といえば、スケートやスキーといったウインタースポーツに挑戦してみたいですよね。でも、山口県で暮らしていると「なかなか機会がない」「準備が大変そう」と躊躇している方も多いのではないでしょうか。そんな悩みを全て解決してくれるイベントが、山口市の温泉街の真ん中で開催されています。それが、「湯田スケートパーク」です。
手ぶらで気軽に参加できる、初心者にも優しい設計

「湯田スケートパーク」があるのは、山口市の湯田温泉に今年6月オープンした「湯田温泉こんこんパーク」(山口県山口市湯田温泉5-2-15)です。
扉から入ると目の前に広がる大屋根広場に期間限定で10m×16mのスケートリンクが。
ここが「湯田スケートパーク」です。

スケート場に行くと、リンクの氷を溶かさないよう室温は低く設定されていて肌寒く感じるもの。ですが、ここに来るとまず感じることは「暖かい!」。
なぜなら、ここはスケート場といっても、氷ではなく、特別な樹脂の上をすべるようになっているんです。
なので、手袋などもいりませんし、外で見ている保護者にとっても心地よい空間となっています。

このイベントの最大の魅力は、とにかく参加のハードルが低いこと。事前申込みは一切不要で、思い立ったときにすぐに参加できます。さらに、スケートシューズやプロテクターなどのレンタル品が充実しているため、何も持たずに手ぶらで参加可能となっています。
それでは、さっそく詳しく見ていきましょう。
4歳からシニアまで、幅広い年代が楽しめる!

まずは受付で料金を支払います。事前の予約は必要なく受付順でのご案内です。
料金は1人1,000円、同伴保護者は500円で、これにはシューズなどのレンタル料も含まれています。
対象年齢は4歳以上で、4歳から6歳の未就学児については、保護者の同伴が必須となっています。同伴する大人には長靴が用意されるため、一緒にリンク上で見守ることができます。
貸出し品の充実も心強く、スケートシューズはもちろんのこと、プロテクター、手袋、ヘルメットも完備されています。初めてスケートに挑戦するお子さんも、安全に楽しむことができますよ。

なお、くるぶしが隠れる靴下でお越しください、との事です。
滑走時間は1回30分で、30名の定員が設定されています。参加人数によっては次の時間をご案内される場合もありますので、時間に余裕を持った参加がおすすめです。
リンク内のルールを確認して、安全に楽しもう
準備ができたらリンクへ。子供たちは、はじめは滑り方に慣れなくて、恐る恐る滑ったり、尻もちをついたりしてしまうこともありますが、少し滑るとすぐに慣れていきます。

気づけばみんなスイスイと滑り出して楽しそう。

スケートパークでは、安全のためにいくつかのルールが設けられています。リンク内は左回り(反時計回り)で滑走し、スピードの出しすぎには注意が必要です。
危険行為である鬼ごっこや追いかけっこ、抱っこやおんぶなどは禁止されています。転倒時に怪我の恐れのあるものや破損が予想されるものは持ち込まないよう注意しましょう。
また、リンク内での飲食やカメラ、ビデオ撮影、携帯電話の使用は禁止です。リンク内ではスケートシューズ・長靴以外での入場はできませんので、あらかじめご確認ください。

30分の時間を終えた子供たちは、みな汗びっしょり。「最初は怖かったけど楽しかった」「すぐ滑れるようになって気持ちよかった」そんな声が聞こえてきました。
営業日カレンダーをチェックして、計画を立てよう
「湯田スケートパーク」は27日までの期間限定のオープン。
開催日によって営業時間が異なるため、事前にHPやInstagramで営業日カレンダーを確認しておきましょう。また、施設の駐車場には数に限りがあるため、満車の場合は近隣のコインパーキングを利用するなどの準備も忘れずに。
冬の定番イベントとして定着しそうな「湯田スケートパーク」。この機会に、ご家族やご友人と一緒に、素敵なスケート体験を作ってみてはいかがでしょうか。






