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うまさしみわたる絶品”沼”ラーメン 長門市「麺宗祐気」

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山口県長門市。日本海に面し、焼き鳥の街としても知られるこの場所に、一度食べたら最後、文字通り「沼」にハマるようなラーメン店があります。

【写真はこちら】うまみが重なる沼ラーメン店

その名は「麺宗祐気(めんそうゆうき)」(山口県長門市西深川板持3277-1)。 国道316号沿い、西深川エリアにひっそりと、しかし確かな存在感を放って佇む名店です。

麺部門優勝の「地どりラーメン」

まず紹介するのは一番人気の「地どりラーメン」。県が観光キャンペーンの一環で開催したコンテスト「やまぐち美食コレクション2013」の麺部門で見事優勝したという一杯です。
こちらがだれもがどっぷりはまる「沼ラーメン」。

  • 地どりラーメン 990円

細麺だけど存在感のあるこの麺は自家製で、オーナー・鈴木文秀さんのこだわりが詰まっています。

麺は、福岡産の「ラー麦」と、強いコシを生む「ゆめちから」をブレンドした自家製。数十種類を試し、ベストの配合にたどり着きました。

驚くべきは、その茹で時間。なんと「47秒」がデフォルトです。季節や気温による生地の状態を見極め、わずか1秒単位で調整を行うというこだわり。パスタでいうところの「アルデンテ」の食感になります。

麺ももちろんおいしいのですが、スープも絶品。

鈴木さんによれば、ベースは長門名産の「長州黒かしわ」。その鶏ガラを弱火でじっくり7時間炊き上げ、エキスを抽出。

そして、その鶏ガラのベースに合わせるのは、特製の魚介ダレ。しょうゆやみりんを加えるまでは写真のようなピンク色。こちらは魚介の乾物・にがり塩、天日塩、油谷湾の天然塩の3種類・水が合わさり、うまみが詰まっています。

こだわりぬいた結果、あっさり系なのにうまみが濃厚なバランスの良いスープが出来上がっています。

店主・鈴木さんはかつてワインを深く研究されていたそうで、スープのバランスを取ることが得意だそうです。ちょっとした味の違いが表現され、旨みの詰まったラーメンです。

海の恵みが爆発する「仙崎中華そば」

続いては、地元の漁港をイメージしたという「仙崎中華そば」。 魚介のうまみを前面に押し出した仕上がりです。

  • 仙崎中華そば 990円

「あぁ、染み渡る……」と思わず声が漏れてしまうほど、魚介の風味がダイレクトに届きます。 使われているのは、サバとウルメイワシのだし粉入り。そこに「地どりラーメン」でも使われる長州黒かしわのエキスを注ぎ込むことで、うまみをいくつも掛け合わせたのが仙崎中華そばです。

透明なのにうまみたっぷり「潮ラーメン」

最後は、透き通ったスープが美しい「潮(しお)ラーメン」です。

  • 潮ラーメン 990円

魚介エキスたっぷりのだしに、ミネラル豊富な2種類の塩を加えた塩ダレ。 クリアに透き通ったスープを一口飲むと、「あらま!」と驚くはずです。見た目は淡麗そのものなのに、味の輪郭が驚くほどくっきりしているのです。

実はこれ、店主の鈴木さんが昔サーフィンをしていた時に感じた「長門の海水の美味しさ」をイメージして作ったのだとか。

「この潮ラーメン味のアメがあったら欲しいよね」とお客さんに言わせるほどの依存性。ミネラルが弾けるような感覚と、スッと身体に吸収されるような感覚。まさに、長門の海そのものを飲み干しているような贅沢な気分に浸れます。

30年後も愛される味を目指して

常に食のトレンドを研究し、時代に合わせてアップデートを続ける店主の情熱。 長門の豊かな食材と、緻密な計算、そして「遊び心」が融合した「麺宗祐気」。

鈴木さんは「30年後でも、みなさん変わらず食べていただけるようなものを作りたい」と語っています。

地どりの深みを楽しむか、魚介のうまみたっぷりの中華そばにするか、あるいはミネラル感あふれる潮ラーメンにするか。どれを選んでも、丁寧な仕事ぶりが伝わる納得の一杯に出会えます。

長門方面へお出かけの際は、Googleマップなどで営業日をチェックして、自分好みの「沼る一杯」を探しに行ってみてはいかがでしょうか。

★今回の記事は2025年1月6日放送、yab山口朝日放送『You!どきっ』のコーナーを記事化したものです。

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