山口さん

  1. トップ
  2. グルメ
  3. 美祢で見つけた鴨だしの新星 美祢市「麺屋たいが」

美祢で見つけた鴨だしの新星 美祢市「麺屋たいが」

  • グルメ

美祢市東部、美東町の県道28号線沿い。今回は 2023年11月にオープンして以来、またたく間に麺好きの間で話題となっている「麺屋たいが」(山口県美祢市美東町真名神崎848-4)を紹介します。

【写真がこちら】琥珀色の極上スープらーめん

外観はシンプルですが、一歩足を踏み入れると白を基調とした清潔感あふれる空間。まるでカフェのようなオシャレな雰囲気です。

うまみにうまみを掛け合わせた“極上スープ”

運ばれてきた瞬間、その透き通った美しさに溜め息が出ます。
この一杯には、店長の並々ならぬこだわりが凝縮されていました。

  • 合鴨ラーメン 950円

スープには珍しいアイガモを贅沢に使用。一般的な鶏よりもコクが強いカモの旨味を引き出すため、90℃前半の温度をキープ。カモのポテンシャルをさらに引き出すベストパートナー、ねぎを加えて沸騰させないよう6時間じっくりとエキスを抽出します。

そこに、3種の醤油や昆布、しいたけ、魚介を合わせた特製ダレを投入。さらに1週間寝かせてマイルドに仕上げるという手間暇の掛けようです。

2つを掛け合わせるとうまみにうまみが掛け合わされた極上スープの完成です。すっきりとした味わいの後にカモの香りがふわわ~とやってくる余韻までおいしいスープです。

麺は全粒粉入りのストレート中細麺。 小麦の香りとカモの風味がベストマッチで、コシもしっかり。全粒粉入りの面は特にしょうゆ系のスープとの相性が良く、独特の香りが際立ちます。

そして、「カモ肉のチャーシュー」が絶品です!低温調理で仕上げられたむね肉は、噛みしめるほどにカモの甘みが溢れ出し、圧倒的な柔らかさに感動しました。

とろりとしたコクと“劇的な味変”の楽しみ

続いて、打って変わって白濁したスープが食欲をそそる一杯。
こちらは鶏ガラや丸鶏、もみじを「ずっと沸騰した状態」で6時間炊き上げた力強いスープです。

  • 鶏白湯ラーメン 980円

一口飲むと、まずは生姜やネギの薬味感がバァっと広がり、その後に濃厚な旨味がやってきます。 合わせる麺は、高加水の「中太ちぢれ麺」。

ちょっとでも焦げるとスープ全体が焦げ臭くなってしまうため、スープは焦げ付かないよう15分おきに混ぜ続けて作られています。完成まで6時間かかるスープはとてもマイルドで、麺によく絡みます。

チャーシューは豚の肩ロースを3時間ほど特製しょうゆだれで煮たもの。提供直前にバーナーで炙ることで、香ばしさをプラスします。

この鶏白湯ラーメンはこってり系なので、後半に使ってほしいのが、「にぼし酢」。煮干しがつけられた酢なのですが、一発目からどんぶりに入れてしまうと後戻りできないので、れんげの中に数滴たらしてお試しください!

煮干し酢を垂らすことでまったりとしたコク深いスープが、一瞬でキレのあるスッキリした味わいへ。この変化の幅は、一度体験するとクセになります。

山口県にはない「珍しくておいしい」を求めて

らーめんでカモだしを使用するのかなり珍しいこと。これほどまでに完成度の高いラーメンを、なぜ「鴨だし」で挑戦しようと思ったのか。 藤谷店長に伺うと、そこには熱い思いがありました。

藤谷店長は「山口県にあまりなくて珍しかったので、おいしいラーメンを作りたくて鴨醤油ラーメンにしました。食べていただければ(納得してもらえる)という自信はあった」と語っています。

オープン当初は、馴染みのない「鴨だし」でお客さんに来てもらうことの難しさもあったそうですが、今では駐車場が埋まるほどの人気店に。現状に甘んじることなく、さらにおいしくするために現在もブラッシュアップを続けているといいます。

今回の記事は2026年1月20日放送、yab山口朝日放送『You!どきっ』のコーナーを記事化したものです。

関連タグ

この記事をみんなに広めてみる

  • アイコン:twitter
  • アイコン:facebook
  • アイコン:LINE