ジューシーでお肉をしっかり感じることができる、子供から大人まで大好きな食べ物といえば・・・？

そう、正解！「鶏の唐揚げ」です。

今回ご紹介するのは、大人気のから揚げのテイクアウト専門店です。

防府市のテイクアウト専門店

防府市と山口市徳地を結ぶ県道三田尻徳地線。

防府市サイクリングターミナルから、のどかな農村と一級河川佐波川の景色を楽しみながら車で４分ほど徳地方面へ走った先の真尾（まなお）地域にお店を構えるのが「とらとら」です。

店内へ入ると、店主の岡村敬子さんが元気いっぱいの笑顔で迎えてくださいます。

から揚げのテイクアウト専門店として、どんなから揚げを提供してくれるのか、期待が高まります。

鶏肉の旨味が際立つジューシーな「とらとらの唐揚げ」

こちらが「とらとら」の唐揚げです。

●唐揚げ　280円／100g

※１kg超え、または５人前以上をご注文の際は、事前にご連絡してください。

鶏肉の旨味が際立つサクサクでジューシーな「とらとらの唐揚げ」。

濃いめの塩味が特徴の衣は、特性調味料の旨味が染み込んだジューシーな肉汁と相性バツグン。

そしてとっても大きいんです！

店主の岡村さんは、「食べきりサイズの小さな商品が増えるなか、専門店なのだから、せっかくなら家庭で調理するのが難しいサイズのからあげを提供したい」との思いで、大きなサイズの唐揚げを作る理由を明るく教えてくれました。

岡村さんが大事にしていることの一つが、「労力、時間を惜しまないこと」。

また、食べごたえと価格を考え、ブラジル産の鶏肉を仕入れることにし、美味しさにもこだわりました。

大きいお肉なので、当然下準備にも時間がかかります。

前日から味が馴染むまで、特製の調味料にしっかりと漬け込み、ひとつひとつ丁寧に揚げていきます。

コロナ禍から「テイクアウト式」として出発！

岡村さんは、以前、宇部市で居酒屋の居抜き物件で「おばんざい」のお店をきりもりしていました。

店の名前は自身の干支である寅年から名前を取った「とらとら」。

おばんざい「とらとら」の開店当時、居酒屋店主さんのアドバイスをもらいながら唐揚げを開発したところ、お客様の８〜９割が注文され、宴会予約では「唐揚げがあればいい！」とリクエストされるほどの自慢のメニューに。

人気店として評判になりつつあるなか、新型コロナウイルスの影響がお店の経営を直撃、止むを得ずお店を閉店することとなりました。

それでも、新しい生活様式として定着しつつ合った「テイクアウト式」でお店がしたいと思うようになり、地元である防府市で唐揚げ店を出店することを決意。

唐揚げが評判で人気だったお店から名前を引き継ぎ、テイクアウト専門店「とらとら」をオープンすることとなったそうです。

材料にこだわった手作りおにぎり

唐揚げ自慢の「とらとら」のもう１つの看板メニューが「おにぎり」です。

地元、防府産のお米を使って毎朝手作りするおにぎりを、これまた防府西浦産の海苔が包みます。

おにぎりは「海苔」「わかめ（三島産）」「しそ（三島産）」の三種。

唐揚げを引き立たせるために具は使っていないのだとか。

おにぎり２個と唐揚げ２個の「とらとらセット」で味わえます。

●とらとらセット　５００円

夢は世界進出！

人気の唐揚げを多くの人に味わってもらいたいとの思いから、今年の春からキッチンカーでの出店も開始。

県内で開催される多くのイベントなどで出店することはもちろん、先日、ついに神戸でのイベントに招かれて県外デビュー！

夢は「海を渡り、大谷翔平選手に唐揚げを食べてもらうこと！」と語る岡村さん。

出入りするお客さんに「来てくれてありがとー！」「暑いからお水飲んでね！」

と元気に声掛けする姿からも優しさが伝わります。

唐揚げの美味しさはもちろん、バイタリティあふれる岡村さんの笑顔が世界中を元気にしてくれそうです。

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