身体も心も満たされる温泉 上関町「鳩子の湯」
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いよいよ寒さも本格的になってきましたね。
こんな寒い日に行きたくなる場所といえば温泉!
ゆっくりと温泉につかり日頃の疲れを癒す、今回は上関町にある「鳩子の湯」をご紹介します。
場所は熊毛郡上関町。
ドライブにピッタリの海沿いの道路を走っていると、上関大橋の手前にあります。
”鳩子ちゃん”がお出迎え
館内に入ると、「ようこそ」の文字と「鳩子の湯」キャラクターの”鳩子ちゃん”が出迎えてくれます。
温泉は「貸切家族風呂」も
温泉は男湯、女湯、完全予約制の家族風呂があります。
家族風呂があるので、小さなお子様連れも気兼ねなく温泉を楽しむことができますね。
こちらは、家族風呂です。ご家族はもちろん、カップル、仲間同士でゆったり入浴できます。
完全予約制ですが、空きがあれば当日でも入浴可能なので、気になる方はスタッフさんに声をかけてみてくださいね。
こちらの「鳩子の湯」では、「石の風呂」「木の風呂」があり、毎週月曜日に男湯と女湯が入れ替わります。
そしてイベントカレンダーの通り、お風呂の内容も2、3日ごとに変わります。
毎月第2週は全国名湯巡りとなっており、何度訪れても楽しめるようになっています!
今回、私が訪れたのは、女湯が「木の風呂」で”全国名湯巡り”のタイミングだったので、そちらを楽しませていただきました。
「木の風呂」
「木の風呂」は、ヒノキをあしらった壁で明るさとぬくもりが感じられるリラックスムードのお風呂です。
温泉に入りながら、温泉の知識も深めることができます。
サウナや水風呂もあるので、人気の「ととのう」過ごし方もできますよ。
サウナは70℃前後の低温サウナになりますので、じっくりと入ってしっかり汗を流して、水風呂へ。
サウナ後は、室内の温泉も良いですが露天風呂もオススメです。
こちらの露天風呂は空気に触れると色が変わることから「紅湯」と呼ばれ、独特の色をしています。
茶色のような色がついたお湯に最初は驚きますが、その色は肌に残ることはありません。
海峡も一望でき、ついつい長湯をしてしまいたくなる気持ちよさです。
そして、室内には「紅湯」から鉄分とマンガンを取り除いた「白湯」と呼ばれるお風呂があります。
室内といえどもこちらからの眺めも良く、さらにこの日はお天気も良かったのでまさに「絶景温泉」を堪能することができました。
今回わたしが入らせてもらったのは「木の風呂」ですが、「石の風呂」についてもご紹介します。
「石の風呂」
「石の風呂」は、黒を基調にした、落ち着いたムードのお風呂です。
もちろん「木の風呂」と同様に「サウナ」や「露天風呂」もありますよ。
「石の風呂」「木の風呂」は、毎週月曜日に男湯と女湯が入れ替わるそうなので、
HPなどで確認してから行くのも良いと思います。
休憩スペースでまったり
ゆっくりと温泉に入った後は、和室休憩室にてまったりと。
こちらも大きな窓から素敵な景色が見えるので、ついついぼーっと眺め、ゆったりと過ごしてしまいました。
また、リラックススペースにはマッサージチェアも用意されており、外を眺めながらお手軽にマッサージを受けることもできます。
本格的なマッサージを受けたい方には、リラクゼーションルームもあるので、ぜひ落ち着いた雰囲気の中で施術を受けられてくださいね。
温泉で癒された後は、お昼ごはんを食べにレストランへ
「鳩子の湯」には、お食事処「レストランうみべ」があります。
入り口前には大きなメニュー。
「レストランうみべ」は上関をはじめ、山口県内各地の選りすぐった食材を腕によりをかけ調理し、先人方から受け継がれる文化を継承していきたいという「地産地消」をコンセプトにしています。
新鮮な海の幸を使った定食やご飯もの、麺ものやデザートまでメニューも豊富です。
今回わたしは人気No.1の定食をいただきました。
・上関海峡 うみべ漁師めし御膳 2,100円
まずはお刺身として、次はご飯にのせて海鮮丼に。最後はお出汁をかけてひつまぶし風に。
と、一度で三度美味しくいただける、なんとも贅沢なメニューです。
見た瞬間思わず「わぁ!」と声を出してしまいました。
新鮮なお刺身はどれも美味しく、娘も「おいしい、おいしい」とお腹いっぱいだったはずなのに、たくさん食べました。
そんな娘がいただいたのはこちら。
・お子様御膳 800円(税込)
子どもたちが大好きな唐揚げとポテトにハンバーグ。娘も大喜びで完食しました。
そして、上関と言えば車海老。
瀬戸内の温暖な気候で育てられた車海老は旨み甘みともにしっかりと味わうことができ、上関の特産品としてとても人気があります。
その上関産の車海老を味わえるのがここ「レストランうみべ」と「道の駅 上関海峡」の2ヵ所のみになります。
・車海老フライ 500円(税込)
・車海老天ぷら 500円(税込)
海老の甘みをしっかりと感じ、プリっと身も締まっており、大切な方への贈り物に大人気と言われることに納得の美味しさでした。
こちら「レストラン うみべ」ではテーブル席や個室、眺めの良い座敷のお席が用意されています。
わたしたちは景色を見ながら、お座敷でゆっくりと食事を楽しみました。
お食事だけの利用も可能なので、宴会等予約の場合は「レストランうみべ」へ直接ご連絡くださいね。
お買い物も楽しめる
ここではお土産販売もしており、温泉だけでなくお買い物も楽しめます。
たくさんの商品が並んでおり、海に囲まれた上関の海産物、地元で愛される銘菓などが販売されております。
その中でもおすすめはやはり「鳩子の湯 オリジナルグッズ」です。
鳩子の湯キャラクターの”鳩子ちゃん”のハンカチタオル。
サウナ好きの方にはマイマットなども販売されております。
また、オリジナルグッズの一番人気はこちらです。
スタッフさんも着用している「ポッポTシャツ」
キッズサイズも用意されているので、親子でお揃いにもできます。
真ん中の鳩の絵と「ポッポノユ」というのが特に可愛いですね。
この鳩とは違うのですが、新商品として鳩のキャラクターが入ったタオルを現在準備中だそうです。
今治タオルメーカーkontexとのコラボアイテムで近日登場予定なので、みなさん楽しみにしていてくださいね。
そして上関と言えば、「鳩子てんぷら」と「室津のてんぷら」もはずせません。
どちらも上関近海でとれた新鮮な魚を使用しており、甲乙つけがたい大人気の商品です。
温泉でゆっくりした日の夜は、このてんぷらを肴にお酒を飲むのも良いですね。
わたしは主人にてんぷらを、小学生の娘にはハンカチタオルをお土産にしました。
・ハンカチタオル 各500円
・てんぷら 各400円
てんぷらはそのまま食べても美味しいですが、わたしはマヨネーズを付けて食べるのが好きです。
このまま夕食の一品になり、美味しくいただきました。
「温泉」と言われると、小さいお子様連れには、少しハードルが高く感じるかもしれません。
しかし、こちらの「鳩子の湯」では貸切の家族風呂やお子様御膳なども用意してくださり、老若男女すべての方が楽しめるようになっております。
実際に平日は常連のお客様、土日は小さいお子様を含む家族連れのお客様が多いそうです。
また、最近は長期休暇になると県外からのお客様(特に大学生)が多いようで、まさに老若男女に大人気となっております。
さらには奇数月の第3日曜日には「はとこdeマルシェ」も行っており、温泉だけでなくキッチンカーなども楽しめます。
いつ行っても新しいワクワクがある、家族みんなで楽しめる、「鳩子の湯」はそんな素敵な温泉施設です。
上関の海沿いの道は、海がキラキラしていてドライブにも最適です。
ぜひ、「温泉」「食事」「お買い物」が1日で楽しめる、一度で三度楽しい「鳩子の湯」に癒されに行ってみませんか。