末永く楽しめる革製品を 山口市「RASTIC」
- お買い物
使うほどにその表情を変えて、愛着がわく革製品。
手入れを続けることで革が育ち、長く楽しむことができます。
今回は、一つ一つ丁寧に手作りされた革製品のお店をご紹介!
きっとお気に入りの逸品を見つけに行きたくなるはず♪
「良い物を長く」店主の思いが詰まったアトリエ
「ラスティック」は県道262号線沿い、山口市・一の坂川交通交流広場の近くにあります。
店内に一歩入ると、革製品がずらりと並びます!
オーナーは皮革作家の藤井卓也さん。
2009年に店舗兼アトリエとして同店をオープンしました。
「交通事故にあったことを境に仕事の考え方が180度変わり、革製品の世界に興味を持った。それまでは全く違う仕事をしていたが、友人の後押しもあり独学で学び、このお店をオープンした。」と話します。
植物の樹皮から抽出したタンニンでなめした(動物の皮を加工して革製品にすること)革製品は、大切に手入れをすることで経年変化を楽しめて、何十年と愛用できるそう。
化学薬品でなめしたものとは、品質に違いがでるんだとか。
藤井さんが作るのは、カバン、財布、ベルトや、キーカバー、ブレスレット、がま口などさまざまです。
革製品と聞くと、高級なイメージがあるかもしれませんが、末永く付き合える良さがあることに気づかされますよ。
まずは小物からお試しを
お店に入るとまず目に入るのが様々な革小物。
おしゃれな雰囲気はもちろん、カラフルで色とりどりなのがかわいらしい!男女問わず楽しめるのもうれしいですね♪
革製品を使ったことがない方にもまずは革の良さを知ってもらえるようにと、手に取りやすい価格の革小物から用意しています。
こちらは「キーカバー」。気軽に手に取れるようにと価格は330円。
日頃持ち運ぶことが多いキーカバーなら、風合いの変化を手軽に味わうことができますよ。
こちらは、筆者も愛用している「ペンケース」。カバンに入れるときや、手帳に挟んだりととても便利です。
使い始めて3年程経ちますが、だんだんと手になじむようになって愛着がわいてきますよ。
「がま口」もカラフルでかわいい!
内張りは牛や豚の革でできています。
手に取ってほしいレザー製品3選
「どれもおすすめ」ですが、藤井さんにピックアップいただいた商品を3つご紹介します♪
●「ウォレット」
ポケットサイズの財布。キャッシュレスの時代に合わせ、小さめサイズの財布も増えたそう。時代に合わせて、作るものも変えていくそうです。
藤井さんも愛用されているとか♪
カラーバリエーションも豊富で、贈り物にもぴったり。
●「ベルト」
牛革で作ったベルトは丈夫で、30年、40年と愛用できるそうです。
長い年月をかけて自分らしい風合いになっていくのが楽しみになりそうですね。
●「クレセントバッグ」
三日月型がおしゃれなバッグ。老若男女問わず身につけやすいデザイン◎
これからのRASTIC
「今後は展示会やポップアップストアの出店も増やして、もっと多くの人にラスティックの商品と出会ってもらいたい。」と藤井さん。
山口県内外でラスティックの商品に出会える日も近そうです。
藤井さんと話していると、「革製品=贅沢品」という考えが変わりました。
長く愛用できる「一生もの」だと感じました。
大切な人への贈り物にも◎
形や革の種類を選べるオーダーメイド商品も対応しているので、さらにこだわりたい方にはこちらもおすすめです。
またラスティックでは、手縫い製品は10年、ミシン製品は5年の保証がついています。
「大切に使う」ことを手助けしてくれる、アフターフォローの環境も整っているので安心ですね。
「使い捨て」が多い時代だからこそ、「大切に使う」価値観に出会ってみませんか?