無添加!こだわり玄米のカラフルおはぎ 山陽小野田市「もりなが松陰堂」
- グルメ
地元に愛される老舗和菓子屋さん
山陽小野田市の厚狭商店街の中にある「もりなが松陰堂」。
明治38年創業、地域に根付き愛されている老舗の菓子店です。
専用の駐車場は2台、店舗横に1台、『玄米おはぎ』の赤い旗が目印。
歴史を感じる建物にあたたかい雰囲気の店内で、4代目店主の守永美恵さんと息子の守永裕介さんが出迎えてくれました。
商品の説明書きは全て心のこもった手書きです。
- 玄米おはぎ
- あん、ごま、きなこ 各160円
- ココア、ナッツ、青さ 各180円
- ころころ玄米おはぎ 1,200円
- 手みやげセット (一口おはぎ6ヶ、米粉マフィン2ヶ)1,300円
- グルテンフリー米粉マフィン 280円
- 玄米さくら餅 230円(3/1〜3/31の限定商品)
看板商品である玄米おはぎは県内産のもち米を使用
玄米を使うことでぷちぷちとした食感と香ばしさがプラスされ、やみつきに。
- ころころ玄米おはぎ 1200円
その玄米おはぎが一口サイズになって6種12ヶ入の、「ころころ玄米おはぎ」は贈り物にも大人気なんだとか。
彩り豊かで目でも楽しめ、豊富な種類を味わえるのも嬉しいポイント。
裕介さんが毎朝手作業で作り上げる完全無添加の餡は懐かしい味がしますし、ごまは噛むたび香り高く、きなことココアは甘さ控えめで幅広い世代から人気の商品です。
洋菓子も作っていた経緯から誕生したナッツは玄米との相性抜群!
箱を開けると1番に香るあおさは色も鮮やかでファンが多いそうです。
グルテンフリーの米粉マフィン
店主の美恵さんが特に思い入れのある商品は自らが考案した「グルテンフリーの米粉マフィン」。
きっかけとなったのは、友人の集まりに作って行ったマフィンをアレルギーがあるために1人だけ食べられなかった「あの子」の後ろ姿だった、と話します。
「あの子が食べられるマフィンを作らんといけん。」その想いで試作を重ね誕生に至ったそうです。
小麦粉・たまご・乳製品が不使用のこのマフィン。筆者の私もいただいてみましたがあまりの美味しさにびっくり!
- グルテンフリー米粉マフィン 280円
「アレルギーの子が食べられても、美味しいのじゃないといけん」美恵さんのこだわりと想いが伝わる商品です。
一口サイズのコロコロ玄米おはぎ6ヶと好きな種類を選べる米粉マフィン2ヶがセットになっている、「手みやげセット」はまさにオールスターボックス。お土産としてだけでなく、自宅用としてもおすすめです。
受け継ぎ続ける心
先代から言われてきたという言葉は『自分の心に嘘をつかない』。
お客さんにはわからない小さな失敗でも自分にはわかる。必ず納得したものしかお店に出さない。
そうして、祖父母が始めたお店は118年続く老舗に。
『手抜きしない』『素材を大事にする』『お客さまには良いものを食べてもらう』
美恵さんがしっかりと受け継いでいることは、常連さんが多く地域に愛されているお店であることが証明しています。
美味しいおはぎと優しさが詰まった米粉マフィン。そしてホッと出来る店内での会話も是非一度楽しんでみては。
玄米おはぎは冷凍での全国発送も行なっているそうです。