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親子でおもちゃとクルーズを満喫!海辺の体験型ミュージアム「長門おもちゃ美術館」

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2018年4月に「東京おもちゃ美術館」の姉妹館としてオープンした「長門おもちゃ美術館」。

道の駅センザキッチンに併設され、外観からも伝わるように「木」のおもちゃを中心としながらも、窓の向こうに広がる「海」の魅力もあわせて楽しめるミュージアムです。

山口県も梅雨を迎え、屋外でのアクティビティが難しい日もあるかもしれません。

今回は、そんな雨の日でも楽しめる「長門おもちゃ美術館」の過ごし方をご紹介します。

 

おもちゃ学芸員と遊ぶ150種類以上のおもちゃ

観覧券を受け取ると迎えてくれたのは、赤いエプロンに身を包んだ「おもちゃ学芸員」の皆さん。まずは、木の香りに包まれた館内を案内していただきました。

  • 入館料 【市外】おとな700円・こども500円・ペア券1,100円 【市内】おとな400円・こども200円

こちらは0歳から2歳までの子どもだけが入れる「赤ちゃんひろば」。床は長門産のスギを使ったフローリングで、自然素材が使われたおもちゃは舐めてしまっても大丈夫。親子で安心して楽しめる場所です。

反対側には、大きな窓から海が見える「さじきひろば」が広がります。名前の由来は、長門市深川地区にある野外劇場「赤崎神社楽桟敷」だとか。床には傷に強い長門産のシイの木が使われています。

 

広場を囲むように並べられたおもちゃの数は、なんと150種類以上。あたたかな色合いに落ち着く香り、やわらかい手触りの木のおもちゃには、長門産の木材が使われたものもあります。

最初に子どもたちの目に飛び込んでくるのは、人気の「木のたまごプール」。

すべすべとした手触りが心地よく、足をつけると足つぼマッサージのような刺激もあって、大人もその気持ちよさに時を忘れてしまいそうになります。

顔を上げると、周りには目移りするようなおもちゃがいっぱい。

けん玉やこまといった昔ながらのおもちゃはもちろん、ドラムセットやユニークな形をしたつみきなど、普段見たことのないおもちゃに子どもたちは興味津々でした。

目で、耳で、鼻で、全身でおもちゃを楽しんだ後は、海辺のデッキへと向かいました。

 

まるで海上のおもちゃ美術館!キッズクルーズ船「弁天」

長門おもちゃ美術館の一番の特徴は「海辺」というロケーション。

美術館の目の前に広がる海の魅力を、より身近に感じてもらえる体験の場を。そんな思いで生まれたのが、キッズクルーズ船「弁天」です。

こちらは使われなくなった船をリノベーションして生まれたクルーズ船で、同じく廃船を利用してつくられた浮き桟橋から乗船します。

  • 乗船料:おとな・こども共通 1人500円

船内に入ると、子どもサイズの可愛らしいイスが並び、美術館と同じく木に包まれた空間が広がっています。

弁天の運行時間は約30分。穏やかな仙崎湾と深川湾をめぐり、海を眺めたり、時折すれ違う観光船に手を振ったりしながらクルーズを楽しみます。

 

館内に表現された森と海がつながる風景を、実際にこの目で見て、間近に感じることができました。

 

船内でも小さなたまごプールで遊べるほか、子ども用の舵を回して操縦体験も。気分はすっかり船長です。

美術館に戻ると最後は記念撮影。

子どもの身長に合わせた制服が用意され、帽子もかぶって「敬礼」のポーズ!

ここでしか味わえないクルーズ体験は、親子で過ごす時間をより特別なものにしてくれました。

 

ミュージアムショップでおもちゃのお土産を

美術館の受付の奥にあるのは、ミュージアムショップ。

館内で遊んだおもちゃを中心に木のおもちゃが並び、お土産として買って帰ることもできます。

こちらには全国の「おもちゃコンサルタント」が選定した、最新の「グッド・トイ」も数多く並んでいます。

また、長門おもちゃ美術館限定のおもちゃもあり、その1つが萩・長門・下関をつなぐ観光列車「〇〇のはなし」をモチーフとした「moku TRAIN(モクトレイン)」です。

美術館で遊んで、思い出と一緒におもちゃを家に持って帰って。

天気の良い日はもちろん、雨の日の選択肢としても、ぜひ「長門おもちゃ美術館」でのひとときをお楽しみください。

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