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ピンクのキッチンカーが目印!家族5人で心をこめたおむすびをお届け  「キッチンカー763」

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山口市を中心に出店している、ピンク色が印象的なキッチンカー「763(なるみ)」をご存知ですか?握りたてのおむすびが自慢のこのお店は、家族5人で力を合わせて運営している、アットホームな雰囲気が魅力のキッチンカーです。

どこで出会える?出店情報をチェック!

「キッチンカー763」は主に山口市内で営業中。レギュラー出店しているのはアルク葵店と維新公園ですが、各種イベントにも積極的に参加しています。

「今日はどこにいるの?」と気になったら、Instagramをチェックするのがおすすめ。リアルタイムの出店情報が分かるので、お目当てのおむすびを確実にゲットできますよ!

 

主役はやっぱり「おむすび」!こだわりのメニュー

「キッチンカー763」のおむすびは、白米と黒米の2種類から選べるのが特徴。特に黒米は阿東町産を使用していて、プチプチとした食感と深い味わいが楽しめます。

 

人気ランキングベスト3を発表します。

第1位:大葉ニラ味噌(400円)

大葉の爽やかな風味と自家製ニラ味噌の絶妙なコンビネーション。一度食べたらやみつきになる、看板メニューです。

第2位:玉子めんたい(450円) 甘辛い玉子焼きと辛子明太子の組み合わせが癖になる一品です。

第3位:定番の美味しさ うめ(350円)、こんぶ(350円)、しお(300円)の昔ながらの味わい。どこか懐かしくてホッとする、安定の美味しさです。

 

どのおむすびも、どこから食べても具に当たるように工夫されているのが「763」流。最後のひと口まで美味しく食べられる、食べる人ファーストの心遣いが込められています。

 

サイドメニューも見逃せない!

おむすびが主役とはいえ、サイドメニューも充実しています。

揚げたて唐揚げ(3個入500円/6個入900円)とほくほくフライドポテト(500円)は、子どもたちのおやつにもぴったり。

注目は奥様考案のガトーショコラアイス(600円)!

ほんのりビターなガトーショコラにバニラアイスをのせた、甘さ控えめで上品な仕上がり。食後のデザートに最適です。

その他にも、チュロス(500円)や763パフェ(700円)、メロンソーダフロート(600円)など、見た目も楽しいメニューが勢揃い。

  • チュロス 400円

  • 763パフェ 700円

  • メロンソーダフロート 600円

 

ソフトドリンクも充実しているので、家族みんなで楽しめますよ。

オーナー夫妻のチャレンジ精神

こちらのキッチンカーの大きな特徴は、なんといっても家族5人で力を合わせて運営しているという事です。

オーナーの大津敏則さんは元長距離トラック運転手。過酷な環境で心身のバランスを崩し、退職を決意しました。家族と過ごす時間で体調は回復したものの、今後の働き方に迷いがあったそう。

そんな時、飲食店を営む姉から「キッチンカーをやってみたら?」との提案が。セラピストの奥様・弥生さんをはじめ、家族からの温かい後押しもあり、「人生は一度きり。失敗してもまたやり直せばいい」という思いで挑戦を決意しました。

調べてみると、意外にも「おむすびのキッチンカー」は競合が少ないことが判明。こうして今年1月26日、ピンクの「おむすびキッチンカー763」が誕生したのです。キッチンカーの車番はもちろん「763」。

キッチンカーの名前「763(なるみ)」は偶然の発見から生まれました。大津さんがロゴを数字で表したいと考えていた時、長女・愛珠(なるみ)ちゃんの名前が「763」と数字で表せることに気づいたんです。娘さんの名前とロゴが重なった、運命的な瞬間でした。

頑張る3人の子どもたち

そして、このキッチンカーには、子供たち3人の活躍も見逃せません!

長男・隆政(りゅうせい)くんは ボートレーサーを目指しながら勉強や体力作りに励む15歳。

写真右端が長男・隆政くん

過去には総合格闘技(修斗)でなんと日本一の実績も。最近は出番の少ない「レアキャラ」ですが、お手伝いする時は何でもこなす頼れる存在です。

 

次男・海聖(かいせい)くん(11歳)は、 手首の骨折で修斗の大会には出場できませんでしたが、その分料理に関心を持つように。両親の働く姿を見て調理の工夫を重ね、今では揚げ物から接客まで幅広くこなす頼もしいサポート役です。

長女・愛珠(なるみ)ちゃん(9歳)は、修斗で日本一を獲得した実力者で、今では接客を中心にドリンク類を担当。最初は人見知りでしたが、今ではハキハキと接客できるように成長。忙しい時は自分で状況を判断して「ちょっとオーダーストップしようか?」と声をかけることもあるそうですよ。

週末の出店では、家族みんなで協力してお店を切り盛りしています。お店に立つメンバーは日によってかわりますが、自然と子どもたちも手伝いに加わり、調理から接客までそれぞれが役割を担っています。

これまでは空手の稽古や大会で忙しかった3人ですが、キッチンカーの開始を経て、今では家族と一緒にお店をこなしながら、新しいやりがいを感じているそうですよ。

 

支えてくれるお客様との絆

キッチンカーの仕事は決して楽ではありません。特に夏場の車内は想像以上に暑く、体力を大きく消耗します。それでも大津さんは「家族と一緒にいられる今の生活は幸せです」と笑顔で話してくれました。

大変さ以上に大きなやりがいを感じるのは、お客様の温かい反応。知人がリピーターになってくれたり、出店情報やメニューのアドバイスをくれたり。中にはおむすびグッズを差し入れしてくれるお客様もいるそう!

最近では「この料理、自分たちでも作れるかな?」と、日常的に新商品のヒントを探すようになり、挑戦の幅がどんどん広がっています。

夢に向かって走り続ける「763」

大津さんの今後の夢は、まず固定のお店を持つこと。そして「ピンクのキッチンカーといえば763」「おむすびのキッチンカーといえば763」と、誰もが認識してくれる存在になることです。

どこに出店しても大行列ができ、地域の人々に愛されるお店を目指しています。

さらに家族の夢として、子どもたち全員がボートレーサーになるという大きな目標も。キッチンカーの活動を通じて親としてその夢を支え、家族みんなで歩む未来が「763」の原動力になっています。

「愛珠店長、海聖副店長をはじめ、家族みんなで心を込めておむすびを握って、皆様のお越しを心からお待ちしています!」

「763」に立ち寄れば、きっとあなたも大津家の一員になったような温かさを感じられるはず。握りたてのおむすびと家族の笑顔に、きっと心も満たされることでしょう。

※日々の出店場所はInstagramを参考にしてください。

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