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ドライブ休憩の決定版!「道の駅きくがわ」で味わう菊川そうめん 下関市「お食事処よもやま」

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山口県下関市、カッパ伝説の残る自然豊かな菊川町。ここに、地元名物「菊川そうめん」のポテンシャルを最大限に引き出したグルメが味わえる場所があります。それが、地域情報の発信基地「道の駅きくがわ」にある「お食事処よもやま」(下関市菊川町上岡枝766-1)。

【写真はこちら】アレンジたくさん!コシが命の菊川そうめん

ただのそうめんと思うことなかれ!その“コシが命”ゆえに、冷やし、温か、さらには中華風まで、常識を覆す万能ぶりを発揮するそうめん料理の数々をご紹介します。

ツルツルのど越し、芯のあるコシ!定番「冷やしそうめん」

まだまだ残暑が厳しい季節に、まず試したいのが定番の「冷やしそうめん」です。

・冷やしそうめん 900円(9月末まで)

涼しげな器に盛り付けられた、絹のように細く、つるんと艶やかな麺。口に運ぶと、そののど越しの良さに思わず「涼を感じます」と唸ってしまうほど。

しかし、このそうめんの真髄は食感にあります。ただ細いだけではなく、噛みしめると「しっかり芯がある」強烈なコシが特徴。「よもやま」の料理長の河上さんによれば、このコシを生む秘訣は、麺が透けきる前に引き上げ、すぐに氷水で締めるという絶妙な湯がき加減。

コシがあるからこそ、舌の上を滑っていくようなつるっとした食感と、噛み応えのある芯を両立しています。

ほんのり甘めで、すっきりさっぱりとした「菊川のつゆ」に、お好みでワサビをちょっと乗せれば、ピリッとしたアクセントが加わり、さらに食が進みますよ。毎年「冷やし素麺を待ってました!」というファンが多いというのも納得の逸品です。

(冷やしそうめんは提供期間が限られている場合があるので、事前にご確認ください。)

合鴨の旨みが溶け込むホッコリ優しい「温そうめん」

冷やしそうめんの提供期間が終わっても、菊川そうめんの魅力は尽きません。これからの肌寒くなる季節に人気が上昇するのが「温そうめん」です。

  • よもやま温そうめん 800円 ・おにぎり(2個) 200円

温かい麺というとコシが失われがちですが、そこは「コシが命」の菊川そうめん。温めても形が崩れず、コシが残るのが大きな強み。冷やしとはまったく違う、ホッコリと優しい食感に変わり、ツルッと食べやすくなります。細麺だからこそ、温かいおつゆにも馴染みやすく、喉越しが良いのも嬉しいポイント。

さらに、この温そうめんには、菊川町の特産品である合鴨の燻製がトッピングされています。ピンク色の合鴨肉を噛みしめると、その旨みがジュワ〜っと濃くあふれ出し、それが溶け込んだおつゆもまた格別!「合鴨のだし」が効いて、一味も二味も美味しくなったつゆでいただく温そうめんは、まさに菊川そうめんならではの贅沢な味わいです。

道の駅人気No.1!豪快な中華風「焼きそうめん」

冷やし、温かときたら、次はなんと中華風!「道の駅きくがわ」のレストランでナンバーワンの売れ筋メニューを誇るのが、中華鍋で豪快に炒める「焼きそうめん」です。

  • きくがわ焼そうめん 1100円

登場するのは、焼きそうめん用に特注したという少し太めの麺。湯がいても炒めてもくっつきにくい、コシの強い菊川そうめんだからこそ可能なアレンジです。ゴマ油の香ばしい風味をまとった麺は、ツルツルっと食べやすく、細かくカットされた野菜や具材とよく絡みます。

具材には、下関の特産品「関門ポーク」を使用。豚肉の旨みと野菜の甘みが麺に絡み、シンプルな味わいながらもしっかりと味がついています。調理の秘訣は、なんといっても火力!味付けは企業秘密なのですが、そうめんの味をちゃんと感じられるのに、香ばしさと奥深い風味が加わり、箸が止まらない美味しさです。

駅長の中野さんも語るように、菊川そうめんが冷やし、温か、焼きと自由自在に変化できるのは、ひとえに「コシがあるからこそ」。コシがないそうめんは、炒めればフライパンにくっつき、温めれば麺が切れてしまう。まさに、そのコシが命のおかげで、菊川そうめんはこれほどまでに万能な名物となったのです。

コシの強さが生む変幻自在の美味しさを、ぜひ「道の駅きくがわ」の「お食事処よもやま」で体験してみてください!

★今回の記事は2025年9月16日放送、yab山口朝日放送『You!どきっ』のコーナーを記事化したものです。

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