伝統の蒲鉾から惣菜天ぷらまで種類豊富!萩の食文化を伝える蒲鉾店 山口市「村田蒲鉾店山口本店」
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焼き抜き蒲鉾の発祥の地・萩市に本店を置く「村田蒲鉾店」。伝統の焼き抜き蒲鉾を中心に様々な練り物商品を開発し、萩を代表する蒲鉾店の一つとして知られています。その「村田蒲鉾店」が、今年11月、山口市内に直営店をオープンさせました。従来の蒲鉾やちくわといった商品はもちろん、総菜天ぷらも人気を集めている村田蒲鉾店山口本店をご紹介します!

創業60年を越える萩の蒲鉾店が山口市へ!
「村田蒲鉾店山口本店」(山口市小郡上郷1979-8)は、国道9号沿いの「松永かまぼこ店朝田店」の跡地にオープンしました。

創業は昭和36年。お店の出入り口に掲げられた「山口・萩 焼き抜き蒲鉾」の文字に、60年にわたってこだわりの商品を製造・販売してきた伝統を感じます。

店内は天井が高く開放感があり、暖かみのある雰囲気です。萩市の本社工場から直送された「村田蒲鉾店」自慢の商品がたくさん並んでいました!

こちらでは、萩発祥の「焼き抜き蒲鉾」を製造・販売しています。一般的な蒸し製法とは異なり、かまぼこ板の下からじっくり焼き上げ、その後、一気に冷ます製法で作られています。蒲鉾の材料としては最高級品と言われる新鮮な「えそ」を主な原料として作られる伝統の製法で、独特なプリプリとした弾力のある食感が特徴です。

店内には、この他にも萩のお土産物なども扱っており、現地まで行かずとも萩の美味しいものを手にすることができます。

地元・萩で長年愛されている商品たち
「村田蒲鉾店」を代表する商品は、やはりこちら。

- 村四郎 1,080円
生のえそを100%使用した贅沢な逸品。というのも、現代の蒲鉾の多くは冷凍すり身を使用しているそうで、鮮度の良い生のえそを100%使用するのは、原料の安定供給も難しく、技術と経験も必要なのだそう。創業当時の味を追い求め、魚の鮮度や水、製法にこだわり商品化し、創業者・村田四郎の名前から「村四郎」と名付けられました。第64回全国蒲鉾品評会農林水産大臣賞も受賞した自慢の商品です。

輝くように真っ白な蒲鉾は、プリプリっとした弾力に加えて、魚の旨みがしっかり感じられます。まさに、お正月などの特別な時に味わいたい逸品です。生のえそを100%使用し、萩で生まれた伝統の焼き抜き製法で作られた村四郎は、まさに萩の食文化を伝えてくれています。ぜひ一度、味わってみてくださいね。
焼き抜き蒲鉾は、この他にも種類があります。

- 一萩王 864円(160g)
- 銀浪 648円(160g)
「一萩王」は、鮮度の高い極上のすり身を使用し、魚の上品な風味が楽しめます。生えそも使用しているそうで、贈答用としても人気があります。
「銀浪」は、地元・萩で親しまれている定番の焼き抜き蒲鉾です。スーパーなどで見かけたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。こちらも、プリッとした弾力が楽しめる人気の商品です。
この他にも、練り物商品と言えば、小さな子どもから年配の方まで人気のこちら。

- 萩小町 388円
創業当時から親しまれているちくわ「萩小町」です。ほどよい弾力で風味も良く、噛むたびに魚の旨みが感じられます。おつまみにも良いですが、小腹がすいたときのおやつにもおススメです。
そして、こちらの定番商品もオススメです!

- 一椿天 540円
魚の旨みたっぷりで、ほんのり甘みを感じ、シンプルだからこそ、その美味しさや旨みをしっかり楽しめる天ぷらです。やや厚めで弾力もあり、食べ応えもあります。

そのままいただいても美味しいですが、フライパンで軽く焼いたり、レンジで温めても美味しかったですよ。3枚入っているので、食べ比べしてみるのもオススメです。ちなみに、個人的にはレンチンしたときの味わいが好みでした!
また、店内には、試食も用意されています。実際に、その味を確かめてから購入できるのが嬉しいですね。

また、村田蒲鉾店自慢の商品を詰め合わせたギフト商品のセットもたくさん並んでいます。予算や商品内容に応じて選べるので、これから春先に向けてますます需要も高まりそうです。

気軽に買える!手軽に味わえる!バラエティ豊かな総菜天ぷら
伝統の製法で作られた蒲鉾などの定番商品に加えて、人気を集めているのがこちら。

ショーケースの中に並んでいるのは、総菜天ぷらです!天ぷらをもっと気軽に味わってもらいたいと販売しています。

そもそも、本社工場に隣接する「村田蒲鉾総本店」(萩市椿東玉太郎1046-1)がオープンした10年前、もっと気軽に天ぷらなどの練り物商品が家庭の食卓にのぼってほしいと惣菜天ぷらの販売をスタート。地元の人はもちろん、観光客からも人気の商品となっています。山口市近郊の方たちにも味わってもらいたいと、毎朝、本社工場から直送して販売しています。

現在、10種類を販売していますが、中でも人気商品ベスト3をご紹介します!
人気ナンバー3は、こちら。

- クリームチーズサンド 290円
クリームチーズをすり身で包んだフライで、濃厚で厚切りなクリームチーズとすり身との相性はピッタリ!

我が家のチーズ大好きな長男は、たっぷりのクリームチーズに興奮して食べておりました(笑)
ナンバー1とあまり差がないというほど人気なのが、ナンバー2のこちら。

- 大漁桜エビ 290円
表面にたっぷりまぶされた桜エビ!まさに、大漁です(笑)ひと口いただくと、口の中は桜エビの風味と旨みでいっぱいになります!しかも、すり身と合わせて旨みの塊といっても良いくらい、美味しい天ぷらでした。
そして、人気ナンバー1はこちら!

- いかとごぼうのかき揚げ天 240円
かき揚げの定番の組み合わせでもあるごぼうといか、そして、すり身との相性は間違いありませんよね。食感も楽しく、おつまみにもご飯のお供にもピッタリの一品です!
この他にも、子どもが好きそうなウズラの卵が入ったものや・・・

- たまごとチーズサンド 290円
県内産の海藻を使用したこんな天ぷらも。

- 旬の海藻天(青のり、もずく、イカ) 280円
お値段も200円台のものばかりで購入しやすく、ご飯やお酒のおつまみにピッタリ。ちなみに、我が家では、1枚ずつ購入したものを4等分してちょっとずついただきました。

母としては、お魚のすり身に加えて野菜なども入っているので、総菜とは言っても罪悪感が少なくなるような・・・(笑)プリプリの天ぷらは食べ応えもあり、子どもたちも大好きなので喜んで食べていました!いろんな具材があるので飽きることもなく、みんなでどれが一番好きか言いながら楽しく食卓を囲むこともできましたよ。
ちなみに、店内には、創作天ぷらの真空パックも販売しています。ショーケースに並ぶ総菜天ぷらとは内容が異なり、こちらは、お土産物や贈答品としてもオススメです。

さらに、店内には、村田蒲鉾店が手掛けるクラフトビールも販売しています。ぜひ、ご自宅で総菜天ぷらとのペアリングもお楽しみくださいね!

萩の食文化を伝えたい!
山口本店がオープンして約1か月。実は、同時期に、山口市内にもう1店舗オープンしています。

山口中市店(山口市中市町4-22)です。こちらも、松永かまぼこ店の跡地を活用しており、山口井筒屋からも徒歩2~3分の場所にあります。山口本店に比べると規模は小さいですが、蒲鉾などの定番商品に加えて、惣菜天ぷらも購入することができます。
山口市内に店舗を構えたことにより、これまで萩の総本店に通っていたお客様からも喜ばれていることに加えて、新規のお客様も増えたそうです。
地元・萩ではおなじみの焼き抜き蒲鉾の味わいをもっと多くの人達にも知ってほしいという思いから、なんと、今年(2025年)いっぱいは、商品をお買い上げのお客様へ「一萩王(小)」を一本プレゼントしています!!!

何とも嬉しいサービス!一度手に取ってもらい、その味を知ってもらうこと、そして、気軽に味わってもらうきっかけになればという思いも込められています。

今後は、萩の総本店で人気の串に刺したすり身を焼いて食べる「かま焼き体験」も山口本店で体験できるようにしたいとのことで、今後の展開も楽しみです。
萩発祥の伝統の製法を守りつつも、気軽に食べることができる惣菜天ぷらなど、新たな商品開発にも取り組んでいる村田蒲鉾店。年末年始の食卓にも彩りを添えてくれることも間違いなしです!ぜひ一度、その味わいを楽しんでみてください!
【村田蒲鉾店 年末年始の営業について】
12月31日(水) 午前9時~午後3時
1月1日(木)、2日(金) 休業
1月3日(土)~ 通常営業





