雑貨にホットチョコで楽しむ 「クリスマス市」に小さな灯りを 山口市「小さなクリスマスマーケット」
- お出かけ
- お買い物
「日本のクリスマスは山口から」。 室町時代、大内義隆がフランシスコ・サビエルの布教を許し、1552年に日本で初めてミサが行われたという歴史を持つ山口市。「日本のクリスマス発祥の地」として、山口市は12月は「クリスマス市」と名前を変え特別な1ヶ月を迎えます。
そんなクリスマス市を盛り上げようと、yabが今年立ち上げたイベント、それが「小さなクリスマスマーケット」です。

会場は県立美術館横の亀山公園

「小さなクリスマスマーケット」の舞台は、山口県立美術館のすぐ横に位置する亀山公園。山口市民にとってはお馴染みの散歩コースですが、この時期は夜になると表情が一変します。

かつて山口市にそびえ立っていた「旧サビエル記念聖堂」が光のオブジェとなって、辺り一帯を幻想的な光で包み込みます。
その美しいイルミネーションが設置された場所から歩いてすぐの場所に、「小さなクリスマスマーケット」が展開されています。

「亀山公園」と聞くと、山頂の公園や、パークロード沿いの「新亀山公園」の方を思い浮かべる方も多いと思うのでここは注意が必要です。道路沿いからは見えにくい場所にありますので、「旧サビエル記念聖堂」のイルミネーションを目指してお越しください。
この季節を盛り上げるアイテムずらり

「小さなクリスマスマーケット」という名前通り、出店しているのはわずかテント3テント分。本当に小さいんです。ですが3店舗といえども、クリスマスを満喫するためのアイテムはしっかり詰まってますのでご紹介します。
まずは、大人も子供も思わず瞳を輝かせてしまうようなクリスマス雑貨たち。70種類以上のアイテムをラインナップしています。

クリスマスといえばやはりスノードームは欠かせませんが、宝箱に入ったサンタさんやクマさん、車や汽車など大小さまざまなタイプ9種類を取りそろえています。

ひっくり返すと優しく雪が降り注ぐスノードームは間違いなく、クリスマスのムードを高めてくれますよ。
クリスマスツリーにぶらさげるオーナメントも種類豊富。北欧の妖精トムテや、ペアになった可愛らしい木のタイプ。

プラスチック製のシロクマや雪だるま、さまざまなスポーツに取り組むコミカルなサンタさんなどさまざま。ツリーに飾るだけでなく、窓辺に吊るすだけでお部屋がクリスマス仕様に。
そのほか、電池を入れて音と光を楽しめるランタンや、チョコレート菓子、スタンドのおもちゃなどバリエーションも豊富です。

自分へのちょっとしたご褒美に、あるいは大切な誰かを思い浮かべながら選ぶ時間は、この時期だけの特別な楽しみです。
クリスマスならではのドリンク。ホットチョコレートにグリューワインも

冬の夜の散策に欠かせないのが、温かい飲み物と甘いお菓子ですよね。
まず手に取ってほしいのが、とろけるような甘さの「ホットチョコレート」。そして、ヨーロッパのクリスマスマーケットには欠かせない、シナモンやクローブが香る「グリューワイン(ホットワイン)」。赤と白の両方が用意されているので、好みに合わせて選べるのが嬉しいポイントです。
特に「ホットチョコレート」は初日から大人気。子供も大好きな甘さのため、次々と買い求めていきます。

子どもだけじゃありません。日没後、亀山公園のイルミネーションをバックに、自分への甘いご褒美のチョコを飲みながらおしゃべりする大人の姿もみられましたよ。

楽しい会話のおともに甘く温かい一杯はいかがですか?
人気店のフードも見逃せない
お菓子は「『クリスマス市』を盛り上げたい!」と趣旨に賛同してくれた市内の人気店から商品を仕入れて販売しています。

ケーキやお菓子各種で人気を集める「カメリヤ」から、丁寧に作られた焼き菓子をはじめ、シュトーレンやクリスマスブック型のギフトボックスが登場。ちょっとしたお土産や、ホットチョコレートのお供にもぴったりです。
そして会場からほど近く、一の坂川沿いにある人気店「宝来屋」の生チョコを特別販売しています。
去年惜しまれつつも一度閉店しましたが、今年10月に復活を遂げたこのお菓子屋さんで人気だった「生チョコ」の味わいを一度体験してみませんか?口に入れた瞬間に溶け出す贅沢な味わいは、グリューワインとの相性も抜群かも。

そして明日23日から25日はキッチンカーもやってきますよ。
やってくるのは「BEARSkitchen」。会場ではフライドポテトやシュロス、ニューヨークチーズステーキバーガーなどを販売予定ですので、遊びに来てお腹も満たしてくださいね。

未来を照らす光。電気自動車「bZ4X」からの給電

会場内を歩いていると、スタイリッシュな車が展示されているのに気づくはずです。それはネッツトヨタ山口で販売する最新電気自動車「bZ4X」。
実は、この会場を彩るイルミネーションの一部は、この「bZ4X」から供給される電気で点灯しています。

車は単なる移動手段ではなく、街やイベントにエネルギーを届ける存在へ。最新技術が歴史ある山口のクリスマスを支えている様子は、どこか未来の風景のようでもあります。環境に配慮して生み出される優しい光を、ぜひ間近で感じてみてください。
クリスマスは山口市で楽しもう
昨日までの週末はお昼から営業していましたが、今日から最終日25日までは、亀山公園のイルミネーション点灯に合わせて午後5時からオープンします。

「今日は仕事が頑張れたな」という日の帰り道や、家族・友人とのディナーの前に、ふらりと寄ってみてください。冷たい夜風の中で飲むホットチョコレートやグリューワイン、目にも楽しい雑貨の数々は、一日の疲れをきっと優しく溶かしてくれるはずです。

12月25日までの期間限定。山口市が「クリスマス市」であるこの瞬間に、あなただけの小さくて温かな思い出を見つけに来ませんか?

また、25日には会場すぐ近くの山口市民会館で午後6時30分から毎年恒例となった「山口きずな音楽祭」が開催されます。

この音楽祭ではおなじみ「LE VELVETS」が今年も素敵な歌声を披露してくれますのでクリスマスの思い出に是非足を運んでみてください。そして、このコンサートの始まる前や終わった帰り道に「小さなクリスマスマーケット」があなたをお待ちしていますので、是非お立ち寄りください。
素敵なクリスマスを!






