山口市阿東徳佐の新拠点「LANDMARK.」から目が離せない!ランチや無料コワーキングスペースも。
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2023年4月、山口市阿東徳佐に誕生した複合拠点施設「LANDMARK.」。
国道9号線沿いにあり、特徴的な屋根に真っ白でおしゃれな外観は
「何のお店なんだろう?」と思わず立ち寄りたくなります。
実はここ、およそ50年にわたり地元の方々から愛されながら、
2022年に惜しまれつつ閉店した
阿東地域唯一のレストラン「蘭土(らんど)」がリニューアルオープンしたもの。
「蘭土」の経営者から事業を引き継いだ
地元農家の有志でつくる企業組合「アグリアートジャパン」が運営しています。
「LANDMARK.」という名前には
「『蘭土』の名前を残しつつ、阿東地域のランドマーク(目印)的存在にしていきたい」という思いが込められ、
建物もかつての「蘭土」の趣を残しながらリノベーションしたそう。
そんな複合拠点施設「LANDMARK.」には
山口県の美味しいが詰まった食事や便利なコワーキングスペースがあり、
これから目が離せない注目のスポットになっていましたよ。詳しくご紹介します!
あの有名ブランドのデザイナーも関わった⁉
阿東の豊かさ感じる店内は居心地◎
店内は白が基調で明るい雰囲気。
大きな窓からは阿東地域のシンボル・十種ヶ峰が見えます。
入って右側がレストラン、
左側は飲食も可能なコワーキングスペースになっています。
レストランにはペット連れOKなテラス席もありますよ!
店内、至る所に飾られている可愛らしいテキスタイルは、
あの世界的ブランド「マリメッコ」のデザイナー・大田舞さんによる
「LANDMARK.」のオリジナルデザインです。
阿東地域のりんごの赤、お米の白、
しだれ桜のピンクや大地の緑をイメージしているんですって。
地元の方が持ってきてくださるという季節のお花とともに、
空間を華やかに彩っていました♡
贅沢すぎる!山口県の美味しいがここに集結
「LANDMARK.」のレストランには地元の米や野菜、山口県内のブランド牛やフグなど
山口県の美味しいを存分に味わえるメニューが揃っています!
人気なのは「牛骨らーめん」
(こんなおしゃれな空間で牛骨ラーメンと意外に思った方もいらっしゃるかも!)
- 牛骨ラーメン(中) 800円
山口県産牛の骨から出汁をとるスペシャルブレンドスープはここでしか食べられません。
あとう和牛の牛脂、萩・見蘭牛と美祢・梶岡牛の牛骨を使った贅沢すぎるスープは
きらきら輝いて見るからにおいしそう…。
牛の香りが口いっぱいに広がるとともに、深い旨味が感じられます。
宇部・木嶋製麺所で作る麺や手作りのチャーシューとも相性抜群で、
あっという間に食べ終わってしまいました!!
さらに、「蘭土」時代の人気メニューを復刻したという「厳選ロースステーキ」は
ライスかパン、サラダ、スープ、コーヒーとセットで1日限定18食。
- 厳選ロースステーキ 2,500円
作り方や味付けはもちろん、大きなステーキをのせるお皿も、焼いているシェフも「蘭土」時代と同じというから驚きです。
テイクアウトができるメニューもあります。(もちろん店内でも食べられます。)
「フグかつバーガー(ポテト付き)」は
下関産のトラフグをサクサクのカツをふかふかのバンズでサンドした一品。
- フグかつバーガー(ポテト付き) 980円
トラフグの存在感がしっかりあって、タルタルソースが美味しさを引き立てています。
「特選 あとう和牛おにぎり」は
山口市阿東徳佐産のお米を使った大きくずっしりとしたおにぎりの中心に
具にするにはもったいないぐらいのゴロっとしたあとう和牛が。
- 特選 あとう和牛おにぎり 300円
お肉は甘めの味付けでご飯がすすみます♪
また、食後やおやつにはケーキセットもおすすめ。
この日は宇部・創作洋菓子のロイヤルの夏アップルパイ。
ドリンクは山口・CAPIME coffeeによるオリジナルブレンド
「LANDMARK.コーヒー」をはじめ、紅茶やジュースなどから選べます。
他にも、週替わりの1000円前後の定食や
山口県産のブランド牛のプレミアムステーキコースもあり、
盛りだくさんなメニューからその日の気分や予算に応じて選んでくださいね♪
便利な無料コワーキングスペースは地域活性化の拠点にも
リモートワークやワーケーションをする人々の増加に伴い、
需要が高まっているコワーキングスペース。
地元の方々から声もあり、「この辺りにはない面白いものを作りたい」と
「LANDMARK.」にコワーキングスペースを作ることにしたといいます。
Wi-Fiや電源もあり、レストランでテイクアウトしたドリンクや食事もいただける快適な環境。
ミーティング等ができるソファ席もありますよ。
今後はワークショップや講演会を行い文化を発信していくほか、
移住者支援や交流の場としても活用していく予定とのこと。
地域に合わせて変化を続けながら、
たくさんの人が集まり、新しいものが生まれていく。
阿東地域の活性化につながる新たな拠点になりそうです!
「蘭土」の第2章、「LANDMARK.」に注目!
半世紀愛され続けてきた「蘭土」の名前や味、思いは残しつつ、
阿東地域のこれからの未来に向け、
新たなスタートを切った「LANDMARK.」。
ぜひ、足を運んでみてくださいね♪