萩の人気ベーカリーとフレンチシェフが夢の共演!彩り豊かな長萩和牛バーガーを味わう 萩市「en_PELORI」
- グルメ
萩市中心部・札場前交差点のすぐそばに、ナチュールバーガー専門店がオープンしました。
地元ベーカリーが作るパンと、フレンチの名店シェフがレシピを考案した、彩り豊かなハンバーガーコースを味わってみませんか?
地元の旬をお皿に閉じ込めた“ナチュールバーガー”

歴史ある萩の中心部、札場前交差点の角に2025年12月15日に誕生した「en_PELORI」(山口県萩市唐樋町9)。
萩の人気ベーカリー「yuQuri」のオーナーが開いたハンバーガー専門店です。
駐車場は「en_PELORI」の裏手、一本細い道を挟んだ駐車場の18番、19番の2台分です。

ハンバーガーと聞くとファストフードのイメージが強いですが、「en_PELORI」のハンバーガーは、地元の旬をゆっくりと味わうコース仕立ての一品。
オーナーは「袋詰めのパンではなく、いちばん美味しい焼きたての温かい状態で食べてほしい」という想いから、ハンバーガー屋の構想に至ったそうです。

レシピ開発は、山口市にある「mitsuwa」に依頼。「畑のガストロノミー」を掲げ、自家製の新鮮野菜をふんだんに使用したコース料理を提供するフレンチの名店です。
こうして、パン職人の焼くバンズと、フレンチの技が融合した一皿が生まれました。
前菜から一品ずつ味わう、地元の味をぎゅっと詰め込んだ贅沢なハンバーガーコースとなっています。
「en_PELORI」という言葉には、「土地の呼吸をペロリと味わって欲しい」という想いが込められているそうですよ。
長萩和牛の旨味がぎゅ~っと詰まった!絶品チーズバーガー
今回、私は看板商品である『チーズバーガー』(3,500円)のコースを注文しました。
オーダーを済ませると、ハンバーガーをいただく前に前菜が2品運ばれてきます。

- 〆鯖と根菜のサラダ仕立て 自家製スモークリコッタチーズとサワークリーム
萩沖で獲れた新鮮なサバをお店で〆サバにし、店内でスモークした自家製リコッタチーズを合わせているそうです。
口に運ぶと、〆サバの程よい酸味とスモークチーズの香り、そして爽やかな角切りリンゴが絶妙にマッチします!

シャキシャキとした根菜の食感も楽しく、これから始まるコースへの期待が一気に高まります。
しばらくすると、次の前菜が運ばれてきました。

- 温野菜と青のりのゼッポリーニアンチョビソース
揚げたての温野菜に、萩特産の青のりを練り込んだゼッポリーニ(揚げパンのようなもの)。
野菜の多くは、生産者さんから直接仕入れた新鮮なものを使用しています。

磯の香りがふわっと広がり、素材そのものの味わいをアンチョビの塩気が引き立ててくれます。
隠し味にレモンで味付けをしたセロリが本当に絶品で、食べてしまうのがもったいないような味わいでした。
そして、お待ちかねのメインディッシュが登場です!

- チーズバーガー 3,500円(前菜2品込み)
まず目を奪われるのは、その圧倒的なお肉の存在感。
パティには地元のブランド牛・長萩和牛を100%使用しており、つなぎは一切使用していません。

一口かじると、まるでステーキを食べているかのような肉肉しさが口いっぱいに広がります!
合わせるソースは、マデラ酒を煮詰めて作った特製のシャリアピンソース。
芳醇な香りとコクが、和牛の脂の甘みを最大限に引き出しています。
さらに感動したのが具材とバンズの一体感。
実はこのバンズ、それぞれのバーガーの具材に合わせて焼き上げているのだそう。
<画像提供=en_PELORI>バンズは仕上げに鉄板で焼き直すため、外はカリッと香ばしく中はふんわりと肉汁を受け止める…まさに計算し尽くされたバランスが楽しめます。
「パン屋だからこそできる、いちばん美味しい状態で食べてほしい」というオーナーの言葉が伝わってくる一皿でした。
「en_PELORI」が目指す『ニューノルディック』な食体験
「ナチュールバーガー」というスタイルは、デンマークのハンバーガー屋「POPL(ポプル)」につよく影響を受けたのだとか。

「POPL」のハンバーガーは、ニューノルディック・キュイジーヌ(北欧の新しい食文化)の精神である「地元の食材でその土地の旬を表現する」ことを大切にしています。
オーナーは、その姿勢に深く共感し「萩の食材を使ってこの土地ならではのバーガーを作りたい」と考え、「en_PELORI」を立ち上げたそうです。

「パンを買うだけでも」yuQuriのパンも販売中
2026年1月現在、ベーカリー「yuQuri」は休業中ですが「en_PELORI」の店内では一部パンの販売も行っています。
「ハンバーガーのコースだけでなく、パンを買うだけでも気軽にお立ち寄りください」とのことでした。

かつて札場があり、萩往還の起点でもあった札場前交差点。「en_PELORI」がまた新しい人の交差点になろうとしています。





