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欧風カレーがうどんに出会って新たな進化を 宇部市「サンハウス」

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宇部駅前にある「サンハウス」。

厚南エリアで長年親しまれてきた味を復活させたいという想いから始まったこの店は、今や駅周辺を代表するカレー店のひとつとして親しまれています。

懐かしさを知る世代にとっては「あの味にまた会えた」と思える場所であり、若い世代にとっては“初めてなのにどこか落ち着く味”に出会える店。そんな独特の立ち位置を築いてきました。

その「サンハウス」が、このたび新しいメニューをスタート。登場したのが「カレーうどん」です。

 欧風カレーをどう“うどん”にするのか

  • カレーうどん定食 1,000円

運ばれてきた一杯を見て、まず感じるのは違和感のなさ。

いわゆる蕎麦屋のカレーうどんとは違い、ベースにあるのはあくまで「サンハウス」自慢の欧風カレーです。

スパイスの香りはしっかりと感じられるのに、口当たりはやわらかく、どこか丸みがある。辛さを前面に出すというより、コクで引き込むタイプ。その“らしさ”を残したまま、うどんに合う絶妙なとろみへと調整されています。

ひと口すすると、まずカレーの深みが広がり、その後からうどんのもっちりとした食感が追いかけてきます。出汁を前面に出すタイプではなく、あくまでカレーが主役。その潔さが、この一杯の個性になっています。

何度も試作を重ねたというのも納得の完成度。

単なる派生メニューではなく、「欧風カレーを別の形で楽しんでもらう」という意図が、しっかり伝わってきます。

チーズとご飯で完成する三段階の楽しみ

このカレーうどんの魅力は、途中からさらに広がります。

セットで付いてくるチーズを加えると、味わいが一気に変化。スパイスの角が取れ、よりコクのあるまろやかな印象になります。チーズのミルキーさがカレーに溶け込み、奥行きが増していく感覚は一度試す価値ありです。

そして、うどんを食べ終えた後に待っているのが“ご飯投入”。

残ったルーにご飯を合わせると、カレーライスとはまた違う一体感が生まれます。どちらかといえばカレー雑炊に近い感覚で、最後まで飽きることなく楽しめる構成です。

一杯で味の変化を楽しめる設計は、ファンの多いサンハウスらしい工夫だと感じました。なお現在は食数限定とのことで、気になる方は訪れた際にはぜひ確認してみてください。

レギュラー化したチキン南蛮の存在感

この一年でメニューにも変化がありました。

以前は月替わりだったチキン南蛮が、人気を受けてレギュラー入り。

  • チキン南蛮定食(カレー付き) 1,500円

特製南蛮ダレはやや酸味を効かせたさっぱり系。そこにタルタルソースのコクが重なり、ジューシーなから揚げの旨味を引き立てます。ボリュームもしっかりあり、満足感の高い一皿です。

もちろんカレーを付けることも可能。欧風カレーとチキン南蛮の組み合わせは、しっかり食べたい日にぴったりの選択肢です。

  • レディースセット 1,500円

一方で、軽めに楽しみたい方向けの「レディースセット」も用意されています。ご飯は控えめながら、おかずは充実。しかもカレールーを無料で付けられるというのが嬉しいところ。名前にとらわれず男性でも注文できるので、量の調整をしたい方にはちょうどいい選択肢です。

懐かしさと進化を両立する店

「サンハウス」の魅力は、「変えない味」と「変わり続ける姿勢」を同時に持っていること。

厚南のソウルフードとしての欧風カレーは守りながらも、こうして新しい挑戦を続けていく。その姿勢こそが、幅広い世代に支持される理由なのかもしれません。

今回のカレーうどんも、その流れのひとつ。

定番の味を知っている人ほど、この変化を面白く感じるはずです。

以前訪れたことがある方も、まだ足を運んだことがない方も。

宇部駅前にお越しの際はぜひ一度、この新しい一杯を味わってみてください。

あの欧風カレーは、まだ進化を続けています。

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