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この街とともに未来を編みたい 周南市「amillcoffee」

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周南市の新南陽エリア。

シンボルでもあるオランダ風車がある永源山公園の麓に

2021年、夫婦で営むコーヒー屋「amillcoffee(アミルコーヒー)」がオープンしました。

開店から2年、地域に愛されるこのお店の魅力をたっぷり紹介します!

 

夫婦で切り盛りする自家焙煎のコーヒー店

 

お店があるのはJR新南陽駅から北方向に伸びる「ゆめ風車通り」の県道沿い。

車でお越しの方は、「まどころ商店街駐車場」(無料)で停め、1分ほど歩けば

自家焙煎コーヒー店「amillcoffee」 に到着です。

 

店に入ると迎えてくれたのが酒井直樹さんとアンナさんご夫婦。

2021年にオープンして以来お二人で店を切り盛りしています。

 

白い壁とカウンターが印象的な店内、

直樹さんが焙煎を、アンナさんが接客とコーヒーの抽出を担当しています。

 

カウンターにはお店で取り扱うブレンドとシングルオリジンの豆6〜7種類のサンプルがガラスケースに並べられていて、蓋を開けて香りを比べてみることができるようになっています。

豆は基本的に南米・中米・アフリカなどの高品質な「スペシャルティ」グレードのものがセレクトされていて、中煎り~深煎りのものが中心だそうです。

コーヒーはドリンク(店内・テイクアウトいずれか)、もしくは豆の持ち帰りかになっていて、持ち帰りの場合は100gから販売し、豆のままか粉にひくかを選ぶことができます。

ちなみに、豆を200g以上購入した場合にはドリンク1杯がサービスとなっていますよ。

そのほか、夏限定で水出しコーヒーパックや、オフィスなどでも気軽に飲めるドリップバッグも販売しています。

 

東京で磨いた全国屈指の技術

直樹さんは下松市出身。

東京でコーヒーなどを取り扱う食品卸会社に就職した後、東京・武蔵小山にある自家焙煎のコーヒー店「アマメリア・エスプレッソ」で7年間バリスタとして勤務。

そのコーヒー店で同じくバリスタをつとめていたアンナさんと出会いました。

 

この店で2人はコーヒーに関する確かな技術をそれぞれ磨きます。

直樹さんは「カッピング」と呼ばれる、コーヒーの味を評価・鑑定する「味覚」の大会

「ワタルカップテイスターズ」に2015、2018、2019年に出場し3度の優勝。

一方アンナさんは、2016年にコーヒーの抽出技術を競う全国大会「ジャパンブリュワーズカップ」にて

5位という好成績を収めます。

まさに全国屈指の技術をもったご夫婦のコーヒー、さっそくいただいてみましょう。

 

豆の持つ味を引き出したコーヒー

 

最初に注文したのは「amillBLEND」。

精製の違うブラジルのブレンドです。

湯量とドリップ時間を同時に計測できるスケールにドリップセットを乗せ

アンナさんが丁寧に一杯一杯淹れてくれると、店内にはコーヒーのいい香りが。

  • amillBLEND  HOT/ICE 500円

 

「amillBLEND」はどっしりした濃厚さは感じつつも

程よい甘さはきちんとありバランスの取れた味わい。

時間やシチュエーションを問わず楽しめそうなコーヒーです。

 

続いて注文したのは、夏限定のおすすめメニュー「コールドブリュートニック」。

  • コールドブリュートニック 560円

 

エチオピアの豆を水出ししトニックウォーターで割ったもので、

エチオピアならではの柑橘系の味わいを感じながら、炭酸でさっぱりといただくことができます。

 

ちなみに提供された時には、上の部分にコーヒー、底にはトニックと層になっているので、

最初は上の部分だけ飲んでコーヒーそのものの味を感じた後、ストローでかき混ぜて飲むと

炭酸と合わさった時のまた少し違う味わいを楽しむこともできますよ。

 

地域への想いを込めて選んだ焙煎機

お店で使われる焙煎機は、今年の2月に導入したオランダ「GIESEN(ギーセン)」社製の6kg釜。

熱風やドラムの回転数を調整することができるのが特徴で、風味や甘み・酸味をバランスよく表現でき

心地よく伸びやかなアフターテイスト(余韻)を引き出すことができるようになったそうです。

ただ、ギーセンの焙煎機を選んだ理由はそれだけではない、と直樹さんは教えてくれました。

「新南陽といえばオランダの風車。だったらこの街でコーヒー屋を開くなら、使用する焙煎機もオランダ製がいい。」

その言葉からは、この街と共に歩んでいきたいという店の想いを感じることができました。

 

地域とともに未来を編んでゆく

 

結婚後、2020年に直樹さんの地元山口県に戻り、一年近くかけてお店を開く場所を探した二人。

条件は、「人が行き交い、地域に溶け込めるような場所」。

20件ほど見て回った後この新南陽の空き店舗に出会い「ここだ」と即決したのだとか。

店の周辺には個人が営む精肉店や美容院に加えて、郵便局などがあり、

ここで暮らす人の生活にしっかりと根差した立地が気に入ったそうです。

 

その店に名付けられた「amillcoffee」。

「編む」と「will(未来)」を掛け合わせた造語で、家族・地域・生産地の未来を紡ぎ、編み上げていきたいという想いが込められているそうです。

確かな技術と地域への想いが溶け込んだコーヒー。

その一杯を楽しみに「amillcoffee」にふらりと立ち寄ってみませんか?

 

 

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