世代を超えて愛される「ねずみくん」の世界へ!周南市「ねずみくんのチョッキ展」
- お出かけ
「ねずみくんのチョッキ」という絵本をご存知ですか。そう、あの赤いチョッキを着た小さなねずみくんのお話です。わたし自身も子どもの頃に読んだ記憶があり、今では娘たちと一緒に絵本を楽しむことも。
そんな親子で大好きな「ねずみくん」に会える展覧会が周南市で開催されていると知り、さっそく娘たちとお出かけしてきました。
「誕生50周年 ねずみくんのチョッキ展」が開催されているのは「周南市美術博物館」

「誕生50周年 ねずみくんのチョッキ展」が開催されているのは「周南市美術博物館」(山口県周南市花畠町10-16)です。周南市文化会館の向かいで、国道沿いに大きな垂れ幕がありますので、目印にしてくださいね。


- 観覧料 一般 1,400円、大学生 1,100円、18歳以下無料
「ねずみくんのチョッキ」は、1974年に刊行された絵本です。
作家・なかえよしをさんと画家・上野紀子さん夫妻によって生み出され、2024年には誕生50周年を迎えました。

50年以上にわたって愛され続け、現在ではシリーズ44冊、累計500万部を超える人気絵本シリーズとなっています。
小さなねずみくんを主人公に、シンプルな文章と鉛筆で描かれたモノクロの世界、そしてたっぷりとした「余白」が特徴です。
会場に入ると、ねずみくんとねみちゃんがお出迎え
会場に入ると、お出迎えしてくれたのは、おなじみのねずみくんとねみちゃんの立体オブジェ
「かわいい!」と娘たちも駆け寄り、一緒に記念撮影を楽しみました。

この展覧会、特に見どころなのが、絵本の原画やスケッチです。
最新作を含むシリーズ全作品から、選りすぐりの名場面が、貴重な原画やスケッチで展示されています。
会場内、原画の撮影はNGとなっていますが、今回は特別な許可をいただき撮影させていただきました。

普段、絵本を読むときは完成したページを何気なく眺めていますが、原画を実際に見てみると、鉛筆の細かな線や濃淡、紙の質感まで伝わってきます。
「こんなふうに描かれていたんだ!」と、新しい発見がたくさんありました。娘たちも知っている場面を見つけると、「これ知ってる!」とうれしそうに教えてくれました。

絵本ではあっという間に読み終わってしまう場面も、原画をじっくり眺めながら見ると、また違った楽しみ方ができます。
44作品がずらり。親子で楽しめる展示も
会場の一部ではスマートフォンなどでの撮影も可能。
入り口のねずみくんとねみちゃんの立体オブジェをはじめ、フォトスポットもあり、親子でのおでかけ記念にもぴったりです。
44作品すべてが年代順に展示されているコーナーでは、自分や子どもの生まれ年の絵本を探してみるのも楽しそうですね。

展示を見るだけではなく、参加型の楽しみも用意されています。
表紙のコラージュ体験や、ねずみくんへお手紙を書くコーナーなど、子どもたちが実際に手を動かして楽しめる仕掛けも。

会場入り口にこんなメッセージもあるので、ちいさなお子さんはねずみくんたちを探しながら会場を回るのもよさそうですね。

スタンプを集めて完成する、オリジナル絵本にも注目
さらに、会場内を巡って、かくれんぼしている動物たちを探してスタンプを集めると、展覧会オリジナル絵本「ねずみくん もういいかい」が完成するスタンプ絵本もあります。

- スタンプ絵本 660円

「展示を見るだけだと子どもが飽きてしまうかも」という心配が少なく、親子で一緒に楽しめる工夫があるのはうれしいですね。
“ジョッキ”でクリームソーダはいかが?
また、併設された「カフェテラス まど」では、開催期間中「ねずみくんのチョッキ」ならぬ「ねずみくんのジョッキ」でクリームソーダをいただけます。

- クリームソーダ 600円
「ジョッキ」と「チョッキ」をかけた粋な一品に思わずクスリ。ジョッキはグッズコーナーで販売もされていますので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!
ねずみくんの「余白」に、あらためて触れられる展覧会

「余白」を大切にしている「ねずみくんのチョッキ」。
会場を回り終えたあと、「もう一度ねずみくんの絵本が読みたいな」と思いました。
余白があるから、想像ができる。
思いやることもできる。
子どもの頃には気づけなかった、ねずみくんやねみちゃんたちのメッセージに、今なら気づける気がします。そして、そのことを子どもたちにも伝えたいと思いました。
ねずみくんは体が小さくても、優しい心を持った主人公です。そんなねずみくんの物語には、思いやりや友情、身近にある幸せなど、子どもだけでなく大人の心にも響くものがあります。

赤いチョッキを着た小さなねずみくんが、長い年月をかけてたくさんの人に愛されてきた理由を、実際にその世界に触れながら感じることができる「ねずみくんのチョッキ展」。
親子で絵本の思い出を振り返るのもよし、新しいお気に入りの一冊を見つけるのもよし。周南方面へお出かけの際は、親子で是非足を運んでかわいくて温かな世界を楽しんでみてくださいね。






