手ぶらでアウトドア!山口市「スゼンジハウスオープンエア」
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いよいよ夏本番!
この夏にキャンプやバーベキューを計画されている方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は、なんと「手ぶら」で気軽にアウトドアが楽しめるキャンプ場をご紹介します!
こんなところにキャンプ場!?
そんなキャンプ場があるのは、山口市鋳銭司。
山口南インターチェンジから車で約3分の場所です。
山口県セミナーパーク近くの陶ヶ岳を望む駐車スペースから・・・
民家脇の小道を少し奥に進んでいくと見えてきます。
こちらが、「スゼンジハウスオープンエア」。
区画はなく、自由にアウトドアを楽しむことができる小さなキャンプ場です。
まわりは緑に囲まれ、虫の声や鳥のさえずりが聞こえる静かな環境。
道路に看板が出ていないため、迷ってしまうお客さんも少なくはないそうですが、
それでも、シーズン中には県内外から多くのキャンパーたちが訪れ、予約でいっぱいになることも多い人気のキャンプ場です。
初心者から上級者まで楽しめるサイト
建物の目の前にあるスペースが「庭サイト」。
4人用のテントであれば、3~4張りは設営できる広さです。
トイレにも近くて便利が良いので、家族連れやグループでの利用客に人気のサイトです。
大自然の中でアウトドアを楽しみたいというキャンパーには、「森サイト」がオススメ。
写真の白い門をくぐった先には、4人用のテントが2~3張りは設営できるサイトがあります。
整備したわけでなく、自然のままの状態を活かしているそうで、さらに山の奥へと進むとアリの巣のように小さなスペースが何カ所かあるとのこと。
上級者向けの「ブッシュクラフト」も楽しめることから、ソロキャンパーに人気のサイトです。
ただ、今回、大雨の後の取材だったため、ぬかるんでいて入ることができず・・・。
ぜひ、スゼンジハウスを訪れて、森サイトの大自然を直にご確認ください!
手ぶらで楽しめる充実の設備
こちらでは、何といっても「手ぶら」でキャンプが楽しめるのが魅力!
テントはもちろん、テーブルやチェア、ランタン、シュラフなどキャンプに必要な道具一式をレンタルすることができるんです。
キャンプをしたくても道具がないという方も、重たくてかさばるキャンプ道具を持って行きたくないという時でも大丈夫!
気軽にキャンプを楽しむことができるので、女性の利用客も多いそう。
管理人も常駐していて、いろいろと手助けもしてくれるので、初心者の方でも安心してキャンプが楽しめます。
ちなみに、大人3人のグループで、写真の4人用テントに加えて、テーブル、チェア、ランタン、シュラフ、カトラリー類一式をレンタルして宿泊をした場合、1人あたり6,600円となります。
キャンプは道具一式を買い揃えようと思うと、結構な額になってしまうのが痛いところ。
お試し気分で気軽にレンタルできるのは魅力的ですね!
料金について、詳しくは、記事の最後をご覧くださいね。
写真提供:スゼンジハウス
もう一つ「手ぶら」で楽しめるのが、バーベキュー!
コンロや食材の準備はもちろん、火起こしから食べ終わったあとの炭の処理まで全てお任せ!
セットには、牛肉、豚肉、牛タン、ウインナー、焼きそば、メスティンで炊いたごはんなどがあり、ボリュームも満点。
焼肉のたれや割り箸を忘れた・・・なんて心配もなく、自家製焼き肉のたれやカトラリー類もちゃんと用意されています。
写真提供:スゼンジハウス
事前に予約さえすれば、あとはスゼンジハウスに行って、肉を焼いて、食べて、飲んで、と家族や仲間と楽しい時間を過ごすことができるんです!
その手軽さから、最近では、歓送迎会や打ち上げなどで利用するお客さんも多いとのことで、シーズン中は早めの予約がオススメです!
この他にも、今流行りのテントサウナも!
サウナで汗を流したら、すぐそばにある地下水を利用したプールへ。
もちろん、自然の中で外気浴を楽しめる「ととのい」イスもありますよ。
「サ活」のイベントも開催していて、サウナーさんはもちろん、初心者の方も気軽にサウナとキャンプを楽しめるのも好評だそうです。
フードコートもあり!至れり尽くせりのキャンプ場を
スゼンジハウスでは、食材を持ち込んで自分で調理する必要もないんです!
管理人が常駐する建物内にフードコートが併設されているんですよ。
もちろん、フードコートのみの利用もOK!
こちらは、一番人気の「半端ない!みそらーめん」。
手づくりのスープは味噌の味がとっても優しい!
野菜もたっぷり入っていて、味もボリュームもまさに「半端ない」ラーメンでした。
みそラーメンを食べたご近所の方は、しばらくの間、キャンプ場ではなくラーメン屋さんだと思ってたとのこと。
それだけ美味しかったんでしょうね♪
「たぶん世界一うまいポテト」は、厚切りのポテトをバターと塩こしょうで味付け。
たぶんと言わずとも良いほどのおいしさ!
それもそのはず。
今の時期は、管理人さんが知り合いの方の畑で育てた新じゃがを使用しているとのこと。
じゃがいも自体の味が濃く、甘みもあっておいしかったー!
ぜひ、一度味わってみてください。
この他にも、キャンプ場ならではのメニューも。
メスティンで作る「ポップコーン」。
後日、家族でお邪魔したのですが、子どもと一緒にバーナーで加熱していたら、しばらくするとポップコーンが弾けてきて大騒ぎ!
弾け飛ぶポップコーンに子どもたちも大喜びでした!
ご家族や仲間で一緒にやったら盛り上がること間違いなし!の一品です。
キャンプだけでなく、ご家庭でもなじみ深いスキレット料理もあります。
バーベキューやキャンプの定番スイーツ「スモア」です。
トロトロのマシュマロとチョコレートをサクサクのクラッカーと一緒にいただくなんて、なんとも魅惑的な組み合わせ。
焚火ではなくスキレットで焼いても、やっぱりおいしいものはおいしいですね。
そして、なんと、キャンプ場でパフェも食べられます!
その名も「スゼンジパフェ」。
定番のチョコバナナに加えて、夏季限定で「爽やかレモン」も登場しています。
自家製レモンのシロップ漬けを使用したパフェは、すっきり爽やかな甘さ。
これからの暑い時期にはぴったりのスイーツです。
癒やしのキャンプ場
手ぶらでキャンプやバーベキューができるうえ、お食事やスイーツも充実しているスゼンジハウス。
代表を務めるのは、経営者のおひとりで下関市出身の森岡梨絵さん。
親しみやすい柔らかな笑顔でキャンパーたちを迎えてくれます。
そして、愛らしい表情でキャンパーたちをとりこにする看板犬まんまるくんも大人気。
人懐こくて、まんまるくんに会いに来る方もいるほど、ファンが多いんですよ。
元々は、人が集うイベントハウスとして活用しようと思っていたスゼンジハウス。
オープンしたのは2021年8月とコロナ渦の真っ只中。
それでも、人と人が交流できる、この大自然を活かしたキャンプ場をオープンしました。
特に目立った宣伝は行わなかったものの、SNSを中心に口コミで広がり、現在では、県内外からキャンパーが訪れる場所となりました。
たくさんの人が交流できる場になればと、「BBQ恋活パーティー」や焚火を楽しむイベントなども定期的に開催しています。
また、地域のお菓子屋さんと共同で子ども向けのハロウィンイベントを開催し、地元の人たちとの交流も積極的に行っています。
応援してくれる地元の方も多く、ふらっと訪れてはコーヒーやお酒を飲みに来たり、食事をしたりする方も多いそう。
(山口市内にあるニシダコーヒーさんが焙煎したスゼンジハウスオリジナルのブレンドコーヒー。焚火をイメージしていて、香ばしくも後味スッキリ。外で飲みたくなりますよ。)
毎週のようにキャンプを楽しみにくる方や「住みたい」とまで言うお客さんもいるそうで、アットホームな雰囲気が人気の理由でもあるようです。
森岡さんは、スゼンジハウスが、誰もが気軽に訪れる「第三の居場所」になってくれたらと話していました。
写真提供:スゼンジハウス
自然豊かな環境で、穏やかに時間が流れるキャンプ場「スゼンジハウス オープンエア」。
ぜひ、一度訪れてみてはいかかでしょうか。
【スゼンジハウスオープンエア料金】
宿泊 おとな 2,200円/1人、中学生以下無料
デイキャンプ おとな 1,100円/1人、中学生以下無料
〇レンタル料金
テント 6,600円/4人用(料金は異なるが、8人用、ソロ用あり)
テーブル、チェア、ランタン、シュラフ、カトラリー一式 2,200円/1人
※その他レンタルについては、ギャラリー内の写真も参考にしてください。
※テントサウナのレンタルも行っています。料金などについては、お問い合わせください。
〇手ぶらバーベキュー
おとな 3,300円/1人
こども(小学生) 2,200円/1人
※このほか、デイキャンプバーベキュープランなどもあります。
その他、各種イベントの料金はInstagramでご確認ください。
〇食事メニューや料金、キャンプ道具のレンタルについては、ギャラリーの写真にも掲載しています。