薬剤師がつくる こだわりのドリンク
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「見ても良し 飲んでも良し」のお茶
色とりどりの具材が浮かび
思わず写真を撮りたくなる 華やかなお茶。
あたりには 優しい香りが漂います。
「八宝茶」と呼ばれる中国のお茶です。
なつめやクコの実、高麗人参など
約10種類もの具材で出来ていて、
氷砂糖も入っているため、
時間の経過とともに、
お茶にすっきりした柔らかな甘みが加わります。
最後は
ドライフルーツなどを食べて楽しむこともできます。
薬剤師がつくった八宝茶
この八宝茶をつくったのは、
薬剤師の福田祥子さん。
防府市出身で大学・大学院で
薬学全般や漢方について勉強した後、
県外の製薬会社に勤め、Uターン。
病院の薬剤師を経験した後、
母が営む調剤薬局「いくも薬局」で
薬剤師として働いています。
業務の傍ら八宝茶の開発を進め約1年、
2019年に商品化にこぎつけました。
元々ものづくりに興味があり、
「学んできた漢方の知識を生かした
商品開発がしたい」
という気持ちがあったという福田さん。
開発のきっかけはご自身の病気でした。
「2018年に乳がんが発覚して…
幸い早期に分かって手術して
再発することもなかったのですが、
やりたいことをやらなきゃ
という思いが強くなって。」
薬剤師だからできることで、
昔から興味のあった
ものづくりをしたいと思い、
以前、叔母から教わった
八宝茶をつくる決断をしました。
こだわり抜いたドリンク
原材料は何でも良いわけではなく、
薬剤師の知識を活かし
原産国や成分などをチェックして、
安心安全なものを選別します。
配合バランスも何度も調整して、
納得のいく味を追求しました。
八宝茶は、
スタッフが１つ１つ手作業で丁寧に作ります。
見栄えも良くなるよう、
具材の入れ方にもこだわります。
このほかにも、クラフトコーラや黒豆茶など、
こだわりのドリンクを開発し、
防府市内のいくも薬局の店舗や
ネットショッピングサイト等で
販売しています。
おすすめの飲み方
八宝茶は「気分を上げたい時」や
「ほっこりしたい時」
「もうちょっと頑張りたい時」等に
飲んでほしいと話します。
おいしい飲み方のポイントは
「蓋をしてきちんと蒸らすこと」。
お湯の熱や香りも逃げないように、
しっかり蓋をすることが大切だそうです。
クラフトコーラは、
和漢素材や黒糖といった素材のほか、
防府のみかんや長門ゆずきちといった
地元食材も加えた自然派コーラだと言います。
お湯で割って飲む
ホットコーラもおすすめですし、
お酒との相性も抜群だそうで
幅広い飲み方で楽しめます。
キャンプなどアウトドアシーンでも
飲んでほしいとのことです。
癒しが欲しい時、
気分を変えたい時、
もうちょっと頑張りたい時。
日々のあなたのご褒美に、
こだわりのドリンクを飲んでみては？
※2023年3月現在の情報です。
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