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伝統と革新!自慢したくなる特別なパン屋さん 周南市「Le Grand Ballon」

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Le Grand Ballon(ル グランバロン)は2020年、周南市にオープンした人気のパン屋さん。

オーナーはフランスのBio(オーガニックや有機)のパン屋で修業したという本格派。

 

“こころと身体に優しいパン”を毎日の生活の中に取り入れてほしい。

職人であるオーナーのこだわりがつまったパンはどれも絶品。パン好き必見のお店です。

場所は国道2号線沿い。ジョリーパスタ周南店と同じ敷地内にあります。

ジョリーパスタと共用の駐車場に車を停めて階段をあがっていくと、パンの焼ける良い香りがただよってきます。

パンの特徴

フランスのBioパン店で修業をしたオーナーが作るパンは、「粉」から素材にこだわっています。

余分なものを入れず、ひとつひとつ手作業で丁寧に焼き上げられたパンは唯一無二の美味しさです。

 

店頭には常時30種類以上のパンが並びます。パンのラインナップは大きく分けて3種類です。

  • 食事系のパン
  • 甘いおやつパン
  • おつまみ系のパン

どれも美味しいのですが、今回はお店の人に聞いたおすすめ・人気商品を中心に、順番に紹介していきます。

 

◆ 食事系のパン

食事系のパンは基本的に右側のショーケースの中にあります。

パン・ド・ミ ブリオッシュ(647円)
バターのたっぷり入った食パン。ほのかな甘みが美味しいです!

 

ビキング(655円)
雑穀がたくさん入った酸味のあるドイツパン。

たくさん買っていた常連さんのような男性にお話を聞くと、

薄くスライスしてツナや野菜を乗せてたべるのがおすすめだそう!

 

パン・ド・ミ・キャレ (553円)
1番人気の食パン。驚くほどやわらかく、バターと小麦の香りが広がります。
もちもちしっとり食感がやみつきになります!

全粒粉クロワッサン (313円)
クロワッサンは正面のショーケースの中にあります。

福岡県産ミナミノカオリの全粒粉を使っていて、サクサクで香ばしくて美味しいです!

 ◆ 甘いおやつ系

甘いおやつ系は正面のケースの中にあります。

ミニ・クグロフ(226円~)

フランス伝統の菓子パンのミニバージョンです。ミニ・クグロフの種類は3つ。

  • プレーン
  • ショコラ
  • セザム(ごま)

あんぱんをイメージして作られたというセザムの中には、ゴマペーストと甘く煮た丹波の黒豆が入っていました。ゴマも抹茶も香り高く上品な甘さで美味しかったです!

シナモンロール(340円)
シナモンが苦手な人でも食べられると話題のスイーツパン。
お店の販売スタッフさんと常連のお客さんのおすすめです。
甘すぎず、すっきりとした美味しさでした!

バタークリームチーズサンド(386円)
北海道産のバターとクリームチーズを使ったミルキーなチーズクリームがたっぷり入っています。中毒性のあるおいしさです!

バタークリームチーズサンドはレジの下の冷蔵庫の中にあります。
午前中で売り切れるという人気商品なので、見かけたらラッキーです。

 

 ◆ おつまみ系

おつまみ系のパンは正面ショーケースの奥側にあります。

粗挽きポークウィンナー(税込352円)はウインナーが香ばしくて美味しい!子どものおやつやお酒のおつまみにもよさそうです。

 

おいしさの秘密

「これ食べてみて、めちゃくちゃ美味しいから!」

Le Grand Ballonのパンを私が初めて食べたのはパン好きの友人からおすすめされたのがきっかけです。初めて食べる食感とあまりの美味しさに驚きました。

オープン以来その美味しさは口コミで広がり、わざわざ県外から買いに来るという人もいるほど。

美味しさの秘訣についてパン職人であるオーナーに伺いました。

≪美味しさのポイント≫

  • オーガニックや身体によい素材にこだわり、余分なものは入れない
  • 「高加水・低温長時間発酵」と既存のやり方にとらわれず独自の作り方を研究
  • ドイツ製のオーブンでしっとりジューシーなパンに焼き上げ

 

美味しさの秘訣は素材・研究・行程にあります。

 

 ◆ 素材

  • 山口県産せときららを中心に国産小麦100%使用
  • バター100%のみ。マーガリン、ショートニングは不使用
  • パン生地は無添加、材料はオーガニック素材など添加物の少ないものを使用

添加物をなるべく使わず、素材にこだわっているので子どもでも安心して食べられます。

 

 ◆ オリジナルな製法

Le Grand Ballonのパンは高加水・低温長時間発酵というフランスのパン作りの技法を取り入れ、イーストを極限まで少なくしています。

添加物が少ない分、小麦の香りや甘味を最大限に引き出しみずみずしくしっとりとした食感に。

パンの水分量を逃がさないように研究開発を重ねていくうちに、従来の作り方では考えられないような製法にいきついたそうです。

ドイツ製の“WACHTEL(バハテル)”のオーブンでしっとりと焼き上がったパンはパサつきがなく、噛んだ瞬間にパンの香りが鼻をぬけていきます。

パンの中に閉じ込められていた水分とともにうまみがじゅわっと広がります。

 

 ◆ 販売方法

Le Grand Ballonの販売方法はパンが空気中のホコリや菌にさらされることがないので衛生的です。

  • 対面販売方式
  • お店の中で密を防ぐため入店は3組まで
  • セミセルフレジで店員さんがお金を触らない

パンの品質を落とさずにお客さんに届けたいという気持ちが伝わってきます。

まとめ

Le Grand Ballonの店名の由来はオーナーが滞在していたフランスのアルザス地方にある山から。

「あの山のように地域の人から親しまれるパン屋になりたい」

 

鹿児島出身のオーナーが奥様の出身地である周南市にオープンしたLe Grand Ballon。

ヨーロッパの本格的なパンの技術を取り入れながら、日本人好みのしっとりした食感のパンに改良。

日常的に楽しめるよう、地域の食材を使ってアレンジをしてくれています。

オープンから3年が経った今も地域の人たちから愛されるパン屋さん。

オープン前から行列ができることもあるので、たくさんの種類から選びたい人は午前中がおすすめですよ。

お店のInstagramではヨーロッパ滞在中の小話も見られるので、詳しく知りたい人はチェックしてみてください。

一つひとつ素材にこだわり丁寧に作られた美味しいパンをぜひ味わってみてくださいね!

 

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