11月。早いもので今年も残すところ2ヶ月。

この１年を振り返りつつ、そろそろ来年のことを考える時期となりました。

新たな１年を迎えるにあたり悩んでしまうものの１つが「手帳」。

どんな手帳にして、どう使っていくかを考えるのはこの時期ならではの悩みであり、楽しい作業。

そこで今回は、来年の準備に取り掛かる方必見！

今オススメの来年の手帳や動向について山口市の文房具店で聞いてきました。

県内最大級の売り場とラインナップ

やってきたのは山口市の維新公園そばの商業施設「維新ナインテラス」の１階にある、「CrossLand山口総本店」。

インテリア雑貨とデザイン文具のセレクトショップで県内では３店舗展開。

ここ山口総本店は敷地・取り扱い文具数で県内最大級の規模を誇ります。

店内は通路も広く確保されていてゆったりとした空間を感じさせ、

普段遣いの文房具や便箋・紙もの、そしてビジネスバッグやおしゃれな日用品などがセンスよく陳列されています。

ここでいろいろ見ているだけで、生活を楽しくしてくれそうなアイデアが浮かんできそうです。

今回紹介する手帳コーナーは、入口入って左手側にあります。

セレクトショップというだけあって、品揃えがいい、というのはもちろんのこと、デザイン面や機能性などの面できちんとチョイスされてものが並んでいます。

家での生活が主な人、外での仕事が多い人、学生さん、セカンドライフを楽しむ人、ライフスタイルは人それぞれなので、もちろん手帳に求めるものもさまざま。

スケジュール管理がメインなのか、ノート利用がメインなのか。

また、スケジュール管理でも一日の細かい時間管理を求める人、それとも１周間・１ヶ月単位での計画を見える化したい人。

手帳メーカーはさまざまな工夫をこらしながら、そういった人にフィットするような手帳を作り続けています。

では、今のトレンド感やオススメ手帳はどんなものがあるのでしょうか？

「CrossLand山口総本店」で教えてもらいました。

デザインと機能の両立で選ぶなら

• デルフォニックス　ロルバーンダイアリーL　1,375円

人気商品としてまずご紹介するのは、”おしゃれさん御用達”の手帳、「ロルバーンダイアリー」です。

バンドつきのリングノートタイプとなっていて、最大の魅力はやはりデザイン性と機能性の高さです。

表紙のデザインは、定番のものから、毎年発表されるオリジナルデザインまでラインナップ豊富。

干支をあしらったもの（2024年は辰（ドラゴン））に、食べもの、動物など…。

手帳は毎日手にするものなので、目にした時に自分の気分を高められる１冊がいいですよね。

もちろん機能性も充実。

デザインの一部にもなっているバンドは、持ち運ぶ時には欠かせないものですよね。

そしてリング式なので、ノートを180°開いたままで固定することもでき、作業がはかどります。

中は前半部分が年単位や月単位のカレンダーとなっていてスケジュール管理に。

後半部分がミシン目もついて切り離しも簡単なノート部分になっています。

使用されている用紙も優しいクリーム色で、方眼のマス目も付いているので、文字を書くにも図やイラストを描くにも便利なんです。

カレンダーは2023年10月から始まっているので、新年を待たずとも買ってすぐに使い始められますよ。

持ち運びとメモのいいとこどり

続いて紹介するのは、コロナ禍を機に注目が高まっている「カレンダー手帳」です。

コロナ禍以降、「在宅ワーク」が日常的なものになり、働く場所というのが決して職場だけに固定されなくなってきています。

そんな中、持ち運びができ、ノートとしての機能もついたカレンダーがじわり人気だそう。

• MARK’S  ノートブックカレンダーM　1,100円

月間カレンダー面を折り曲げると簡単に自立する仕組みになっていて、卓上カレンダーとして利用できます。

そしてその裏側にはノートのページが付いていて、簡単なメモや備忘録、ToDoリストなどを書き込むことも可能。

外出する時などはさっと閉じてカバンに入れて持ち運ぶことができ、家や会社・訪問先などさまざまな場所で仕事する人などにオススメです。

非常に薄いので持ち運びに邪魔にはならず、まさに卓上カレンダーとノートのいいとこどりをした時代にフィットしたアイテムですね。

Webミーティングにもフィット！

また、パソコンで仕事や執筆をする時、カフェなどでは必ずしも作業スペースは広く取れませんよね。

職場でもフリーアドレスに変わって１人分が使用できるスペースも狭くなった…なんてことも。

そこで手帳メーカーが目をつけたのが、パソコンと手元の隙間です。

この隙間スペースにフィットするよう作られたのがこちらの「横長の手帳」です。

• （写真上）デルフォニックス　ロルバーンダイアリー　横型M　1,540円
• （写真下）ナカバヤシ　ロジカルダイアリー　月間ノートタイプB6横型　462円

パタンと見開き状態になるタイプが多く、手元に置いたままストレス無くパソコン作業を進めることが可能です。

また、ノートパソコンでのWebミーティングでも、パソコンの手元に手帳を設置すれば、メモをとるたびに姿勢を変えて、なんてこともなくなります。

各メーカーもその需要の高まりに応えるように、横型タイプの手帳を次々と発売しているそうですよ。

カジュアルにライフログを

一方、新年を期に当たり、ライフログとして毎日を記録してみたい、という人もいるかと思います。

そういった人たちに長らく支持されているのが、３年・５年・１０年という期間で運用できる「連用日記」です。

昔から手帳コーナーでも並んでいましたが、最近では、ソフトカバーで薄いカジュアルなタイプがよく選ばれているのだとか。

日付をそろえたタイプや、

• 佐々木印刷　３年手帳　B5横　3,300円

曜日をそろえたタイプも。

• 佐々木印刷　四角い手帳　３年ウィークリー　2,860円

「先行きの見通しが困難な時代（VUCA）」とも言われる中、去年の今日に自分が何をしていたか、何を感じていたかを振り返りたい、という人もいるのでは？

書く楽しみと読む楽しさが一体となった、自分だけの一冊に育ててみてはいかがでしょうか。

使い続ける楽しさを味わう手帳

最後にご紹介するのが、「CrossLand山口総本店」ならではのラインナップを誇る手帳です。

入口を入って左側の手帳コーナーを突き当りまで進むと見えてくるオレンジの壁。

ここが、「PLOTTER」というシステム手帳を専門に扱うコーナーです。

「PLOTTER」の世界観をもっとも体感できるお店として、

メーカーから国内で初めて「First Class PLOTTER STORE」という称号を与えられたそう。

手帳のラインナップや使用している革の見本の展示、そして「PLOTTER」のデザイナーによる直筆のスケッチなど、壁一面を使って展開されています。

気になる手帳は、３～４種類の革を贅沢に使ったシステム手帳で、別売りの専門リフィルを挟むことで、自分の用途にカスタマイズして使用します。

現在取り扱っているのは、革そのものの荒々しさやダイナミックさを味わえる「プエブロ」。

• PLOTTER  プエブロ　バイブルサイズ（見本）　18,700円

エレガントさは保ちつつも経年変化をしっかり楽しめる「リスシオ」。

• PLOTTER  リスシオ　バイブルサイズ（見本）　19,800円

そして、シボによって汚れや傷が目立ちにくい「シュリンク」の３パターン。

• PLOTTER  シュリンク　バイブルサイズ（見本）　13,200円

いずれも背につけられたゴールドのプレートが高級・上質感を演出していて、所有しているだけで満足感が自然と高まります。

また、バインダー部分もコンパクトなので、リフィルを挟んでも厚みが出ず、かさばらずに持ち運ぶこともできますよ。

毎日手にすることで段々と革の表情が変わっていき、まさに自分の人生とともに歩んでくれる手帳といえそうです。

そして「CrossLand山口総本店」だけで販売されている限定色「紅」（革はプエブロのみ）も販売されています。

鮮やかながらも品のいい赤い革で、周りの目を引くこと間違い無しの手帳です。

全国のPLOTTER愛好者もこの「紅」を求めてわざわざ山口までやって来ることもあるのだとか。

こちらの赤色が使い込んでいくことでどのような深い色に変化していくのか楽しみですよね。

最後に

いかがでしたか？

スマホの普及で手帳そのものを使わなくなった、という人もいるかもしれませんが、手軽さやアクセスの簡単さ、書き込みの自由さ、という点では、手帳もまだまだ魅力的なツールですよね。

「CrossLand山口総本店」では、手帳だけでなく、各種リフィルや手帳の周辺グッズ、筆記用具も充実していますので、来年をどんな１年にしたいか、考えながらお店を訪ねてみてはいかがでしょうか。

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