今が見ごろ!長門湯本・俵山地区の紅葉めぐり
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朝晩は冷え込む日も多くなってきた11月中旬。
長門市では山々が色づき、各地域で紅葉のシーズンを迎えました。
今回は市内の温泉地、長門湯本温泉と俵山温泉周辺で楽しめる3ヶ所の紅葉スポットへ、カメラを持って出かけてきました。
橋と川と紅葉が織りなす景色「大寧寺」
長門湯本温泉の温泉街から車でわずか3分程度。最初にご紹介するのは「大寧寺」です。
曹洞宗屈指の名刹で、室町時代に西国の覇者として栄華を極めた大内氏の終焉の地としても知られています。
色づき具合は5分程度だった取材時も、県内各地から訪れたお客さんでにぎわいを見せていました。
毎年見頃を迎えると、県外やバスツアーで来られるお客さんが増え、多くの人が川のせせらぎを聴きながら、紅葉に包まれる空間で癒しのひとときを過ごされています。
撮影ポイントの1つが盤石橋。山口県の3大奇橋の1つに数えられる石橋です。
ここから眺めると、川面に覆い被さるような紅葉はもちろん、赤い欄干もアクセントとして写真に彩りを添えてくれます。
俵山のモミジが彩る「西念寺」
2つ目のスポットは、俵山地区の西念寺。
湯本地区と俵山地区を結ぶ自動車専用道路「長門・俵山道路」を通れば、大寧寺から10分程度でハシゴできる場所です。
大寧寺と同じくモミジに彩られたスポットで、取材時の11月中旬は、緑から赤色へと紅葉が進んでいるところ。
足元には丸まったモミジもたくさん散らばっていました。カサカサという音にも秋を感じながら、階段を上ります。
高台からは、目の前に広がる里山の景色が目に飛び込んできます。
グラデーションのかかった遠い山々を眺めながら、手の届く場所にあるモミジの撮影も楽しみました。
大きなイチョウが目印「能満寺」
最後にご紹介するのは、同じく俵山地区の県道沿いにある能満寺。西念寺からは車で3分ほどの距離にあるスポットです。
こちらの特徴は、存在感を放つ2本の大きなイチョウの木。緑の多い山を背景に、ひときわ輝いているように見えます。
ひらひらと舞い落ちるイチョウの葉を眺めながら、階段を上って本堂の前へ。
見上げた視界を覆い尽くすような圧巻のイチョウを眺めたり、足元の葉を撮ってみたり。より秋が深まると、イチョウの絨毯の上を歩くこともできそうです。
紅葉めぐりの後は温泉も
今回ご紹介した紅葉スポットは、いずれも長門湯本温泉や俵山温泉の温泉街から車で10分程度の場所。
階段の上り下りもあり、撮影ポイントを探していると意外と歩いてしまうものです。
温泉街には日帰り湯や足湯がありますので、ぜひご一緒に、温泉で癒される時間もお楽しみください。