「12月、山口市はクリスマス市になる。」

この合言葉とともに、街がクリスマス色に染まる、山口市の冬。

「日本のクリスマス発祥の地」を謳う山口市。

それは、約470年前、室町時代に山口市を治めていてた大内義隆が、

フランシスコ＝サビエルの布教を寛容な心で受け入れ、

山口の地でクリスマスを祝う降誕祭が行われたと記録されてた史実に基づきます。

山口市はその絆を深め合おうと、毎年12月は「クリスマス市」と名を変えて

市内各地でイルミネーションやクリスマスにちなんだコンサートやワークショップなど様々なイベントが行われています。

12月1日（金）、サビエル記念聖堂では、

クリスマス市の始まりを告げるイベントが開かれました。

フランシスコ＝サビエルと大内義隆の出会いで生まれたストーリーを光のスペクタルショーとして再現されたものです。

今回は、そんなクリスマスムードの街の様子をご紹介します。

亀山公園

県庁や山口市役所など官公庁がある地区にある亀山公園。

イルミネーションは県立美術館の横を中心に展開されています。

旧山口サビエル記念聖堂をイルミネーションで再現した大きなシンボルモニュメントや、

足元を柔らかく照らす明り。

こちらのさまざまな色に光っているこちらは…

踏むと色が変わる仕掛けになっていて、ただ見るだけではなく楽しく遊ぶこともできます。

比較的広い場所で、公園の駐車場も利用できるので、子ども連れの方にもおすすめできるイルミネーションスポットです。

湯田温泉界隈

山口市の繁華街・湯田温泉街もクリスマスの様相です。

山口市出身の詩人・中原中也の遺品などを展示する中原中也記念館では、

記念館前のカイヅカイブキの木が、フィンランド国旗カラーの青と白の灯りで飾られています。

また、井上公園もイルミネーションで彩られています。

道路との境には湯田温泉オリジナルちょうちん「燈華」が飾られ、冬の夜をあたたかい明りで包みます。

こんな雰囲気の中、足湯に浸かって楽しむのも贅沢な気持ちになります。

この他にも

市内の飲食店とコラボしたグルメイベントや

クリスマスに関連したワークショップなどたくさんの企画が開催されています。

詳しくはクリスマス市の公式HPでご確認ください。

⇒　https://xmas-city.jp/

この季節限定の”クリスマス市”、ぜひ楽しんでくださいね！

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