山口県民のソウルフードの一つとも言えるであろう”どんどんのうどん”。

萩市に本社を構えるスナダフーズが県内を中心に展開するうどんチェーン店で、山口県民に愛されてきた味です。

そんなどんどんが、創業の地・萩に新しいスタイルのお店を2023年1月にオープンしました。

その名も「どんどんラボ」。

一体どんなお店なのか、どんなメニューが楽しめるのか、

この記事でしっかりお伝えしていきますよ！

「実験的な」どんどん

萩市の大型スーパーマーケット「アトラス萩店」内の一角にある「どんどんラボ」。

カウンター席とテーブル席があります。（お子様用の椅子もご用意されています。）

内装は通常のどんどんの店舗とは異なり、カフェのようなオシャレな雰囲気です。

どんどんラボは「未来」と「楽しさ」をコンセプトに、

新しいメニュー等、ラボという名前の通り、「実験的」な営業をしていくような店舗と言います。

より上質なメニューにこだわり、価格設定は通常の店舗と異なります。

出汁や具材など様々なこだわりがあるようですが、

実際にどんなメニューが楽しめるのか見ていきましょう！

こだわりの上質メニュー

うどんと丼、様々なメニューがあるので迷ってしまいますが、

今回はどんどんラボの売りを味わえるというオススメの商品をいただきました。

※価格はすべて2024年2月現在のものです。

注文は通常のどんどんと変わらず、レジにてオーダーしてから席に着くのですが、

出来上がったら番号で呼ばれるので、受け取り口に取りに行くというスタイルになります！

どんどんの特徴の一つである、好みの量で入れられるネギはこの時に入れることができますよ。

まずは人気の「厳選たなかうどん」(680円)です。

たなかうどんとは、肉とわかめがトッピングされたうどん。

昔どんどんで働いていたスタッフの田中さんが賄いで好んで食べていたことがその名前の由来なんだとか。

通常のどんどんでも食べることはできますが、どんどんラボのたなかうどんは出汁と具材が異なります。

ワカメは三陸ワカメを釜揚げしたものを使用していて、食感をしっかり感じられます。

定番の甘辛いお肉は多めに入っていますよ。

出汁は通常の出汁に加えて高品質の利尻昆布なども使用していて

身体にスーッと入ってくるような優しくさもありながら、複雑で奥深い味でした。

また、気になったのは、通常店舗とは異なる器。

内装同様、器にもこだわっており、

かわいらしいピンク色とマットな質感が特徴的な器は有田焼だそうです！

続いては店長オススメの「贅沢アゲのきつねうどん」(520円)。

こちらのきつねうどんは、何といっても厚めの揚げがポイント！

ふわっとしていながら、ジューシーさも感じるほど。揚げ好きにはたまらない。

また、柚子皮が入っていて、柑橘の爽やかな香りがアクセントを加えます。

満足感の高い一杯でした。

その他、こだわりの卵を使用した丼メニューや期間限定メニューもあります。

現在は開店一周年を記念して

宇部市のメーカーとコラボした「豆腐あんかけうどん」を販売中です。

食品ロスの改善に取り組む新商品も

うどんや丼メニューのほかに、どんどんラボオリジナルの商品があります。

それがこちらの「うどんパン」（480円）。

茹でたうどん麺を使用してつくられたパンです。

これまでは廃棄せざるを得なかったうどん麺を有効活用できないかと模索し、

宇部市のパン屋さんとコラボし生まれた商品です。

茹でた麺を混ぜることで甘めで”もちふわっ”な食感が楽しめるようになっているそうですよ！

多くの県民に愛されてきたうどんを、ひと味違ったスタイルで楽しんでみてはいかがでしょうか？

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