地元の美味19店舗が大集合! 下関市「唐戸はれて横丁」
- グルメ
唐戸市場のすぐ近くに新しくオープンした「唐戸はれて横丁」にはもう行きましたか?
ニュースで取り上げられたり、地元の市報にも掲載されたりと何かしらで目にして気になっている方も多いはず。
どんなお店があるのか、実際に行ってみました!
「唐戸はれて横丁」とは
「唐戸はれて横丁」は今年1月25日に誕生した、19店の飲食店が集まる通りです。
下関市の国道9号沿いにある亀山八幡宮に隣接しており、西山道の鳥居がすぐお隣にあります。
カモンワーフ・唐戸市場とは国道9号を挟んで徒歩1〜2分圏内。施設内には駐車場がないので、車でお越しの際は近隣パーキングを利用しましょう。営業時間はお昼の部と夜の部があり、お店によって違います。
お店はカレーやお寿司、居酒屋やマジックバーなど多様な19店舗が大集合。
立ち上げたのは投資家で元衆議院議員の杉村太蔵さん。杉村さんは、地元の北海道でも「旭川Harete 」を運営されています。
「唐戸はれて横丁」の特徴は、出店者を応援するその仕組みです。
入居時の敷金や保証金などは不要。お店のテーブルや厨房などの設備も備え付けで、退去時も違約金や原状回復の義務がありません。なので、飲食店をオープンする為に必要なまとまった元手が不要になるので、意欲がある人がチャレンジしやすい条件となっています。
下関を盛り上げたい店主が集まった「唐戸はれて横丁」、今回はその中の3店舗をご紹介します。
「ザ・ズバゲッティ」味もボリュームも大満足
名前が気になり思わず入ってしまったこちらのお店は、地元・唐戸で小学校からの幼馴染である片桐さん・末永さんの2人が腕を振るうオリジナルスパゲッティ屋さんです。
お2人は以前は東京でお笑い芸人として活動されていましたが、今回地元に戻りこのお店をオープンされました。ちなみに「ザ・ズバゲッティ」という記憶に残る店名は、フットボールアワーの後藤さんが命名者だそう。
今回は店主お勧めの「ペスカトーレ緑」を注文しました。ランチ時の混雑する時間でしたが、注文して程なく運ばれて来ました!
- ペスカトーレ緑 1,200円
「ペスカトーレ緑」は、エビ・イカ・アサリとしめじが入ったオイルスパゲッティで、大葉がトッピングされています。
モチモチの太麺にガーリックが効いたオイルソースと魚介のエキスが絡まってとても美味しかったです。
このモチモチさが「ザ・ズバゲッティ」の特長で、2.1ミリのパスタを使うのがお店のこだわりなんだそう。実はこの太麺、お2人が東京で芸人をされていた時にアルバイトをしていた飲食店のレシピがルーツ。唐戸はれて横丁に出店するにあたり、その味を参考に、2人で試行錯誤して作り出したオリジナルのスパゲッティです。
他にも豊富なメニューが展開されていますので、ズバ抜けてモチモチな「ズバゲッティ」を味わいに、ぜひ訪れてみて下さい。
「寿司 響」山口を堪能するお寿司屋
さて、関門海峡と唐戸市場を臨むこの場所で、お寿司を素通りは出来ませんよね!
という事で、「寿司 響」さんに行ってきました。
ランチタイムにお邪魔しましたが、メニューはネタの違いで「握り寿司定食」(1,650円)と、「上握り寿司定食」(2,200円)の2種類。どちらも寿司10貫・小鉢・味噌汁がついて来ます。
今回は、私が大好きな穴子が入っている「上握り寿司定食」を頼みました。
これぞカウンター越しのお寿司屋さんの醍醐味!大将の木村さんが目の前で握りつつネタを一つ一つ説明しながらお皿に載せてくれます。ちなみに木村さんは、長く結婚式場で料理長をされた後、「川棚グランドホテル お多福」でも働かれていたベテランです。
「限りなく山口県産の食材を使用すること」が「響」のこだわり。
魚は唐戸市場と豊北から仕入れするのはもちろん、お米やお味噌、お酒まで厳選された食材を提供しています。ちなみにサラダのドレッシングまで手作りなのだそう。
- 上握り寿司定食 2,200円
本当は食べ進めるペースに合わせて握って頂けるのですが、ずっと見てしまい8貫もお皿に!
見るだけでネタの新鮮さが伝わります!赤酢のシャリも美味でした。
そして、お皿に乗り切らなかった炙り穴子と、山口県産の黒毛和牛の炙りで最後です。
炙り寿司の甘いお肉はあっという間に口の中で溶け、至福の10貫コースを堪能いたしました。「上握り寿司定食」は、最後に生マグロが提供されますが、入荷がない日もありその際はこちらの和牛の炙りになります。
夜は握りとお酒のアテの一品もありますので、大将の楽しいトークと新鮮なお寿司を食べに行ってみて下さい。
「港の小さなパン屋 きらり」 持ち帰りのお土産に
その場で食べるでのはなく、お持ち帰りが出来るお店もあります!こちらはその中の一つ、「港の小さなパン屋 きらり」。下関の王司にある「焼きたてパン kirari」の新店舗です。
ショーケースには定番の人気パンが並び、どれも美味しそう!国産の小麦を使用し、一つ一つ丁寧に焼き上げられています。
こちらの名物は、この店限定の「瓦そば」シリーズのパンです。よりモチモチの生地にする為に、瓦そばの麺を練り込んだパンの中に様々な具材が入っています。惣菜が入ったしょっぱい系のパンと、スイーツとして楽しむ甘い系があります。
緑の生地には抹茶が、黒の生地には竹炭が練り込まれているそう。まさに下関ならではのパンですね!お土産に買うもよし、街散策のお供のおやつに買うもよし。ランチを食べて満腹でも、忘れずに立ち寄ってみましょう。
まだまだたくさん!
「唐戸はれて横丁」には、こだわりを詰め込んだ個性溢れるお店がまだまだあります!
暖かくなるこれからの季節、唐戸周辺に遊びに来る際はぜひ目の前の横丁に立ち寄り、個性溢れるお店を訪れてみてください!