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パリパリなたい焼きでニコニコな笑顔に 防府市「鯛たい」

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子供から大人まで、大人気のおやつ「たい焼き」。
皮の中にしっかりつまった具を、頭から食べるか、しっぽから食べるか悩みながら食べるのは「たい焼き」ならではの幸せな時間ですよね。

今回紹介するのは、防府市に去年オープンした「たい焼き専門店」です。
来客の絶えないこちらのたい焼きの人気の秘訣は、「パリパリ」にありました。

本文で紹介しきれなかった写真はこちら

 

防府市役所の目の前のたい焼き専門店

防府市の中心部を南北に走る県道185線。

防府市役所と通りを挟んだ向かいの建物の2階にあるのが、2023年12月にオープンした、薄皮たい焼き「鯛たい」(山口県防府市駅南町14-26)です。
建物の横には駐車場があり、4台車を停められるようになっていますよ。

建物の前にある階段、もしくはスロープを伝っていくとお店の注文口に到着。
窓ガラスにメニューが貼ってますので、ここで注文と支払い、商品の受取をするようになっています。

周辺には、防府市青少年科学館「ソラール」や防府市地域交流センター「アスピラート」など、家族で楽しめる企画展を開催している施設もありますので、道中のおやつに立ち寄るのにもちょうどいい立地です。

 

熟練の技光る”薄皮”

こちらでたい焼きを焼いているのは、防府市出身の瀧本 泰生(だいき)さん。
もともと市内の別の場所でたい焼き屋を5年ほど営んでいたことがあるということで、しっかりとした技術を備えています。

「鯛たい」のたい焼きの最大の特徴、それはパリパリの薄皮です。
薄い皮の歯ざわりの良さとぎっしりと詰まった具を両立させるためには、穴が開かないギリギリの薄さの皮を焼かなければいけませんが、そこは瀧本さんの腕の見せ所。

刷毛を使って生地を手際よく伸ばしていきます。

営業日は朝の8時30分ごろから準備をはじめ、閉店までずっとたい焼きを焼き続けるそうで、1日に焼く数はおよそ500個。

それぞれの型に流し込んだ生地に具をしっかり詰めていき、15分ほどかけて焼き上げていくと、餃子の羽根のような部分が残ったたい焼きが姿を表します。

これをそのまま提供するのではなく、1個ずつ切り分けたあと、一旦風に当てて水分を飛ばすことでよりパリッとした歯ごたえになるのだそう。

 

定番から変わり種まで

メニューは、レギュラーで「小倉あん」「白あん」「こもち」(小倉あんに白玉をトッピングしたもの)「カスタードクリーム」「チョコレートクリーム」「カレー&チーズ」の6種類。
これに期間限定のたい焼きが1~2種類加わるそうです。

その中からおすすめを教えてもらいました。

まずはお店の看板メニューにして1番人気だという、たい焼きの大定番「小倉あん」。

  • 小倉あん 220円

 

北海道十勝産のあんこを使用しているそうですが、薄い皮の中にぎっしり詰まってます。

食べてみると、羽根部分はサクッとした食感で香ばしく、あんは甘さ控えめ。
甘さを抑えている理由については「あんをしっかり入れているので甘すぎると飽きてしまうから」だそう。

 

続いて、瀧本さんが「一番おいしい」と太鼓判をおす「カスタードクリーム」。

  • カスタードクリーム 240円

 

20種類ほどの中から選び抜いたクリームを使用しているそうで、こちらも甘さ控えめ。薄皮なので重さを感じることがなく、2つくらいはパクパクと食べられそうです。

 

そして、少し変わり種「カレー&チーズ」です。

  • カレー&チーズ 260円

 

おやつでありながら惣菜感もある、少し「カレーパン」に近いイメージです。他のたい焼きが「甘め」のものが多いので、それらと一緒に食べても味に変化があっていいアクセントになりそう。
カレーは辛くないので小さな子どもでも安心して食べられますよ。

 

瀧本さんによると、家に持って帰って食べる時には、商品を電子レンジで20秒ほど温めた上で、オーブントースターで1~2分焦げないように焼くと美味しくいただけるそうです。
ちなみに、注文の際に、すぐに食べることを伝えると、その場で温めてくれた上で提供してくれます。

 

500個のたい焼きも完売!期間限定もお見逃し無く

今は奥様の愛美(めぐみ)さんもお店に立ち、生後8ヶ月の蘭那(らな)ちゃんを抱っこ紐で抱えながら、接客から商品の提供まで笑顔でこなしています。

それにしても、取材に訪れた時に一番驚いたのがお店の繁盛ぶり!
取材中、次から次にお客さんがやってきては注文をしていく姿を目の当たりにしました。

子どもからご年配の方まで、年齢も性別もさまざまで、みな、いろいろな種類のたい焼きを5個・10個と注文。
焼き上がって乾かされたたい焼きは次々と袋に詰められていきます。

その日に焼かれたおよそ500個の商品が完売するのもしばしばあるのだとか。

泰生さんは休む暇なく焼き続けますが、愛美さんいわく「黙々と作業するのが好きなタイプ」。

どんなに忙しくとも楽しそうにせっせと働く泰生さんの姿が印象的でした。

焼きや風で乾かすタイミングによっては、商品の提供に時間がかかってしまう時もあるようですが、たい焼きが作られる作業をカウンター越しに眺めるのも楽しい待ち時間かもしれませんね。

期間限定品は特に人気ですぐに売れてしまうそうですのでお見逃し無く!

お休みや期間限定の商品などの情報は公式Instagramで発信していますので、こちらをチェックして是非一度味わってみてくださいね。

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