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趣ある空間で週末限定ランチを 山口市 「庵 心月」

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今回は、静かな時間とともに地元の旬を頂く、彩り豊かなランチが魅力の古民家カフェを紹介します。
週末のみの営業・予約限定ですのでお見逃し無く!

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喧騒を離れ、静かなひと時過ごせる古民家カフェ

訪れたのは、山口市佐山にある古民家カフェ「庵 心月(いおり しんげつ)」(山口市佐山佐山西514)です。

店内は店主が選び抜いたアンティーク家具に囲まれた趣のある空間。
土日祝日のみの営業で、予約限定でランチをいただけるお店です。

仕入れは地元の直売所などで行い、できるだけ地のモノを使っているとのこと。
さっそくその限定ランチをいただいてみましょう。

週末限定!地元産の食材を使ったプレートランチ

この日のメインは「鶏肉の梅酒煮」。

梅酒、コチュジャン、砂糖、みりんと醤油を合わせた調味料を入れて煮ていきます。

実は店主・中尾さんの料理の師匠の一人で、以前喫茶店をしていたというお母様から受け継いだ味のひとつだそうです。

身に味がしっかり染み込んでいて、照り焼きベースの味に、後から梅の爽やかさがふわっと香る、これから暑くなるという時期に食べたくなる味です。

続いて、ナスの揚げ煮。

ジューシーで、中まで味が染みています。
とろんとしていて、ナスの旨味に鷹の爪がピリッとアクセントとなっています。

食材のそれぞれの個性を、ワンプレートにまとめた、季節の味。

  • 季節のプレート 1650円 ちっちゃいコーヒー付き

この日のメニューは、タケノコの春巻きや新タマネギのスープタマネギとニンジンを一緒に炊いたおからなど、野菜を中心とした、およそ10種類。

農薬を使わず育てた自家製米のご飯を乗せて、完成です。
盛り付けは見ても楽しめるよう、器にもこだわっているのだそう。

 

プレートを彩るメニューは、その日、仕入れた旬のものを見ながら決めていて、なるべく地産地消を心がけているのだとか。

この日の一品の春巻きに使われたタケノコも、店主が自分のところの山で朝採りしたものを使っているそうです。

 

午後2時以降、予約なしでも楽しめるカフェ

食後には、コーヒーとデザートも付いてくる、季節のプレートはいかがですか。

午後2時以降は、予約なしでも楽しめるカフェタイムとなります。

蒸し暑い今の季節におススメなのが・・・

  • クリームソーダ(イチゴ) 770円

 

イチゴのクリームソーダです。

もちろん、上のアイスもイチゴ味。

珍しい赤いクリームソーダでワクワクしてほしいという店主の中尾さんの演出です。

甘酸っぱくて、清涼感があり、アイスの部分が溶けてクリーミーになっておいしいですよ。

 

心静かな時を過ごしてほしい

店主の中尾敦子さんに「心月」という店名について伺いました。

「店名の心月っていうのは心の月とか書いて仏教用語で、悟りを開いた、心静かなというような意味なんです。
皆さんも日頃忙しいので、いろんな喧騒の中から少しの間でも解き放ってもらってただただ静かに過ごしてほしいっていうような気持ちでお店をやってます。
地域の方と交流しながら、そして県内だけじゃなく、県外からも、そしてインバウンドの方も海外のお客さんも来てみていただけると嬉しいなと思ってます。」そう話していました。

 

心が静まる落ち着いた空間で週末限定ランチ、いかがですか?

 

※今回の内容は、2024年6月18日放送 yab山口朝日放送『YOU!どきっ』のコーナー「あちこちグルメ」を記事化したものです。

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