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地域に根付いた魅力的な野菜はいかが 山口市「八百花まつにし」

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今回紹介するのは、山口市の中心商店街で新鮮な野菜を販売する八百屋さんです。

【写真はこちら】山口県産の野菜がずらり!

 

県産の野菜にこだわる老舗の八百屋さん

山口市の中市商店街、山口井筒屋を少し東に進んだところにあるのが「八百花まつにし」(山口県山口市中市町3‐6)です。

創業から60年以上の歴史を持つこの店は、同じ商店街内にある川端市場やマルシェ中市を経て、現在の場所に。
ここに移転してからは6〜7年になります。

店頭に並ぶ野菜はなんと50種類以上。中には、普段あまり見かけない珍しい種類の野菜もあります。山口産の新鮮な野菜にこだわり、市場での仕入れに加えて地元の農家さんとの直接取引を行っています。

また、野菜だけでなく、ハーブや花、苗なども取り扱っていますよ。

 

お店を切り盛りしているのは、店主の松西咲恵さんです。配達を担当する息子さんとともに、店を運営しています。

 

今が旬!おすすめの野菜たち

たくさん並ぶ野菜の中から咲恵さんにおすすめを教えてもらいました。

今、特におすすめするのは「かぼっコリー」と仁保産の「朝採りトウモロコシ」。

かぼっコリーとは生で食べられる手のひらサイズのかぼちゃで、硬くなる前に収穫されるため、実だけでなく皮や種も食べられるんです。そのコリコリとした食感とみずみずしさ、ほんのりとした甘みが特徴です。塩とごま油で食べると、その美味しさが一層引き立ちます。
お店で取り扱うかぼっコリーは、山口市の「てるみんガーデンファーム」で採れたもので、化学農薬・化学肥料を使わずに栽培されているそうです。

一方、仁保産の「朝採りトウモロコシ」は、名前の通りその日の朝に採れたもので、その新鮮さから大人気なのだそう。取材時には数本しか残っていないほどで、生でも食べられる甘さとみずみずしさが特徴です。地元の学校給食にも提供されるなど、地域に根付いた人気の一品です。

また、お店の奥の棚には仁保産のらっきょうを漬けた瓶が並んでいます。

こちらは咲恵さんが漬けたものです。店頭で販売もされているので、ぜひ一度ご賞味ください。

 

果物も充実!季節のフルーツで元気をチャージ

野菜だけではありませんよ。他にも、今が旬の萩の「相島すいか」や、珍しい楕円形のすいか「紅まくら」など、果物も充実しています。

また、こちらは県内産ではありませんが、抗酸化作用が期待できる「サマーエンジェル」(すももの仲間)は、暑い夏にこそ体が喜ぶ一品として店頭に並びます。

 

 

生産者との絆と信頼

咲恵さんは、お店が休みのたびに生産者を訪ね、繋がりを築いているのだそう。直接、消費者の声を届けるととても喜んでくださって、励みになるそうです。更に、生産者から聞いた野菜の知識や美味しい食べ方をお店に来るお客さんに届ける架け橋的な役割を担っています。

高齢化が進む農家や後継者不足で廃業が増える中、咲恵さんの努力が実を結び、続けてくれる農家もいます。生産者との信頼関係、そしてお客さんとの対話を大切にしていることから、口コミで「八百花まつにし」の魅力は広がっているのだそう。

地域に根付き、愛され続ける「八百花まつにし」。

咲恵さんの温かいおもてなしと明るい笑顔、そして新鮮な野菜たちに、ぜひ会いに来てみてください。

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