全品100円!!国産の材料にこだわった可愛いパン屋さん 下関市「古梅堂」
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今回、私が取材に伺ったのは下関市の大学町にある小さなパン屋さん。
お値段は全品なんと100円という親切設定なんです!
建物はすべて自作の店舗
公共交通機関で向かうと、サンデンバスで下関市大学町4丁目バス停で降りてすぐ。閑静な住宅街にある小さなパン屋さんが「古梅堂」(山口県下関市大学町4-4-3)です。
こちらが「古梅堂」の店主です♪優しい笑顔と物腰の柔らかい素敵なご主人です。
ご夫婦で経営されており、とっても笑顔の素敵なチャーミングな奥様が看板娘としていらっしゃるのですが、お写真は恥ずかしいとのこと。残念!
ですが、今回は奥様に素敵なお話を沢山お聞きしましたよ。
まずこのお店の建物、なんとご主人が1年かけて一から建てたものなんだとか!
なんて器用なんでしょう。しかも、これで完成ではなくまだまだ改装中だそうです。
お店は、ショーケースに並んでいる商品を取り出してカウンターで精算する仕組みとなっているのですが、注目は足元の低いところに取り付けられたボタンです。
お店の人がいないときに鳴らすチャイムなのですが、お子さんや、車椅子でお買い物に来られたお客様にも押しやすいようここに取り付けたのだそうです。
常にお客を一番に考えているということがよく分かりますね。
販売するパンはALL100円!
さて、並んである商品を見てみましょう。
お値段なんと、全て税込み100円。
奥様曰く、「お子さんが100円を握りしめておやつを買いにやってくる姿が嬉しいから」ということ。
物価高のこのご時世で、まさかワンコインで買えるパンがあるなんて!感動してしまいました。
しかも、国産の材料にこだわり、品質にも一切の妥協がありません。あんパンの中に入っているあんこも手作りなんだそうですよ!
実はこの「古梅堂」、もともとはおじいさんの代から続く和菓子屋さんだったそう。ご主人が子供の頃から身近にあったあんこですから、こだわりも他のお店の一線を画しますね!
あんパンのあんは、甘さ控えめの上品なあんこでしたよ。
取り扱っている商品は10種類以上。取材日に店頭に並んでいたパンを紹介します。(もちろんすべて税込み100円)
- クリームぱん
- くるみパン
- サンライズめろんぱん
- やきいもパン
- 小豆つぶあんぱん
- ミルクぱん
- ぼうしパン
- かぼちゃパン
- レーズンぱん(小)
- 焼きカレーぱん
- まるまる白パン・またの名はおしり
- ジャリぱん
- ハーフ塩ぱん
- リアルあらしくん
しかも、またまたすごくお得な事に、10個購入すると1個サービス!!こんなにお得で大丈夫なんでしょうか…。
購入した商品はこちら!
というわけで今回10種類を購入してみました。
いくつかご紹介します。
- やきいもパン
- くるみパン
- ぼうしパン
- 小豆つぶあんパン
- 焼きカレーパン
- じゃりパン
どれも、可愛くて美味しそうですが、中でも一番目を引くのは「あらしくんパン」ですね!
- あらしくんパン
こちらは、この「古梅堂」の看板犬だった「あらしくん」をモデルとして作られた思い入れの強いパンだそうです。
あらしくんは数年前に亡くなってしまったそうですが、今でもお店をそっと見守ってくれているような気がするそうで作り続けているのだとか。
どれだけ愛されていたのかが、このパンのクオリティにも表れていますよね♪
一つ一つ微妙に表情が違っており、今回は凜々しいあらしくんパンに出会えました。うん、いいお顔♪
このあらしくんパン、更に品質改良し、今後この愛らしい見た目はそのままに、ますます美味しくなるのだとか。
これ以上どう美味しくなるというのか今後も更なる進化を楽しみに通い続けるしかないですね♪
さらに筆者が思わず注目したのがこちら。
おしり!!!
言われてみるとこの形はお尻そのものです。大人でもクスリと笑ってしまう楽しいネーミングですよね。
食べるとフワフワで柔らかく、噛めば噛むほど甘みが感じられる素朴な美味しさ。
アルプスの少女・ハイジに出てくる白パンって、こんな感じなのかな?だとしたら、ぜひおばあちゃんに食べてもらいたい!
そして・・・、このパンの名前なんだと思う?とクイズを出題してみたい!という考えが浮かびました。
そしてこの「古梅堂」、パンを購入して方に嬉しいオマケがつくんです♪
かわいいー!!
ちっちゃい一口サイズのパンで、筆者が購入したのは10月のハロウィーンの時期だったので、おばけパンでした。
11月は〝銀杏パン〟がオマケで、12月はお楽しみだそうです♪
素敵なご夫婦が、沢山のこだわりや人への愛情を、可愛くてお手頃価格のパンに込めて提供されている幸せな気持ちが溢れるお店でした。
皆さんもぜひぜひ足をお運びくださいね♪