夏に向けたボディメイクで本来の自分へ 山口市「Pilates Studio Glow」
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梅雨入りしたかと思えば、30℃を超える真夏のような日が続く今日この頃。薄着になる季節を前に、「そろそろ身体を整えたい」と感じている方も多いのではないでしょうか。そんな時におすすめしたいのが、2025年3月、山口市にオープンした「Pilates Studio Glow(ピラティススタジオ グロウ)」です。
明るいスタジオでエクササイズを
「Pilates Studio Glow」’山口県山口市中央5丁目15‐11山口プレイスオフィスビル2階)があるのは、山口市中心部、中央公園近くの住宅街の一角。山口プレイスオフィスビルの2階です。
中に入ると、そこは清潔感あふれる明るいスタジオ。
出迎えてくださったのは、インストラクターの森下麻里さん・滋光さんご夫妻、そして矢田孝子さんの3名。スタジオの雰囲気そのままに、柔らかな笑顔で迎えてくださいました。

ピラティスとは?
このスタジオの特徴としては、ピラティスのレッスンを専門にしていること。
ピラティスとは、もともと第一次世界大戦中にドイツ人のジョセフ・ピラティス氏が、負傷兵のリハビリのために考案したエクササイズです。氏は戦後アメリカに渡り、ダンサーや舞台俳優のためにスタジオを開いたことで、一般にも広まっていきました。
このエクササイズが大切にしているのは、何よりも「姿勢の改善」。
インナーマッスルを鍛えることで、身体を支える芯がしっかりして、バランスよく筋肉を使うことができるようになり、肩こりや腰痛といった不調の根本的な解決が目指せます。もちろん、姿勢が整えば代謝も上がり、ボディラインが美しくなるという嬉しい効果も。
「Glow」誕生のきっかけ
スタジオ開設のきっかけは、滋光さんご自身の体験にありました。かつてはサラリーマンとして働いていた滋光さん、長年のデスクワークにより慢性的な腰痛に悩まされていました。病院を訪れてもなかなか改善されず、出会ったのがピラティス。まだ山口県内には専門のスタジオがなく、北九州まで通う日々が続いたそうです。
その姿を見ていた麻里さんもピラティスを始め、ご夫婦そろってインストラクターの道へ。山口の人にもこの良さを伝えたいという強い思いから、2021年には宇部に1店舗目を、そして2025年には山口市に2店舗目のスタジオをオープンさせました。
実際のレッスンはどんな感じ?
レッスンはまず、姿勢チェックからスタート。自分ではまっすぐ立っているつもりでも、写真で確認すると左右非対称だったり、重心が偏っていたりと、驚く方が多いそう。

次にマットの上で、ストレッチポールやボールを使いながら、腹筋や肩甲骨周りをゆるめるエクササイズへ。マットだけでも約60種類の動きがあり、飽きずに続けられます。
そして後半は「リフォーマー」という専用マシンを使った本格的なトレーニングへ。普段あまり使っていない筋肉を目覚めさせるような動きで、112種類ものメニューがあるのだとか。
筆者も実際に体験してみましたが、激しい動きはなく、呼吸と腹筋を意識しながらゆっくりと身体を動かしていく感覚。体力に合わせて負荷を調整してくれるので、無理なく取り組めました。1時間ほどのレッスン後には再び姿勢チェック。驚いたことに、身体の歪みが取れ、頭が自然な位置に戻っているのが分かりました。体験レッスンも実施しているので、試しに受けてみるのもいいかもしれません。
「Glow」には20代から80代まで、実に幅広い年代の方が通っているといいます。最近では男性も徐々に増加中。特に女性は50代頃からホルモンバランスの変化を感じ始め、「今こそ自分の身体を大切にしたい」と感じて入会する方が多いそうです。
麻里さんが語ってくれた印象的な言葉が、「ピラティスは頭と身体のコミュニケーション」だということ。脳と筋肉を意識的に繋ぎながら動くため、脳トレにもなり、年齢を重ねても始めやすいエクササイズです。
ピラティスを通じて、本来の自分に出会う
「スタジオ名の“Glow”には、“自分自身の本来の輝きを取り戻してほしい”という願いを込めました」と麻里さん。健康的な身体は、内面の自信にもつながります。
今後はイベントへの参加なども予定しており、ピラティスの魅力をより多くの人に知ってもらいたいと語ってくれました。日々の忙しさの中で、つい後回しにしがちな「自分のための時間」。そんな時間を作り、本来の自分を取り戻す場所として、「Pilates Studio Glow」を訪れてみてはいかがでしょうか。
※宇部店、山口店以外でもピラティスの外部レッスンを行っています。詳細はwebサイトからご確認ください。