忘れられない一日を彩る完全予約制のオーダーケーキ 下関市「たまごのとりこ」
- お買い物
年に一度のお誕生日、大切な記念日、自分へのご褒美…。
特別な日を彩るケーキは、ただ美味しいだけじゃなく、心ときめくスペシャルなものであってほしいですよね。
そんな願いを、一つひとつ丁寧に形にしてくれる魔法のようなスイーツ工房が下関市にあるのをご存知ですか?
今回ご紹介するのは、完全予約制のオーダーメイドケーキが大人気の「スイーツ工房 たまごのとりこ」さん。
訪れる人の誰もが”とりこ”になってしまう、その魅力に迫ります。
閑静な住宅街に佇む、隠れ家工房
「スイーツ工房 たまごのとりこ」(山口県下関市武久西原台10-26)があるのは下関市の閑静な住宅街。素敵なお家が並ぶ中、真っ白なご自宅が工房です。
場所は公共交通機関では幡生駅から20分ほど、サンデンバスでは垢田バス停から16分ほどあるいた所にあるお店ですので、お車でのご来店をオススメします。
駐車場のスペースも限られていますので、必ず事前にお受け取りのお時間をご確認くださいね。
玄関先の小さな可愛い看板を見つけたら、インターフォンを。お店というより、素敵なお宅にお邪魔するようなドキドキ感も魅力の一つ。迎えてくれる店主さんの優しい声に、ほっと心が和みます。
見つけたら即予約!争奪戦必至の限定スイーツ
「たまごのとりこ」の最大の魅力は、なんといってもお客様一人ひとりの希望に寄り添って作られるオーダーメイドケーキ。
店主さんが親身に思いをヒアリングし、想像を超えるクオリティで実現してくれます。
あなたの「こんなケーキを食べてみたい!」という夢が、ここでならきっと叶うはずです。
オーダーメイドケーキだけでなく、不定期で販売される旬のフルーツを使った限定スイーツも見逃せません。
私が訪れた6月に販売されていたのは、旬のいちごをたっぷり使った「いちごのスイーツセット」!
- いちごのスイーツセット 1,150円
いちごのカップショートケーキといちごのミルクレープ、いちごのカップチョコケーキがありました。この中から2つを組み合わせて1,150円。もう、見た目からして可愛すぎます…!
夏には桃やシャインマスカットのケーキが登場しますが、とにかく驚くのはその完売スピード!Instagramで販売情報が告知されると、あっという間に予約で埋まってしまうんです。
何を隠そう、私も過去2回予約に間に合わなかった苦い経験が…。3度目の正直で、Instagramの投稿を見つけた瞬間に速攻で予約しました!
やっとの思いで堪能できたケーキは、甘すぎずフワフワのクリームと、甘酸っぱいイチゴが織りなす爽やかで優しい味わい。「美味しい!」の一言で片付けてしまうのが勿体ないほど、一口ひとくちを大切に噛み締めたい、幸せが詰まったケーキでした。
最新情報は公式Instagramで発信されているので、フォローしてこまめにチェックするのがおすすめです!
母の誕生日にサプライズ!想いを汲み取るデザインに感動
限定スイーツのおかげでお店の場所も覚えた私は、いよいよ本題である母の誕生日ケーキをオーダーすることに。
母と一緒にInstagramの写真を見ながら「お花のケーキが可愛いね」と話し合い、母が大好きな「百合の花」をモチーフにした小ぶりなケーキをお願いしました。
当初は「フルーツたっぷり」で考えていましたが、母の好みを考えて「フルーツは盛りすぎず、紫を基調とした大人っぽいイメージで」とオーダー。こちらの少し曖昧なリクエストにも、店主さんは様々なアイデアを提案してくださいます。
そして、受け取り当日。
完成したケーキを見て、思わず息をのみました。
そこには、落ち着いた紫色を基調にした、まるで芸術品のように高貴な佇まいのケーキが。私の乏しい想像力では到底思いつけなかった、洗練されたデザインです。
「落ち着いた雰囲気のほうがお好みかと思い、このデザインにしてみました」
そう言って微笑む店主さん。こちらの好みや想いを深く、深く汲み取ってくださったことに、胸が熱くなりました。料金は7,300円。美しさはもちろん、フルーツもクリームもスポンジも、すべてが絶品でした!
店名の由来は、母の愛情あふれる一言から
ユニークな「たまごのとりこ」という店名の由来は、店主さんのお母様の一言がきっかけだったそう。
昔からたまごを使ったスイーツが大好きで、作るお菓子は自然とたまごをふんだんに使ったものばかり。そんな娘さんの姿を見て、お母様が「あなたは本当に、卵のとりこだね」と優しく言ったのだとか。
今ではお客様から、「『たまごのとりこ』さんのケーキの”とりこ”です!」と言われることも多いそうです。
もちろん私も、この取材を通してすっかり「たまごのとりこ」のケーキの”とりこ”になってしまいました!
お客様の中には、ご自身で描いたイラストを元にケーキをオーダーされる方もいるそうで、その再現度の高さには毎回驚かされます。Instagramを拝見すれば、お客様一人ひとりの「大好き」にとことん寄り添う店主さんの真摯な姿勢が伝わってくるはずです。
さぁ、あなたも「たまごのとりこ」で、世界にひとつだけの物語が詰まったケーキの”とりこ”になってみませんか?