あなたの推しはどの子?ふくろうと触れ合える癒しスポット 宇部市「ふくろうカフェ アウルの城」
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宇部市の住宅街に佇む「アウルの城」は、個性豊かな11羽のふくろうと間近で触れ合える貴重なスポット。そっと撫でたり、肩に乗せたり、スタッフの深い愛情に包まれて育ったふくろうたちの愛らしい表情に、日々の疲れもふっと溶けていくはずです。”推しふくろう”を見つけて、心温まる非日常を体験してみませんか?
山口県内で唯一、ふくろうと触れ合える場所

「ふくろうカフェ アウルの城」(山口県宇部市則貞6-4-5)は山口県内で唯一、ふくろうと触れ合える場所。
見るだけでなく、ふくろうを撫でたり肩やひざの上に乗せたりできるのも魅力です。

2017年6月10日にオープンした「アウルの城」は、2025年7月12日に 則貞地区へ移転しています。
お店の場所を間違えないように注意してくださいね。
「アウルの城」の周辺は住宅街のため、道幅が細くなっています。
また、駐車できる台数が限られているため、来店の際はできるだけ乗り合わせるようにしてください。
スタッフさんからふくろうの触れ合い方について丁寧な説明があるので、初めての方でも安心して触れ合いを満喫できます。
あなたの”推し”はどの子?
「アウルの城」では、現在以下の11羽のふくろうと触れ合えます(2025年12月時点)。一挙ご紹介します。

「ラランジャ」は威厳のある顔つきが特長のユーラシアワシミミズクです。

「あられ(左)」はお辞儀の姿勢で「頭を撫でて」とアピールしているメガネフクロウ。それを後ろで眺めているのがモリフクロウの「もーりん(右)」です。

つぶらな瞳がかわいらしい「ミルキー」はマレーワシミミズク。

こちらのペアは、ブラックメンフクロウの「おごげ(左)」と、メンフクロウの「メンメン(右)」です。

ミステリアスな雰囲気を醸し出しているのがニセメンフクロウの「フラ」。

「コハク」は真っ白で美しいシロフクロウです。

凛々しいお顔でこちらを見つめるのはトラフズクの「フク(左)」と手のひらサイズのオオスズメフクロウ「すず(右)」です。

そして最後は、アフリカオオコノハズクの「ヒカル」です。
好奇心旺盛な子、ゆらゆら揺れて歓迎してくれる子など、性格もさまざま。名前を呼ぶと鳴き声や動きで応えてくれる姿は、思わず胸がキュンとする可愛さです。
スタッフさんがふくろうについての説明や豆知識、日常の笑い話なども話してくださるので、とても楽しい時間が過ごせます。

ふれあい体験中はフラッシュ無しであれば写真撮影が可能ですので、あなたの”推し”のふくろうと記念の一枚をパチリとおさめましょう。
エサやり体験にオリジナルグッズも

体験料金1,500円にプラス300円を支払うと、エサやり体験もできます。こちらは1日8名限定。
鶏肉をピンセットでふくろうに間近で食べさせてあげられるという貴重な体験ができるので、ぜひ挑戦してみてください!

SNS映えするたまご型のハンキングチェアに座った状態で、お気に入りのふくろうを肩やひざに乗せられます。
ふくろうはフンのしつけができないため、ブランケットをかけた状態で触れ合いを楽しんでくださいね。

店内では、ふくろうのオリジナル缶バッジや羽の販売も行われていますので”推しふくろう”が見つかった方は、グッズチェックも忘れずに!

グッズの横には、ラランジャとおこげの卵も展示されていますよ。
ふくろうと人が心地よく過ごせる場所を目指して
スタッフさん(写真左)、赤石泰子社長(写真右)
「アウルの城」が何よりも大切にしているのは、ふくろうたちが落ち着いて過ごせる環境づくり。
現在はスタッフ2名体制で、ふくろう1羽1羽の体調や様子に細かく目を配っています。
現在はあえて飲食の提供を行わず、ふくろうとの触れ合いに集中できる環境と時間を提供しているのも社長・赤石泰子さんのこだわり。
調理師免許を持つ赤石さんは、前の店舗で料理を提供していたころも、納得のいく食材を取り寄せソースまで手作りをするほど細部まで全力を注いでいたそうです。
「手をかけること、無理をしないこと」
その姿勢は今も変わらずお店の根底にあります。
ふくろうにとっても、人にとっても負担のない距離感を大切にする。そんな思いが、現在の「アウルの城」をかたちづくっています。
お二人の靴下が色違いでお揃いのふくろう柄という点からも、ふくろう愛が伺えて心がとてもあたたかくなりました。
ふくろうと過ごす非日常の時間

ふくろうと同じ空間で過ごす時間は、心を癒してくれます。
鳴き声や羽音に耳を澄ませながら、目の前のふくろうに意識を向ける非日常体験を楽しんでみてください。
宇部市を訪れた際は、観光やお出かけの合間に少し足を延ばしてみてはいかがでしょうか。
きっと、ふくろうたちと過ごすひとときが、心に残る思い出になるはずです。





