山口さん

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新しい一年、「この一冊」との出会いが人生を変える 岩国市「Ichiyoブッククラブ」

新しい一年の始まり、新しいことを始めるにはピッタリ。何か新しいことを始めたいと思っている方も多いのではないでしょうか?
そんなあなたにおすすめしたいのが読書です。

一枚一枚ページをめくる感覚、そして物語の世界に没頭する時間は、本ならではの特別な体験。しかし、「読書はしたいけれど、なかなか続かない」「何から読めばいいかわからない」と感じている方もいるかもしれません。

そんな時は、ぜひ「Ichiyoブッククラブ」の読書会に参加してみてはいかがでしょうか。
「Ichiyoブッククラブ」は、主催者の一葉さんが県内各地や広島県で読書会を開催しています。

読書会とは?

読書会とは、参加者がそれぞれおすすめの本を紹介し、感想を共有し合う場のこと。

「Ichiyoブッククラブ」では、「ジャンルフリー読書会」のように各自が好きな本を持ち寄るスタイルや、特定の本について語り合う「課題本読書会」などのスタイルで本を楽しめます。

読書会の流れ

今回は、おすすめ本を持ちよる「ジャンルフリー読書会」の流れをご紹介します。

「Ichiyoブッククラブ」では、まずはチェックインと呼ばれる参加者の自己紹介からスタート。
「最近あったいい出来事」や「週末の予定」など、一葉さんが簡単なテーマを出してくれるので、初めての方でもリラックスして参加できます。

少し緊張がほぐれたところで、いよいよ本題へ。
各自が持参した、とっておきの一冊を紹介していきます。

「この本に出会えて人生が変わった」「この一節に救われた」。

参加者は、読書にまつわるエピソードを交えながら、それぞれの本の好きなところや魅力について思い思いに語ります。

読書会の魅力とは?

読書会の魅力とはどのようなところなのでしょうか?
実際に参加した方々にお話を伺ってみました。

「普段、自分が好きな本について誰かに話す機会はあまりないので、とても楽しかったです。他の方の話も聞いて、早速読んでみたいと思う本にも出会えました」

「紹介してくださった方のエピソードと共にその本を知ることで、私にとっても特別な本になりました」

本を介して自身の気持ちや経験を共有できること。それに加えて、他の方の読書体験を聞くことで、思いがけない読みたい本との出会いがあります。
自分では気づけなかった視点に気づかせてもらったり、誰かと気持ちを共有することができるのが読書会の醍醐味です。

本を通じて、本当の自分と出会う場所

「本を読むことは、自分と対話すること」と一葉さんは語ります。

物語の展開や登場人物の言葉に、「自分ならこうするのに」「なぜこの人はこんなことを言ったのだろう」と感じることはありませんか?それは心が動いた証拠。そこにあなたの正直な気持ちが隠されています。

「難しく考えなくでも大丈夫。うまくプレゼンする必要はなくて、心が動いた瞬間を話してくれたらいいんです。本のタイトルに惹かれた、主人公がかっこいいと思った、それだけでもいいんです」

一葉さんは、その「心が動いた瞬間」から、参加者が本当に感じていることを言葉にするお手伝いをしてくれます。「そう、そうなんです!」とその方の顔がパッと変わる瞬間が、一葉さんにとって何よりの喜びだそうです。

読書会で、ありのままの自分の本音をさらけ出す場になって欲しい。

普段の生活では、なかなか正直に本音を話せる場はないのではないでしょうか。
読書会は、その日たまたま集まったメンバーしかいません。そのようなしがらみのない場所だからこそ話せることもあります。
読書会は自分の気持ちと向き合える場所であり、それを受け止めてもらえる場所でありたいと、一葉さんは願っています。

「私たちは、気持ちを誤魔化しながら生きていくこともできます。だけど、自分の本当の気持ちに気づき、それを大切にしながら生きていってほしい。私自身、そうありたいと思っています。参加者のみさなんが『こう見られたい』という部分が抜け落ちて、素が見える瞬間にとても魅力を感じるんです。自分の正直な気持ちを話す様は、とても美しいと思います」

そんな一葉さんが、これほどまでに本と真摯に向き合う理由、そして本が彼女にとってどのような存在なのかを伺いました。

「私自身、いつも本に支えられて生きてきました。人生の節目で孤独を感じていた時期も、本が心の支えになってくれたのです。辛くても前向きでいなければならなかった時も、味方でいてくれたのは本でした」

一葉さんにとって、本は自分らしくいられるための大切な存在であり、日々の糧。なくてはならないものなのです。

今のあなたに届ける1冊「選書サービス」

「Ichiyoブッククラブ」は、今のあなたにぴったりの一冊を見つける選書サービスも提供しています。

1時間ほど時間をかけてじっくりと話を伺い、今その方にとって本当に必要な本を提案するものです。

「本は、その方の人生の栄養になるもの。私が読んできた経験の中から、その方にぴったりの一冊を見つけ出し、新しい視点や考え方が得られたり、心の支えとなるような本をお届けできたらと思っています。」と一葉さん。

しっかりと向き合って自分のためだけに選んでくれた本との出会い。そんな特別な体験をしてみたくなりませんか?

おすすめの本を聞いてみました

最後に、これから読書を始めたい方へ、一葉さんに最初の一冊としておすすめの本を教えていただきました!

『本日はお日柄も良く』原田マハ 

平凡なOLである主人公が、ある結婚披露宴で出会った圧巻のスピーチに衝撃を受け「言葉」のプロフェッショナル=スピーチライターという仕事に魅せられ修行を重ねて成長していく物語。奮闘する主人公の姿に勇気づけられます。

『この世にたやすい仕事はない』津村記久子

職場で燃え尽き症候群になり、会社を辞めた30代の女性が主人公。ハローワークで紹介された普通とはちょっと違う様々な仕事に就くうちに、この世に楽な仕事はなく、どんな仕事にも、難しさとやりがいがあることに気づいていく。
読むうちに主人公とともに、仕事に対する価値観が変わってくる再生の物語。

『舟を編む』三浦しをん

出版社の辞書編集部を舞台に、一冊の国語辞典「大渡海(だいとかい)」が生まれるまでが描かれる。
不器用で人付き合いが苦手な主人公・馬締光也と、編集部の仲間たちは、誠意と情熱を持って膨大な言葉と向き合い続ける。彼らの「言葉」や「仕事」に対する眼差しが、人としての在り方までも、やさしく教えてくれるような物語。

日常に彩りをもたらす読書時間

朝の5分間、通勤電車の中、あるいはベッドでの眠る前のひととき。物語にドキドキしたり、「なんでこんなセリフを言ったんだろう?」と考えを巡らせたり、新しい知恵を授けてくれたり。そんな時間はきっとあなたの人生をより豊かにしてくれるはずです。

一人で読むのもいいけれど、読書会に参加すればその楽しさはさらに広がります。

この新しい一年に、一葉さんと一緒に、日常に彩りをもたらす一冊を手に取ってみませんか。

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