「0.01mmの技」から生まれる、暮らしのインテリア 周南市「Calfko.(カルフコ)」
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周南市の緑豊かな道沿いに、ふと現れる洗練されたショールーム。今回ご紹介するのは、金属加工の確かな技術と、現代的な感性が融合したブランド「Calfko.(カルフコ)」(山口県周南市)です。
金型の製造メーカーが手掛けているこのショップ、侮ることなかれ。「こんな場所に、こんなにも洗練されて、視野を大きくもった人たちがいたなんて…!」と驚きました。
扉を開けた瞬間から一気に心をつかまれる。そんな驚きをくれる「Calfko.」をご紹介します。

「機能」の先に宿る、計算されたデザイン
「Calfko.」は、0.01mmの狂いも許されない究極の技術を持つ「金型職人」が、エアプランツをはじめ、暮らしを彩る多彩なインテリアアイテムを手がける専門ショップです。
店頭に並ぶ商品は、日常のふとしたとき浮かぶ「こんなモノがあればいいのに」という思いから生まれたものばかり。商品のどれもが、一見しただけでは使い道が想像できないような、独特の美しさと遊び心を持っています。
それを支えているのは、0.01mmの狂いも許されない金型製造で培われた超精密な加工技術。確かな技巧の裏付けがあるからこそ、唯一無二のインテリアとしてその存在が輝いています。

どれも素敵な商品が並ぶ中、「まず取り入れてみるならこれ」というおすすめの商品を教えていただきました。
まず手に取りたい、おすすめアイテム
こちらの流木と金属を組み合わせたオブジェ。皆さんならどう楽しみますか?

- Wood Stand. 2,860円
このまま流木の飾りとして楽しむこともできますし、アクセサリーをかけるスタンドとして使うのも素敵ですね。
エアプランツを飾ってもいいですし、自分のスタイルに合わせて自由に楽しめます♪

- 茶托 左上2,090円、右上2,640円、左下1,870円、右下2,310円
こちらは「自分が好きなお茶を入れる時間を大切にしたい」という想いが形になった茶托です。
どんなスタイルの部屋にも馴染むシンプルなデザインと、金属の滑らかな質感が印象的です。
お気に入りがあると、ちょっと良いお茶を丁寧に淹れたくなる。そんな気持ちにさせてくれるのも「本物」の道具ゆえの力かもしれません。

- Tears Cube. 奥から8,525円、 8,690円
展示会で商品に高低差を出すために作った什器が、「それが欲しい!」というお客様の声で商品化されたそうです。
ライトを当てた時に壁に落ちる「影」まで美しく、空間そのものをデザインしてくれます。
偶然のきっかけから始まった
「もともとは、自分たちの技術で作ったインテリア雑貨を発信する場所が欲しくて、ここを建てたんです」と、話します。
母体である「株式会社ダイシス」は、日本とタイを拠点に自動車部品の金型を作るプロフェッショナル集団です。
お父様が立ち上げ、タイに合同会社を作るなど、アグレッシブに事業を展開してきました。
そんなタイとのつながりを活かして。「Calfko.」は「エアプランツ」の輸入からスタートしました。

エアプランツは、土も鉢もいらない植物。飾り方の自由度が高い一方で、「どう飾ればいいか分からない」と迷う人も多いものです。
「自分たちが培ってきた金属加工技術を使えば、もっと自由でかっこいい飾り方が提案できるはず」。
そんな想いから、板を曲げ、立体を作り出す、「Calfko.」独自の製品づくりがスタートしました。

感性を形にする。DIYで作り上げた拠点

驚くことに、このショールームの内装は、ほとんどが自ら手がけたものなんだそう。
「昔からインテリアや雑誌が好きで、留学したイギリスでもショップを巡ったりしていました。その時見た景色が、今につながっているのかもしれません」
「好き」と「技術」が組み合わさり独自の空間が生み出されました。
「日本の良さ」を再発見し、世界へ発信する
現在、「Calfko.」は大きな転換期、リブランディングの真っ最中です。
「海外へ行けば行くほど、日本のクオリティの高さや文化の素晴らしさを再認識したんです。今は、日本の伝統的な要素を現代の、そして世界のライフスタイルに寄り添う形にして届けたいと考えています」
日本の良さを紹介するだけではなく、海外の暮らしにも寄り添う形で発信したい。 最初から世界をマーケットに見据え、ゆくゆくは海外比率を7割にしたいという大きな志を持っています。
周南の小さなショールームから、世界中の人々の暮らしへ「日本の静かな時間」を届ける挑戦はすでに始まっているよう。
例えば、日本伝統の「焼き杉」を使ったものや、和紙、香りなど……これからどんな商品が生まれてくるのか、乞うご期待です!

忙しい毎日の中で、ふと立ち止まり、自分を整える。 そんなきっかけをくれる「一生ものの道具」を探しに、ぜひ足を運んでみてください。





