冬とは違う旨味と歯ごたえを愉しむ”夏ふぐ”三昧ランチ 下関市「旬楽館」
- グルメ
山口県下関市といえば、全国に誇る「ふぐ」の本場ですよね。でも、「ふぐって冬が旬でしょ?」と思っていませんか?実は、夏には夏の、知る人ぞ知る驚きのおいしさがあるんです!
今回は、下関市にある「旬楽館(しゅんらくかん)」(山口県下関市唐戸町3-10)へお邪魔し、この道30年以上の総料理長・川﨑さんが腕を振るう、夏限定の絶品ふぐ料理を調査してきました。
冬のイメージを覆す、感動の「夏ふぐ」の世界をたっぷりご紹介します!
「旬楽館」で夏のふぐを堪能

身に栄養がギュッと蓄えられる「夏ふぐ」の秘密を総料理長の川﨑さんに教えていただきました。
冬のふぐは、栄養が白子や卵巣にいってしまうのだそう。しかし、産卵を終えた夏場は、栄養が身にしっかりと行き渡るのです。つまり、ふぐ本来の身の旨味や、しっかりとした歯ごたえを純粋に楽しむなら、夏が向いている時期なのだとか。

さらに夏場は身がタフでへたらないため、冬場よりもあえて少し厚めに引いて、その贅沢な舌触りを楽しんでもらうのに一番向いている時期なのだとか。お話を伺っているだけで、すでにお腹がすいてきてしまいます……!
透き通るような美しさと、夏ならではの厚みが目を引く極上のふく刺し
まずご紹介するのは、お昼のランチメニューにオプションとして追加できるという「ふく刺し」です。下関では幸福を呼ぶように「ふぐ」を「ふく」と呼ぶんです。
運ばれてきた瞬間感動してしまうほど、お皿の上に美しくふぐの身が盛り付けられていました。ランチのオプションとは思えない本格的な一皿です。

- ランチのオプション ふく刺(小) 1,500円
ネギともみじおろしを身でくるりと巻いて、ポン酢につけて一口。

噛めば噛むほど、ふぐの力強い旨味が口いっぱいに広がります。大将のお話通り、絶妙な厚みがあるからこそ、この心地よい歯ごたえが生まれるんですね。
もみじおろしのピリッとしたアクセントが、ふぐが持つ上品な甘さをさらに引き立ててくれて、箸が止まらなくなる美味しさです。
夏限定!ふぐを使った「ふく素麺セット」

暑い夏にぴったりなのが、ツルっと涼をそそる計算し尽くされた「ふく素麺セット」
涼しげなお素麺の上には、贅沢にふぐの身やひれがトッピングされていて、トラフグのあらで丁寧にとったという、冷たく透き通ったお出汁がかけられています。

- 9月末までの限定メニュー ふく素麺(そうめん)セット 2,800円
出汁を口に含んだ瞬間は、驚くほど繊細でクリアな舌触り。ですが、飲み込むころにはトラフグの芳醇な風味と香りがさっと鼻に抜けていきます。
お出汁を飲み干した後も、口の中でトラフグのふくよかな風味や香りがふわっと舞っているような、贅沢すぎる余韻に包まれます。

麺は、ふぐひれで風味と味わいをつけたという、特製のつゆに潜らせてツルッといただきます。
お出汁と特製つゆが重なり合うことで、旨味にものすごい奥深さが出ています!すごくクリアでさっぱりと入るのに、透明感のある濃厚なコクがしっかりと感じられるんです。

川﨑料理長にお伺いすると、「暑い夏に、どうやってこのお出汁をお客様に美味しく食べてもらうかを考えて、そうめんに行き着きました」とのこと。
ひれの香りとあらの旨味を楽しんでもらうための、職人の緻密な計算とこだわりが詰まった一杯です。
しかもこのセット、そうめんだけでなく、サクサクの「ふぐの天ぷら」や、お出汁が凝縮された「煮凝り(にこごり)」、さらにふぐの旨味が溶け出したお味噌汁まで付いてくるという大満足のボリュームになっているんです。
まるで海の宝石箱!職人技が光る「真ふぐのちらし寿司」

- 真ふぐのちらし寿司 1,500円
さらに「ふく素麺セット」には、なんと「真ふぐのちらし寿司」も付いているんです(少し小さめのサイズでセットになっています)。これがまた、おまけと呼ぶには贅沢すぎるクオリティ!
イクラやキュウリ、桜でんぶが美しく散りばめられていて、まるで宝石箱のような華やかさです。
トラフグより弾力がありもっちりしている真ふぐを使用。
トッピングされている真ふぐの身は、表面を軽く炙って特製のタレに丸一日漬け込み、さらに使う直前にも甘めのしょうゆにサッとくぐらせているそう。


一口食べると、トラフグよりももっちりとした、やわらかな弾力が楽しめます!炙りの香ばしさとタレの甘みが真ふぐの旨味と完璧にマッチしています。
そして、さらに驚くべき秘密が。なんと、酢飯(シャリ)の中に、細かく刻んだ「真ふぐの味噌漬け」が混ぜ込まれているんです。
そのため、どこを食べてもふぐの豊かな風味とコクがしっかりと感じられ、「いま、ふぐを贅沢に食べている!」という満足感が口いっぱいに広がります。

この夏は下関で、感動の「夏ふぐ」を体験しませんか?「ふぐは冬のもの」というイメージが、ガラリと覆る感動の出会いでした。
身に栄養をたっぷりと蓄えた夏のふぐは、抜群の歯ごたえと、クリアでありながら濃厚な旨味が楽しめる、まさに隠れた逸品。
暑い夏だからこそ、職人が工夫を凝らした冷たいおそうめんや、華やかなちらし寿司で、涼しく贅沢にふぐを味わう。そんな大人の贅沢を、ぜひ下関の「旬楽館」さんで体験してみてくださいね!

みなさんも、下関へお出かけの際はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
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★今回の記事は2026年6月9日放送、yab山口朝日放送『You!どきっ』のコーナーを記事化したものです。





