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今が旬!シャリシャリ食感がたまらない“秋芳梨”はいかが

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秋の味覚といえば、皆さんは何を思い浮かべますか?

私は大好物である、美祢市の特産品“秋芳梨”を一番に思い浮かべます!

美祢市で育った筆者にとって秋芳梨はまさにソウルフード!

今回は、美祢市の梨農家、「西村農園」さんに取材をさせて頂きましたので、秋芳梨の魅力をぎゅぎゅっとお届けします♪

 

秋芳梨の歴史は約120年

秋芳梨は美祢市で生産されている“二十世紀梨”です。

1904(明治37)年に先覚者、西村正一氏によって栽培が始められました。

こちらの梨の樹が、約120年前に西村正一氏が岡山県から持ち帰ったもので、“百年の樹”と名付けられています。

樹幹(ウエストまわり)は120㎝ほど。

“百年の樹”はまだまだ現役で約800~900個の梨を実らせます。

 

美味しさの秘密

美祢市の土壌は赤土の粘土状が多く、ミネラルを多く含んでいます。

昼夜の気温格差の大きい美祢市の環境が、梨の生育に適しており、甘味と酸味のバランスが抜群のみずみずしくてシャリシャリの食感の梨が育つのだそうです。

梨の花粉付けは毎年4月頃。

秋芳梨(二十世紀梨)は同じ品種では受粉しないため、別の品種の梨の花粉を使って、全て手作業で受粉を行います。

受粉させた直後に小さな白い袋をかぶせ梨を日光などから守ります。

梨が大きくなると、写真の茶色の袋へかけ替えます。

全て手作業、手間隙かかった愛情たっぷりの“秋芳梨”は一度食べると止まらない美味しさです♪

今年の秋芳梨選果場での秋芳梨の販売は8月21日9時からを予定しています。

※進物は8月1日より受付開始

 

西村農園オリジナル商品

一年中、美祢市で育った美味しい二十世紀梨を食べてもらいたい、もっと沢山の方に知ってもらいたいという思いから作られた梨の缶詰め。

当時は加工品にチャレンジする美祢市の農家は少なく、何か新しいことにチャレンジできないかという思いから、約15年前に秋芳梨をシロップ漬けにした「秋芳の実」の販売をスタートさせたそうです。

  • 百年の樹 秋芳の実 600円~

“百年の樹”から採れた梨を使用、缶詰めということを忘れてしまいそうなくらい、二十世紀梨の特徴であるシャリシャリとした食感が残っています。

そのまま食べてよし、冷やすとさらに美味しくいただけます♪

パイやタルトなどのお菓子作りにも最適で、お土産にも大人気だそうです。

 

  • 和梨ジャム 600円~

シャリシャリとした二十世紀梨の食感を生かせるように、小さな角切りの梨が入っています。

食感が楽しめるジャムは筆者の小学2年の息子が大のお気に入りで、我が家が何度もリピートしている商品です!

※「秋芳の実(梨缶)」と「和梨ジャム」は美祢市独自の認定ブランド、「ミネコレクション」にも選ばれている、人気商品です。

家族で秋芳梨を育て、次の世代へ繋ぐ「西村農園」さん。

ピーク時の秋芳梨農家の数は80~90軒あったものの、年々数が減り、約22軒まで減ったそうです。そんな中でも、西村農園の西村幹夫(写真の一番右)さんは二十世紀梨への熱い思いは変わることなく、今現在も梨を使った加工品の商品開発に向けて新しいチャレンジをされています。

いずれは、梨を使ったワインなどのお酒を作り美祢市を活性化するのが目標だそうです。

小さい頃から何気なく食べていた“秋芳梨”、西村農園さんのお話をお聞きし“秋芳梨”がもっともっと好きになりました。

美祢市のシンボルである“秋芳梨”は出荷期間が約1ヶ月の大変貴重な梨です。

ぜひ沢山の方に味わって頂きたいです。

 

 

「西村農園」さんでは二十世紀梨をはじめとする、和梨12種類、洋梨5種類、加工品の直売をされています。

ご希望の方はお電話にて。

08376-4-0506

 

その他購入先

  • 道の駅おふく(美祢市)
  • 山口井筒屋コトサイト(山口市)
  • 安富屋(美祢市)

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