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ぶちあまい”幻の柿“を味わって! 美祢産の「みとう西条柿」

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秋といえば、美味しい果物に出会える季節。 

今回は出荷間近!約1ヶ月しか市場に出回らないという、美祢産の”幻の柿 “「みとう 西条柿」のご紹介です。

取材対応してくださったのは、山口県農業協同組合美祢統括本部の白石一隆さん。

手間暇かかった、ぶちあまい柿ができるまでのストーリーをギュッギュッとお届けします。

 

糖度はなんとメロンと同等!

美祢特有ともいえる石灰岩質のカルスト台地からの流れるミネラルたっぷりの水と肥沃な土壌で育った「みとう西条柿」はとにかく甘いのが特徴。

糖度は18~19度とメロンと同等の甘さなんです!

昼夜の気温差の大きい美祢市の環境が柿の栽培に適していて、柿が凍らないように自ら糖分を蓄えることで甘くて大きな柿が育つのだそう。

 

さらに甘さを引き出すために重要なのは、出荷前に行う「渋抜き」。

ドライアイスを使って行う「渋抜き」は、長年の経験と計算しつくされたデータを元にドライアイスの量や時間を決めます。

消費者の喜ぶ顔を想像しながら、消費者の手元に届くまでを逆算し、さらに甘い柿になるように仕上げるんだとか♪

 

年間を通して手間暇をかけて

冬の剪定、春から夏の春から夏の摘花・摘蕾、とにかく手間暇と時間のかかる柿づくり。

特に3月~4月は毎年”霜”との戦いで毎日、霜注意報とにらめっこ。

注意報が出た日は、一晩中火を焚いたりスプリンクラーで水を撒き、枝や花が凍らないように柿の木を守ります。

枝や花に霜がついてしまうと、一晩でダメになってしまい実がつかなくなるそうです。

恥ずかしながら、柿は勝手に育ち、実を付けるものだと思っていた筆者です。

白石さんのお話を聞けば聞くほど、ものづくりに対する熱い思いが伝わってきて、今か今かと「みとう西条柿」の出荷が待ち遠しい気持ちでいっぱいになりました。

「今年は霜の被害がなく、出荷量も多いです。おいしい柿に仕上げますので楽しみに待っていてくださいね。」と素敵な笑顔で白石さん。

今年の選果は10月3日を予定、山口市内のスーパーに並ぶのは10月10日前後だそうです。

 

美祢市の台所

「みとう西条柿」が購入できるのは、山口市内のスーパーと美祢市にある「みとう直売所」のみ。

1か月しか出回らない”幻の柿”「みとう西条柿」を求め、毎年沢山の方が訪れるそうです。

※贈り物用は美東営農センターまで(08369-2-0232)

「みとう直売所」では、他にも旬の野菜や果物、お肉やお魚まで、お手頃価格で購入できます。

 

美祢の土地の恵みに手間暇が組み合わさった

ぶちあまい、”幻の柿”「みとう西条柿」是非味わっていただきたいです。

 

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