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地元の新鮮な食材の魅力を味わう! 山口市「御食事処 入道」

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今回は、山口県の玄関口の1つ、JR新山口駅のすぐ近くにある地元の新鮮な食材の魅力を引き出した料理を味わえるお店を紹介します。

写真はこちら

JR新山口駅近く 地元の新鮮な食材の魅力あふれる料理に舌鼓!

JR新山口駅北口の目の前にある「御食事処 入道」(山口県山口市小郡大正町15-14)。

 

駅前の激戦区で、店を続けて31年。板場に立つのは、店主の高山哲守さんと、

店主の長男で、板前の大賀さんです。

 

ショーケースには、店主がその日の朝に仕入れた新鮮な食材が並んでいます。

新鮮な地元産のさばを炙った 名物〝焼きサバ寿司″

店の一番人気というのが「焼きさば寿司」。

使っているサバは、取材したこの日に宇部港で水揚げされたものです。

〝焼きサバ”とはいえ、鮮度にこだわっているのだそう。

板前の大賀さんは、「暖かい時期になってしまうと、身が白くなってしまう。さば寿司は半分中身が生なので、刺身にできる(新鮮な)ものでないと」
と話していました。

さばいたサバは、酢と塩で〆ていきますが、細かな味付けは、企業秘密だそうです。

浅く〆たサバは串を打って、炙っていきます。

香ばしさを出すために、表面だけを炙ります。
脂ののった新鮮なサバを使っているため、脂が滲み出て、食欲をそそる「焼きサバ寿司」になるそう。

  • 焼きさば寿司 1980円~

 

目につくのはやはり一貫あたりのサバの大きさ!サバの片方の身を丸々全部使うため、このサイズでの提供となるそうです。

焼きサバの皮目の香ばしさと、身が厚く、噛み締めると旨味がじゅ~っと出てきて、とろんとした舌ざわりで食べきった後も余韻があっておいしいんですよ。

おいしさの秘密について、大賀さんは、
「〆サバにするときに、新鮮なサバでしたら、塩とか酢で〆るのに長時間漬けなくてもおいしく召し上がれるんですね。だから、わざわざお刺身にできるサバを仕入れて、その日に提供させてもらってます」とのこと。

 

パリパリ食感の秘密は〝ウロコ″ 甘鯛の唐揚げ

次なる食材は、萩沖でとれた甘鯛。


3枚におろしていきますが、ポイントはウロコをとらずにさばくこと。

塩と片栗粉をまぶして、丁寧に揚げていきます。

 

そして出来上がった、おすすめの一品、甘鯛の唐揚げです。

  • 甘鯛の唐揚げ 2,750円

 

唐揚げの周りを包んでいるのが、甘鯛のウロコ。

しっとりと柔らかい身と、ウロコでパリパリの食感と香ばしさを感じられます。

 

魚だけじゃない!目利きされたお肉を使ったステーキも

続いては、ド派手なイチオシメニューの黒毛和牛のヒレステーキ。

使うお肉は、佐賀県産の黒毛和牛です。肉の旨味をしっかり感じられるように味付けは、塩コショウでシンプルに。


焼き加減はミディアムレア。ブランデーを入れて一気に焼き上げ、臭みをとっていきます。

入道のイチオシメニュー 黒毛和牛のヒレステーキの完成です。

  • 黒毛和牛 ヒレステーキ 3600~4500円程度(※グラムによって値段が変わります)

 

肉質は柔らかくなめらか。肉の甘みと旨味が噛み締めるたびに、染み出てきます。
塩コショウのシンプルな味付けながら、肉の味を引き立ててくれますよ。

店主のお母さんが焼き肉屋をやっていたこともあり、肉の目利きもできるようになったとのこと。
ガーリックチップを乗せて食べれば、旨味が引き立ちおいしいですよ。

大賀さんは、

「旅行、出張などで来られた人が、せっかくだからおいしいものを食べようとか、特別な記念日だから頑張った自分にご褒美を上げようとかたくさん笑顔になってもらえたらいいな、と。また明日から頑張ろうって思ってもらえるように作っています」と話していました。

新鮮な食材を使い、丁寧に下ごしらえするからこそ生まれる味わいを楽しんでみてはいかがでしょうか・・?

 

※今回の内容は2024年6月4日放送、山口朝日放送『YOU!どきっ』のコーナーを記事化したものです

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