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贅沢お肉とワインを堪能 柳井市「Kirak(キラク)」

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1枚でヒレ肉とサーロインが同時に味わえるTボーンステーキ。
好みのワインと一緒にいただけば、至福の時間が過ごせます。

ワインの種類が豊富に揃ったダイニングバーをご紹介します。

 

ワインは常時約40本をラインナップ

JR柳井駅から徒歩で5分。

柳井市の住宅街の中にある「Kirak(キラク)」は、カジュアルな雰囲気の店内で、素材の魅力が引き立つ料理とそれに合わせたワインが楽しめるお店です。

 

ワインのラインナップは、赤白合わせて常時40種類くらい。

グラスワインは1杯800円から。
ボトルは1本3500円から十数万円のものまで、幅広く取り揃えています。

高価なワインは、記念日などに注文される方が多いそうですよ。

シェフの藤山貴俊さんに、選び方などを伺うと、特にワインのメニューというのはないそうで、「スタッフに尋ねていただければ、そのときお客様が飲みたいっていうものをお出ししますよ」とのことでした。

ワインのことを本当にわかりやすく教えてくださるので、聞いているだけでも、話が面白い!ワインを選ぶ時間も楽しみのひとつなんですね。

それでは、ワインによく合う肉料理を作っていただきましょう。

 

迫力満点のステーキはいかが?

こちらは、お店の人気メニューのひとつ、Tボーンステーキ。

この骨がちょうどTの字になっていて、写真の下がヒレ肉、上がサーロインと、2つの部位がひとつになって楽しめるステーキです。

「1枚が500から600グラムくらいのカットになっていますので、だいたい3、4人で分けて召し上がっていただくのにちょうどいいくらい」と藤山さん。

 

こちらを塩コショウをして焼いていきます。

皮付きのにんにくを一緒に香り付けで入れ、風味を増すためにバターも使います。

ここで温度をあんまり上げすぎるとバターが焦げてしまうので、ちょうど油が茶色の色の温度を保ったまま焼いていくのだそう。

おいしそうないい香りがしてきます。

そしてひっくり返してからは、火を弱めて、中心の骨の周りが火が入りづらい部分があるので、ゆっくり時間をかけて焼いていき、まんべんなく火が通ったら出来上がり。

Kirakのイチ押しメニュー、Tボーンステーキの完成です。

  • Tボーンステーキ 100gあたり1,320円 (写真は540g 7,128円)

 

女性の手のひらを広げても余るぐらいの大きなサイズ!

こちらをイギリスのマルドンという海塩につけてたべるのがおすすめだそう。

ちょっとパリパリとした食感で、普通の岩塩と比べると甘い感じの塩です。

まず、Tボーンステーキのヒレ肉をマルドンの塩をつけていただいてみると、塩の甘じょっぱさを感じ、肉の繊細な甘味も引き出してくれました。

そしてサーロインは、肉のコクに加え、脂の甘みもたっぷりあって、とってもジューシーでした。

 

料理にあうワインをご提案

こちらのTボーンステーキと一緒においしくいただけるワインって、どんなものなのでしょうか?

藤山さんに伺うとタイプの違う3種類を提案してくれ、今回はフランス産の、飲み慣れた方におすすめしているのだという渋み強めのワインを選びました。

ワインの奥深さを楽しめそう!

 

注がれるワイングラスは「ボルドーグラス」といい、今回のワイン専用に作られているグラス。

この縁と口のサイズを計算して作られていて、舌のどの部分にワインが当たるかっていうものを計算して作られているそうですよ。

 

こちらでいただくと、すごく丸みのあるやさしい口当たりをまず感じます。

  • ボルドーの赤ワイン グラス900円

 

そして、飲むと舌の上に渋みがしっかり残ります。このTボーンステーキの味がしっかりしてるんで、ガツンと渋みのあるワインもよく合います。

ステーキだけじゃない!

Kirakには、ステーキの他にも、ワインによく合うメニューがたくさんあります。

この細長いものは『カダイフ』という、トルコ料理などでよく使われる小麦粉でできた麺。

これを赤エビに巻いて、油で揚げたらパリパリの衣に包まれた「特製エビフライ」の出来上がりです。

  • 特製エビフライ 1尾 660円

 

パリパリとしたカダイフの食感、エビのプリッとした食感と、食感の違いも楽めエビの旨味が口の中にあふれ出します。

そしてこちらは「彩り野菜のバーニャカウダ」。

  • 彩り野菜のバーニャカウダ 1,760円

 

西洋野菜を中心とした生野菜をニンニクとアンチョビのきいたアツアツのソースにつけていただきます。

 

どうしてもとっつきにくいイメージがあるワインですが、藤山さんは、初心者の方でも飲みやすいおすすめのものを出すので、是非肉などお食事といっしょに合わせて楽しんでみてください、と話していました。

みなさんも素材のよさを生かした料理にワインを合わせて極上のひとときをいかがですか?

 

★今回の内容はyab『You!どきっ』のグルメコーナーを記事化したものです

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