目と舌で萩の魅力をとろ~り甘く満喫 萩市「萩ぷりん亭」
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山口県を代表する観光地の一つ、萩市。
古い観光資源がたくさんあるその真っ只中にある、SNS映えも間違いなし!新しいプリン専門店をご紹介します。散策の休憩にとろりと甘いプリン、いかがですか?
萩城下町にオープン
昔の商家などが立ち並ぶ萩城下町の一角に2021年にオープンしたのが「萩ぷりん亭」(山口県萩市呉服町2-10)です。
カマボコの製造を行う「村田蒲鉾店」の別会社「むらた製菓」が運営していて、店名の通りオリジナルのプリンを製造販売しています。
店舗は2つ並んでいていずれも「むらた製菓」が運営、向かって左側がクラフトビールとカマボコの専門店「萩城下町ビール MURATA」、そして右側が今回紹介する「萩ぷりん亭」です。
店舗の脇から奥に進むと専用駐車場がありますので車で訪れた人でも安心です。
店内は、入り口左手側に販売するプリンがずらっと並んだショーケースと注文カウンターが。
店舗奥には2人がけと4人がけのテーブルなどが17席ほど配置されています。
また、建物の隣には庭があり、そこにもパラソル付きのテーブルが。世界遺産にもなっている萩城下町の古い街並みを目の前に贅沢なひとときを過ごすことができますよ。
目にも鮮やかなプリンたち
ショーケースを眺めるとまずその色鮮やかさに目を奪われます。ガラス瓶の形も可愛らしく見ているだけで胸がわくわくしてきます。
販売しているのは8種類で、定番のものや季節限定のプリンもあるそう。
いずれも市内で毎朝製造していて、国内産のこだわりのミルクや卵、地元の名産品をふんだんに使っています。
これらの商品は店舗で購入できるほか、全国への発送、またECサイトでも販売していますので、誰かへの贈り物やお取り寄せにも良さそうです。
ただ、添加物を使用せずフレッシュさにこだわっていますので、賞味期限は3〜4日と短めになっていますのでご注意くださいね。
さて、今回、どれも美味しそうな商品の中から4種類をセレクトしてご紹介します!
こうして並べて写真を撮るだけでも画になりますね!
定番商品から萩ならではの商品まで
まずは定番商品にして一番人気だという「なめらか」。
- なめらか 430円
卵白を一切使わず卵黄のみ。ミルクとマダガスカル産のバニラビーンズとあわせ、上品で優しい甘さを追求しています。職人が火の通し方までこだわって作っているそうで、口の中に入れると商品名の通り、なめらかな舌触り、そして濃厚な甘さがやってきます。
ガラス瓶の底にはキャラメルがありますので、混ぜて食べるといいアクセントに。シンプルながら奥深い、定番にして究極のプリンです。
続いては「萩夏みかん」。
- 萩夏みかん 480円
萩市を代表する特産品「夏みかん」がぎゅっと閉じ込められていて、黄色い見た目が可愛いですね。
プリンの層の上には地元で採れた夏みかんとジュレが乗せられていて、夏みかんの果肉もしっかり残っています。
見た目だけでなく、味も納得の出来栄え。プリンの濃厚な甘さに夏みかんの甘さと爽やかな酸味が混ざり合って最後の一口までさっぱりと食べられます。
お店の人に話を聞くと、夏みかんをフレッシュな状態で使用すると苦味を感じてしまったそうで、加工を施して食べやすいようにする試行錯誤があったそうです。
こちらは「渚ぷりん」。
- 渚ぷりん 450円
透き通るような鮮やかな青さが美しい一品で、青のジュレの部分はラムネ味になっています。
見た目も楽しみつつ、口に運ぶとある景色がぱっと脳裏に浮かんできます。
そう!コバルトブルーの波に白い砂浜。まさに萩市の菊ヶ浜です!
「渚ぷりん」は菊ヶ浜の海の青さをイメージして作られていて、ラムネの味わいといい、夏にぴったり!
最後は「相島すいか」。
- 相島すいか 480円
萩の離島、相島で生産される「相島スイカ」は夏の到来を告げる名産品。それをプリンに仕立てました。
シールも緑色のためガラス瓶全体のデザインがスイカとなっていておしゃれです!デザインの完成度が高く、フタを開けることだけでなく、シールを剥がしてしまうのももったいない気がしてきます。
そんな思いにも打ち勝ち思い切って開封。スプーンですくってみると、スイカの形がしっかり残っていて、シャリシャリとしたスイカの水分を含んだ甘さとなめらかなプリンの甘さが口の中でいいハーモニーを奏でます。
スイカが生産される期間限定の商品、そしてスイカ自体が水分を多く含んでいて時間が経つとプリン全体が水っぽくなってしまうそうで、店舗での販売のみとなっていますので、お店の前を通ることがありましたら是非お見逃し無くお買い求めください。
ソフトクリームもプリン仕様
「萩ぷりん亭」では、コーヒーや萩みかんジュースなどのドリンクメニューもありますので、カフェ利用も可能。
さらにプリン専門店ならではのメニューも。それがこちらのソフトクリームです。
- 萩ぷりんソフトクリーム 480円
プリン専門店が手掛けるソフトクリームということで、ミルクだけでなくプリンの原料を使っていて、上にはキャラメルソースがかけられています。
冷たい舌触りにプリン味というちょっと不思議ながらも美味なソフトクリームです。夏の暑い日にぴったりですね。
そして店内を見渡すと、気になるのはネコのキャラクター。
萩の公式キャラ「猫にゃん。」だったり、市内に”猫寺”があったりと、歴史的にも萩市とネコは深〜い関係があるんです。
そんなゆかりから、お店のキャラクターにも黒猫が採用されていて、あちこちにその姿があります。お庭にも、ほら。
購入したプリンと一緒に撮影してみたらSNS映えすること間違いなしです!
誰かのお土産に買って持って帰りたいけど少し時間がかかる、という方に向けては、ネコのキャラクターがあしらわれた可愛い保冷バッグ(有料)もありますよ。
- 左 保冷バッグ(小) 300円 / 右 保冷バッグ(大) 400円
「道の駅萩しーまーと」にも
今回は萩の特産品や景色などの魅力をぎゅっと詰め込んだ甘いプリンをご紹介しました。
見た目だけでなく味にもしっかりこだわりがありましたので、観光やまちあるきの休憩に、そして旅の思い出として誰かのお土産にいかがですか?
市内ではここの本店だけでなく、漁港に直結した「道の駅萩しーまーと」内にも店舗がありますので、こちらでも買うことができますよ。
ちなみに「しーまーと店」では海のすぐ近く、ということもあり「渚ぷりん」が一番人気だそうですよ!