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スパイスとスイーツをどちらも堪能 下関市「スパイスと喫茶 ムチトアメ」

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黄金に光り輝くルウは、夏野菜を添えた、本格派スパイスカレー!
とろーりとかけるココアソースの先には、まあるい形のティラミスが。
見た目も楽しいアイデアで勝負!スパイスとスイーツのお店を紹介します。

 

「ムチ」と「アメ」とは?

今回伺ったのは、下関駅からほど近い豊前田町にある「スパイスと喫茶 ムチトアメ」(山口県下関市豊前田3-2-7 1階)。
グレーとウッドを組み合わせた外観はとても洗練された雰囲気です。

メインメニューはスパイスカレーとスイーツ!
「辛い」と「甘い」ということで、「ムチトアメ」という店名にしたそうです。

店内はテーブル席とソファ席・そしてカウンター席があります。
天井からはたくさんのドライフラワーが吊り下げられていて、料理を待っている間も楽しめそうです。

 

スパイスが決め手!「ムチ」のカレー

さっそく「ムチ」のカレーからご紹介。
「ここでしか食べられない」を考えて作ったカレーは、たくさんのスパイスをブレンドするスパイスペーストから作ります。

まずは、カルダモン、コリアンダー、クミン、ナツメグなど7種類ものスパイスを火にかけていきます。

ペースト状になるまで炒めたら、続いては、甘さとまろやかさを加えてくれるココナッツミルクを入れ、少しずつスパイスと馴染ませていきます。

ここに、あめ色になるまで30分かけて炒めておいたタマネギを入れます。これが、甘味を生み出すそうです。
そしてスパイスとヨーグルトに漬け込み、下味をつけた柔らかい鶏肉とジャガイモを加えて、ルーの完成です。

そして、トッピングは地元産の夏野菜!
色とりどりの野菜を、シャキシャキ感が残るよう、丁寧に素揚げしていきます。

県産米のご飯に、ルーをたっぷりかけて!彩り豊かな夏野菜を乗せれば、「マッサマンカレー」の完成です!

  • 夏野菜マッサマンカレー 1,180円

 

口に運ぶと、コクを感じた後、ピリッとした辛さが。
お肉はとても柔らかく、うまみとスパイスでパンチの効いた味に。

そこに夏野菜のゴーヤのほろ苦さがよくマッチしています。

みずみずしくて、シャキッと食感がたまらない!
スパイシーなルーと野菜の甘み・苦味がさらなるおいしさ生む逸品でした。

 

そして、もう一つ!常連さんに愛されるカレーが、「えび海老ココナッツカレー」です。

  • えび海老ココナッツカレー 1,340円

 

ルーに浮いているのはエビの殻を入れて作った自家製エビ油ですが、これが海老の風味を引き立たせてくれるんです。

口の中いっぱいにエビの風味が広がり、それでいてマイルド・濃厚な味わいです。

 

 

「アメ」のティラミス

そして、カレーと並ぶメインメニュー、ムチとアメの「アメ」にあたるスイーツをご紹介します。

「県産米をエサに育った鶏の卵」の卵黄に、生クリーム、グラニュー糖を混ぜ合わせます。

 

そこに、クリームチーズを入れます。

ティラミスに多く使われるのはマスカルポーネチーズだそうですが国産にこだわって、クリームチーズを使うそうです。

出来上がったクリームを、球状のまあるい「型」に入れていって、自家焙煎の深入りコーヒーをしみ込ませたビスケットを入れて苦味を加えます。

冷蔵庫で冷やしたあと最後に、ココアパウダーをかけて完成です!

  • 手毬ティラミス 680円

 

何度も試作を重ねて、たどり着いたティラミス。少しほろ苦い、ココアソースをかけて頂きます。

 

ティラミスにソースをかけるという斬新さもあり、新食感!口溶けがどこまでも滑らかで、少しプルンとしています。甘さ自体は控えめでほろ苦さがオトナなティラミスとなっていますよ。

ここでしか食べられない、カタチ・味・食感にこだわった新しいティラミス。わざわざ来て食べたくなるのも納得の、食感が楽しいティラミスでした。

 

オーナーの萩原 弘さんは、「スタッフも一緒にメニューを考え、そのメニューを食べたいと県外からもたくさんのお客さんに来ていただき、『おいしい』という声が聞こえてくるとやりがいを感じます」と話していました。

ここにしかない、スパイスカレーとここにしかない、スイーツ。唯一無二のグルメをぜひ下関でご堪能ください。

 

※今回の内容は2024年8月20日放送、yab山口朝日放送『YOU!どきっ』のコーナーを記事化したものです

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