野菜たっぷりの新食感キーマカレーでパワー&ヘルシー! 「Vegetrip岩国駅店」
- グルメ
体力をしっかりつけて暑い夏に備える。
そんな時にぴったりなメニューと言えば、ズバリ、カレー!
今回は野菜や果物の繊維がたっぷり入ってヘルシー、
そして新食感がおいしいキーマカレーをご紹介します。
青果物のプロが手掛けるカレー
JR岩国駅西口の1階にある「Vegetrip(ベジトリップ)岩国駅店」は、野菜や果物の卸売業・田中青果が経営するカフェです。
ジュースやパフェなどフルーツを使ったメニューが豊富で、中でも豪華なデザートスムージーがSNS映えすると大人気なんだそう。
- マンゴーデザートスムージー 1,650円(テイクアウト1,620円)
そんなカフェが手掛けているキーマカレー、野菜を扱う会社ならではのこだわりが詰まっているそうです。
ポイントとなるのが、「コールドプレスジュース」。
「コールドプレスジュース」とは、熱を加えず生のまま(コールド)で圧力(プレス)をかけて搾り出すジュースのこと。
作り方は、野菜やフルーツを専用の機械で粉砕したものを布に包み強い圧力をかけ、搾り出していきます。
こうして出てきた水分がジュースとなります。
・・・って、あれ?
ここまでまったくカレーが登場してない、と思った方もいるんじゃないですか?
でも安心してください。
今日の主役はこちらです。
ジュースを絞った時に残ったこの”食物繊維”。
これ部分をカレーに使うそうなんです。
この食物繊維に水を入れてふやかしていき、カレーに入れていきます。
「ベジトリップ」の田中雅子さんに話を伺うと、
「食物繊維にも栄養があるので、ただ、このままゴミとして捨ててしまうのはもったいないので、カレーに入れたらいいかなと思って」と、オリジナルのキーマカレーを思いついたそうです。
さらに加工品を作った時に出る、岩国特産の由宇とまとの端切れもミキサーにかけて材料として使用します。
準備が終わったらいよいよ本格的なカレー作りに。
ニンニク、ショウガ、タマネギを炒めたところに、先ほど水でふやかした食物繊維を混ぜていきます。
「フルーツもトマトも入っているし、野菜の甘味も出るので、カレー自体がまろやかな感じになる」と田中さんは話します。
つづいて、合いびき肉を入れて炒めたあと、先ほどのトマトを投入。
30分ほど煮込んだら、カレーのルーを加えます。
野菜の味となじむよう、辛さは控え目にしているそうです。
さらに30分煮込んだらカレーの完成!
雑穀米をお皿によそって、カレーのスープを注ぎ、その上にインゲンじゃがいもなどの焼き野菜を盛り付けたら、「野菜を食べるキーマカレー」の完成です。
- 野菜を食べるキーマカレー 1,100円(テイクアウト1,080円)
たっぷり野菜を入れたことで、まろやかで野菜の甘味、深みを感じる中にぷちぷちとした食感を感じることができます。
野菜もたくさんとれ、グリルした野菜ものせているので、栄養もたくさん。
辛さも控え目なので、子供さんから年配の方まで、幅広い方に喜んでいただけること間違いなし!
野菜たっぷりのカレーを食べて、野菜のもつおいしさのパワー、みなさんも感じて見ませんか?
※この記事は2023年6月8日に放送された『Jチャンやまぐち』のコーナー『やまグル』の内容を記事化したものです。