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日常使いの傘を作り続けて125年!傘マルシェでお気に入りの一本を 防府市「傘のオカモト」

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月も半ばを過ぎ、そろそろ梅雨の季節が近づいてきました。梅雨に欠かせないアイテムといえば、やはり「傘」ですよね。雨が好きな方も、そうでない方も、お気に入りの傘があるだけで少し気分も軽やかになります!

そんな傘の製造・卸売を、なんと創業から125年にわたって続けている企業が防府市にあります。これまでは直接手に取って購入できる機会がなかったのですが、今年1月から「傘マルシェ」をスタートし、じわじわと人気を集めています。今回は、傘の専門メーカー「傘のオカモト」をご紹介します。

 

専門メーカーが開催する「傘マルシェ」

傘マルシェが開催されている「傘のオカモト」(防府市植松442-4)の本社は、県道187号線沿い、植松交差点のすぐ近くにあります。

傘マルシェ開催時は、この赤いのぼりが目印です。定休日の月曜日以外は、基本的に営業しています。営業情報は毎朝SNSで発信しているので、訪れる前にチェックしてみてくださいね。

広い駐車場から歩いてすぐの場所に、「傘のオカモト」本社があります。一瞬、「ここで合っているのかな?」と思うかもしれませんが、ご安心を。こちらの建物の中で傘マルシェが開催されています。

入口には、案内のチラシも掲示されています。

こちらが傘マルシェの会場。

作業場の一角に設けられており、ここに並ぶ傘は、なんと1,000円という驚きの価格。一部には500円の商品もあります。キッズ用から大人用まで、デザインもサイズも豊富にそろっています。

例えば、こちらはキッズ用の雨傘です。

七色の虹が描かれていて、とてもかわいらしい一本。雨が降っていても、気持ちは晴れやかになりそうです。しかもビニール傘なので視界が遮られにくく、小さなお子さんでも安心して使えそうなのは、親としてもうれしいポイントです。

こちらのコーナーには、主に女性用の傘が並んでいます。

こちらは、猫のシルエットがデザインされた傘です。

生地には光沢があり、上品な質感。よく見ると、さまざまなポーズをした猫が描かれていて、さりげなくハートの模様もちりばめられています。とても愛らしいデザインで、猫モチーフの傘は特に人気が高いそうです。

そして、個人的に目をひかれたのがこちら。

こちらは折りたたみ傘なのですが、絵柄がとても面白いんです!

傘をさして歩いていたり、雪だるまを作っていたりと、さまざまなシーンの女性がおしゃれに描かれています。どこかストーリー性があって楽しくなるデザインです。会場には、このような個性的なものをはじめ、さまざまなデザインの傘が並んでいます。

 

1,000円という驚きの価格のヒミツ

先ほどご紹介した折りたたみ傘は、絵柄がプリントではなく、生地そのものに施されているため、品質も良い傘だそうです。では、なぜこの傘が1,000円で販売されているのでしょうか。それは、傘のオカモトが傘の製造・卸売を専門とする会社だからです。

「傘のオカモト」の創業は1901(明治36)年。今年で125年目を迎える、県内唯一の傘の製造・卸売会社です。もともとは防府の地で傘を製造していましたが、30~40年前からコスト削減のため、製造拠点を中国へ移しました。年間40万~50万本を生産し、そのほとんどが中国で製造されています。防府の本社では、中国から送られてきた傘を仕分けし、全国の量販店などへ卸しています。

傘マルシェが定休日となる月曜日には、量販店へ卸すための仕分け作業が行われます。こちらのレーンで、何千本もの傘を仕分けして出荷しているそうです。全国展開している大手衣料品チェーン店でも、オカモトの傘が販売されているとのこと。値札まで付けて出荷しているそうで、「あのお店のものだ!」と、私も思わず興奮してしまいました。

身近なお店で手に取る機会があるオカモトの傘ですが、意外にも、地元・防府市民でも「そんな傘専門の企業があるなんて知らなかった」という人が多いそうです。

実は、マルシェに並ぶ商品は、長く傘づくりを続ける中で生じた在庫の数々。品質にはまったく問題のない商品を有効活用しながら、これまでオカモトを知らなかった新たなお客様との出会いの場にもなればと期待しているそうです。今年1月から傘マルシェをスタートし、SNSで情報を発信。実際に本社会場を訪れ、傘を購入するお客さんも徐々に増えてきているといいます。

 

大手ECサイトでも販売

「傘のオカモト」の商品は、楽天市場やYahoo!ショッピングでも購入できます。ちなみに、ネット販売で人気の商品がこちらです。

  • レディース傘 3,980円

高級感のあるサテン生地に、華やかな花柄がプリントされた一本です。しかも柄は裏側にプリントされているため、傘を差したときに鮮やかな花柄をしっかり楽しむことができます。雨の日でも気分が明るくなりそうですね。

軽量でさびにくいグラスファイバー骨を使用。さらに、一般的な8本骨ではなく16本骨のため、より円形に近い形になり、濡れにくく、丈夫なつくりになっています。希望すればギフト包装にも対応してくれるので、母の日などの贈り物としても人気が高いそうです。

また、傘を使うのは雨の日だけではありません。梅雨が明ければ、今度は強い日差しが待っています。これからの季節、日傘の需要が高まるなかで、こちらも人気の商品です。

  • 晴雨兼用日傘(パープル色) 2,980円

こんもりとしたドーム型に、フリルがあしらわれたかわいらしい日傘です。しかも、遮光率100%でUVカット性能にも優れています。6色展開で販売されており、今回は一番人気の「パープル」を撮影させていただきました。

裏側にはシルバーコーティングが施され、全体としてはシンプルな印象。洋服やシーンを選ばず使いやすいのも魅力です。実際に手に取ってみると約360gととても軽く、撥水効果もあるので突然の雨にも対応できます。毎日持ち歩きたくなる一本だと感じました。

 

まるで宝探しのような傘マルシェ

実は、先ほどご紹介した日傘のうち、6色展開の一つである「ホワイト」が、なんと傘マルシェで販売されていました。

品質はまったく同じ。それなのに、売れ筋商品と色が異なるというだけで、1,000円で販売されているのです。取材で伺ったのは5月上旬だったので、すでに商品がなくなっている可能性はありますが、こうした“掘り出し物”に出会えるのも、本社で開催される傘マルシェならではの魅力です。

ちなみに、ネットストアで見た商品を目当てに訪れるお客様もいるそうで、場合によっては売れ筋商品も少しお求めやすい価格で販売してもらえることがあるのだとか。気になる方は、ぜひスタッフの方に尋ねてみてくださいね。

まるで宝探しのような傘マルシェ。この他にも、高品質の傘を見つけましたよ!

こちらは、「オカモト」が展開するオリジナルブランド「CACA」のキッズ向け晴雨兼用傘です。お子さんでも持ちやすい軽さのグラスファイバー骨を使用し、さらに遮光率・UVカット率はともに99%。熱中症対策や紫外線対策にも役立ちます。最近では、猛暑の影響で日傘を差して登下校する小学生を見かけることも増えてきました。雨の日にも使える、軽くて丈夫な傘が一本あると便利ですよね。

ここ数年、全国的な猛暑の影響で日傘の需要が伸びているそうです。以前は、春の入学シーズンから傘の需要が増え始め、梅雨時期の6~7月にかけて生産のピークを迎えていました。ですが、「日傘男子」という言葉が広まったように、女性だけでなく男性の利用者も増えたことから、現在では9月ごろまで製造のピークが緩やかに続くようになったそうです。「オカモト」でも、男性用やスポーツ向けの日傘を製造・販売しており、傘マルシェでもいくつか販売されていました。

その中の一本を私も購入しました。

我が家の小学3年生の長男に、日傘を購入。こちらも晴雨兼用で、持ちやすい軽さです。以前から「日傘が欲しいなぁ」と言っていたので、試しに買ってみました。1,000円なら気軽に購入しやすいのがありがたいですね。本人も気に入ったようで、まだ周りに誰も日傘を差していない時期にもかかわらず、うれしそうに登校していきました(笑)

ちなみに、子ども用にもう一本。

こちらは、キッズ用の雨傘です。クリア窓付きなので周囲が見えやすく、安心して使えます。我が家は男子だからなのか、傘の柄や骨が折れたり曲がったりと、トラブルが多め……。今回は大切に使ってもらいたいと思いつつ、グラスファイバー骨ならではの丈夫さと鮮やかなデザインに期待しています。これからの雨の日の登下校が、少しでも楽しいものになるといいなと思っています。

 

世界的大ヒットアニメとのコラボ傘も!

傘のオカモトでは、なんと、あの世界的な大ヒットアニメとコラボレーションした傘の製造・販売も行っています。

・A.T.フィールド風ビニール傘 3,980円

「新世紀エヴァンゲリオン」ファン必見のビニール傘です。アニメに登場する架空のバリア「A.T.フィールド」を、鮮やかなオレンジ色のグラデーションで表現し、その世界観をビニール傘に落とし込んでいます。

エヴァンゲリオン公式ライセンス取得商品で、公式ストアでも販売されているほか、もちろん傘のオカモトのネットストアでも購入可能です。グラスファイバー骨を使用し、傘専門メーカーならではの品質にこだわった一本。世界的人気アニメの公式グッズを山口県内の企業が製造しているというのは、なんだか誇らしいですね。

 

雨の日も晴れの日も、日常に寄り添った傘づくりを

世界的大ヒットアニメとのコラボ商品を手がける一方で、125年もの長きにわたり、日常使いの傘を作り続けてきた傘のオカモト。今回の傘マルシェの取材を通して、「こんなにすごい企業が防府市にあったんだ!」と驚かされました。

製造拠点は中国へ移っていますが、実は、防府市のふるさと納税の返礼品となる傘だけは、本社で製造した「メイドイン防府」の傘を届けているそうです。傘づくりを通して、地域にも貢献されています。

そんな、使う人の日常に寄り添った傘を作るオカモトで、あなたもお気に入りの一本を見つけてみてくださいね。

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