ジビエを味わい尽くせる 周南市「ジビエ炭火焼き料理店 山厳寒」
- グルメ
炭火で焼いていただく鹿肉や猪肉。
ソーセージやロースト肉などの料理も全てジビエ!
様々な形でジビエを味わい尽くせる専門店をご紹介します。
周南市昭和通りに先月オープンした
ジビエ専門の炭火焼きのお店「山厳寒(さんげんかん)」。
店名にもあるように冬の寒さが厳しい広島県の山間部で育った、お店の代表。
小さいころから猟師の父が取ってくるイノシシやシカ、鳥、うさぎなどの肉を
七輪で焼いて食べていたのがおいしくて、ジビエのお店を開いたのだそうです。
まずはシンプルに炭火焼きで
- 焼肉2種盛り 1,600円
気になるお味。まずは2種類のお肉をいただきます。
こちらは炭火焼き用の猪肉。脂身がたっぷりついたロース。
噛むほどに味にコクがあって濃厚でした。
もう1種は、鹿肉。こちらもロース。高たんぱく低カロリー、鉄分も多く含まれています。
鹿肉は、焼きすぎると固くなるため
全体の色が変わってすぐが、食べごろだそうです。
しっとりなめらか、お上品な肉質。
炭火焼き以外でもジビエを楽しめる
お店厳選の肉を使った特注のジビエソーセージ。
短く茶色い方が猪肉、長いピンクのほうが鹿肉です。
鹿肉はちょっとチーズが絡めてあるそうです。
発色剤などは使わず、肉そのものの色や味を生かしたソーセージになっています。
- ジビエソーセージ盛り 1,350円
続いて、ご紹介するのは低温調理した鹿肉のロースト。
外は香ばしく、中はちょっとしっとりして、ローストビーフのような感じです。
鹿肉のローストは、お刺身のようにしょう油とわさびでいただきます。
なめらかでしっとりしていて、舌だけでふわ~ととけていく感じが楽しめます。
- 鹿肉のロースト わさび醤油 900円
- 猪肉とフライドオニオンのフラッシュケーゼ 880円
こちらは「フラッシュケーゼ」というドイツでよく食べられるソーセージで、猪肉を使っています。
ドイツで修業した知り合いの猟師に作ってもらっているそうです。
味はサラミみたいな感じで、ビールのおつまみに最高です。
練り込まれているフライドオニオンの香りが、また食欲をそそります。
こんな風に様々な形でジビエが味わい尽くせるなんて、とっても魅力的ですね!
自然に育まれた肉の深い味わいを、みなさんも堪能してみませんか?
※この記事は2023年8月3日に放送された『Jチャンやまぐち』のコーナー『やまグル』の内容を記事化したものです。
※日曜と祝日が定休日ですが、営業日などはお店のインスタでご確認下さい。