最近カフェが増えている下関エリア。
コーヒーが飲みたい時、まず思い浮かべるのはお店の味？雰囲気？それとも？
今回は、バリスタさんが主役のカフェ、CRAFTSMAN COFFEE ROASTERS へ行ってきました。

どんなお店？

下関市 山の田エリア、風波のクロスロードに面したビンテージな雰囲気が漂う建物の一階にあります。駐車場は建物の他テナントと共用の15台分のスペースがあります。

店内は、コーヒー文化を牽引するアメリカ西海岸のお店のような雰囲気です。
真ん中には大きなセンターテーブルにそれぞれデザインの違う椅子、窓側にはカウンターやソファ席もあります。ベビーカーでの入店も大丈夫です。

そして、お店で目を引くのは店内奥の大きな焙煎機。

このカフェを運営されている合同会社クラフツマンでは、スタッフみんなで一緒に作る「共創」を大切にされています。だから、コーヒー豆の店内焙煎はもちろんのこと、提供されているスイーツも完全手作り。もう一つの直営店「TAGLINE」（こちらはお酒や食事も楽しめます）も、全てお店の厨房で作られています。

コーヒーを選ぶのも楽しい

店内には、バリスタが厳選した オススメの豆が並んでいます。
ちなみに、「コーヒーは好きだけど、浅煎り？深煎り？その辺正直分からない・・・」という私みたいな方、ご安心ください。
初めての方やどれを選んだらいいか迷う方は、実際に豆の香りを嗅いで決めることが出来るんです！

常時数種類ある豆。ガラスの蓋を開けて、気になる豆の香りを嗅いでみましょう。

コーヒー豆の香りをじっくり意識して選ぶ体験は初めてでしたが、「こんなに香りが違うものなんだ」とびっくり。バリスタの説明を聞きつつ、気になる豆をチョイスし、出来上がるのを待ちます。

この日はアイスを頂きました。実際に好きな香りで選んだコーヒーは、より美味しく感じます。そしてちょっとコーヒー通になった気がして嬉しい。

伺った時はまだ試作中のクラシックショコラも頂きました。上はサクサク、中はしっとりと甘くてとても美味しい。

ちなみに、9月1日からオープン以来初めてスイーツメニューが一新されていますので、ぜひお楽しみに。

主役はあくまでもスタッフ

今回、代表の青山さんに色々とお話を伺いましたが、「クラフツマンの主役はスタッフ」という言葉が印象的でした。スタッフの方の働きがいを大切にし、それぞれが持ち味を発揮していきいきと働く。それがお客様にも伝わり、多くの方が通うようになるお店づくりをされています。

そんなお店づくりの姿勢は店内にも表れています。例えば、バリスタの仕事をするお店の奥は、あえて一段高い作りになっています。

理由は「ここがバリスタのステージだから」とのこと。ドリップや焙煎をするバリスタの姿が客席からよく見え、職人＝クラフツマン の技を楽しめるようになっているのです。

また、接客がとても心地よいクラフツマンですが、型にハマった接客指導はないそう。それは、スタッフみんなで地域に溶け込み、地域を豊かにする事を理念とされているから。だから、スタッフそれぞれの個性を活かして、様々なお客様に寄り添った接客をされています。お店に伺うと、いつも常連さんがいるのも納得です。

ちなみに私も初めて訪れた際、子連れで荷物が多かったのですが、スタッフの方がサイドテーブルをサッと出してくれ、子どもの手が届かない位置にコーヒーを置いて下さる素敵な気遣いに嬉しい気持ちになり、また行きたいなと通うようになりました。

どんな方でもぜひご来店ください

「コーヒーに詳しくないと入りづらいと思われがちですが、先入観なくどんな方でもお店に来てほしい」と青山さん。

ちなみに、常連になればなるほど、顔馴染みのスタッフと話に来たり、お店の空気を楽しみに来る人が多く、コーヒーのチョイスも「バリスタにおまかせ」が多くなるそうです。そういう場所があると、日常が楽しくなりますね。
美味しいコーヒーを目的に行くのはもちろん、バリスタさんと話しに足を運んでみてください。

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