パンとおにぎりの”二刀流”で大人気! 山陽小野田市「粉と米」
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「山口さん」で紹介して以来、記事の反響が大きい”パンとおにぎりの二刀流”のお店、山陽小野田市の「粉と米」。
ハーブやクルミ、チーズを使ったフランスパンに…。
羽釜で焚いた炊き込みご飯で作るおにぎり。
今回、再びこのお店の魅力を紹介します!
古民家を改装、パンは常時100種類!
山陽小野田市にある「粉と米」は、山陽道小野田ICから降りて、国道190号を埴生方面に向かう途中にあります。
今年3月にオープンした、古民家を改装して作った洗練されたオシャレな店です。
お店に一歩入ると店内はパンのいい香りで満たされています。
惣菜パン・菓子パンからハード系のパンまで、取り扱うパンは常時100種類以上なんだとか!
迎えてくれたのは、代表の阿川真弓さんと夫の大輔さん夫婦。
「山口県のおいしいものを食べてもらいたい」という思いで、この店をオープンしたそうですよ。
こだわりの詰まった「ディルゴルゴン」
今回は、その中でも人気のハーブのディルとクルミ、チーズを使ったフランスパン「ディルゴルゴン」に注目しました!
生地は国産小麦で、山口県産小麦を2種類と九州産の小麦を1種類ブレンドして使っているそうです。
歯切れだったり、小麦の香り・味を自分たちの好みに近づけようと試行錯誤してこのブレンドにいきついたんだとか。
そこに、相性のいいハーブのディルとクルミ、そしてアクセントになるちょっと癖のあるゴルゴンゾーラ(ブルーチーズ)をあわせていき、細長く伸ばしていきます。
実はこの形にも理由があるそうですよ。
大輔さんによると「発酵したあと、クープ(割れ目)を入れて焼き上げるんですが、焼き上がったときにそれが広がり、中からディルとクルミとブルーチーズがグツグツなりながら出てくるさまが見れるので、この形にしております。」とのこと。
そして焼きあげるとディルゴルゴンが完成です!こんがりといい色です。
たっぷりのったチーズの香ばしさが食欲をそそります。
- ディルゴルゴン 516円
こちらのパン、ハード系でパリッとした歯ごたえに、ディルの爽やかな香りと、クルミの香ばしさ、そしてザクザク感がマッチしてます。
そして個性的なゴルゴンゾーラの香りと塩味がすごくいいアクセントになっていていい仕事しています!
おにぎりも羽釜で炊く本格仕様
「粉と米」という店名の通りで、パン屋の裏手にはおにぎり屋さんもあります。
こちらもこだわりが詰まっていて、羽釜で焚く本格的なご飯で作るおにぎりなんです。
羽釜で焚くことでふっくらもっちり仕上がり、冷めてもおいしいおにぎりになります。
具材は、お店手作りの鮭や、おかかなどなんと17種類。
そしてこちらが、この秋オススメという、「あさりときのこ 炊き込みご飯」。おにぎりは、注文後に握ってもらえますよ。
おにぎりをにぎるときはだいたい3回を目安にしてるそう。
あまりギューっとにぎると固くなることに加え、おにぎりが一個が大きいため、なるべく軽く食べてもらいために固く握らないようにしているのだとか。
さっそくいただいてみます!
- あさりときのこ 炊き込みご飯 388円
ご飯が本当にもっちりしていて、やわらかくふんわり。
そこにあさりときのこの旨みがよくしみていました。
阿川さんご夫婦によると、今も他の県から来店される方がいらっしゃるようで、まだまだ県外の人にもたくさん来ていただけるような店を作っていきたいそうです。
パンを食べたいときもあれば、ご飯を食べたいときもある。
「粉と米」はそうした気持ちに応えたお店です。
これからの行楽シーズンのお供にも、立ち寄ってみてはいかがですか?
★今回の内容は10月17日放送『YOU!どきっ』の「あちこちグルメ」を記事化したものです