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秋のお出かけ!城下町・長府の紅葉散策

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目に入る木々が、綺麗に色付いているこの季節。

城下町の雰囲気が素敵な長府は、紅葉を楽しめるスポットや、散策のお供のグルメスポットもたくさんあります。案外歩いても回れちゃう距離なので、ぜひ秋のお出かけに迷ったら参考にしてみて下さい!

今回は紅葉名所3スポットと美味しいグルメスポットを2つ紹介いたします。

 

1 長府の紅葉散策 長府庭園

紅葉を日本庭園で楽しみたいなら、まずここ!

毛利藩の家老格、西運長の屋敷跡である長府庭園。下関市立美術館の向かいにあり、バスを利用する場合は美術館前で下車すれば便利です。

まず中に入って思うこと、、、広い!
周りを見渡すと山々を背に広大な空間が広がり、国道沿いにあるとは思えない静かさで、なんだかタイムスリップした感覚になります。

31万㎡の敷地は丁寧に手入れされており、池や滝、書院や茶室と、季節の移ろいを楽しめます。

小川と橋にかかる紅葉がとても綺麗で、これからの紅葉の時期にのんびりと散策するにはぴったりの場所です。ちなみに春はツツジ、夏は孫文蓮(ハスの花)、そして冬は雪化粧と四季折々の景色が楽しめます。

広い庭園には三つの蔵があり、そのうち一の蔵は売店になっているので、散策の休憩スポットとして飲み物やお土産が購入できます。

池には立派な鯉も泳いでいました。一の蔵の売店で餌も買えるので、子供と一緒に来ても楽しいですね。

また、池の側には趣のある書院があります。ここは一般貸出をされており、時期によって様々な展示や催しがあります。

建物の古い窓越しに眺める池と橋も、素敵でした。

時間を忘れてのんびり過ごすにはおすすめの場所です。

■長府庭園

・住所  山口県下関市長府黒門東町8−11
・電話  083-246-4120
・営業時間 9:00-17:00
・休園 12/28-1/4
・入園料 一般210円/小中学生100円 
※書院や茶室使用は別料金、詳細はホームページ参照
ホームページ

  

 

2 長府の紅葉散策 功山寺

長府の紅葉の名所と言えば、やはりここは外せません。

城下町の雰囲気を楽しみながら壇具川沿いに歩いて行くと、石畳と国の登録文化財である総門が見えてきます。

功山寺と言えば、高杉晋作が挙兵した史実が有名ですが、その歴史はもっと古く創建は1327年。足利尊氏が立ち寄った記録があるというから驚きですね。

総門から中に入ると、参道の向こうには背の高い紅葉が生い茂った荘厳な景色が広がります。

1773年に建てられた山門は、この時期は紅葉も相まって一層美しいですね。振り返る眺めも素敵です。

山門をくぐると仏殿があります。禅宗様建築としては日本最古のもので、国宝に指定されています。

また、広場には高杉晋作の像もあり、11月の土日祝日の10時〜15時の間は、侍屋敷長屋・功山寺にガイドの方が待機され、城下町長府の歴史を教えてくれますよ。(予約不要)


激動の幕末史に思いを馳せながら、赤く染まる功山寺を訪れてみてはいかがでしょうか。

■功山寺

・住所  山口県下関市長府川端1丁目2−3  「城下町長府」バス停下車、徒歩10分

・電話 083-245-0258

・料金 見学自由・無料
     (書院見学は大学生以上300円、中,高生100円、小学生以下は無料)

ホームページ

 

3 長府の紅葉散策 覚苑寺

長府の紅葉と言えば功山寺が有名ですが、実は覚苑寺の紅葉もとても風情があって美しいですよ!

覚苑寺は、長府毛利藩三代目藩主綱元が1698年(元禄11年)に建立したお寺で、毛利家の菩提寺の一つでもあります。
車でお越しの際は、入り口の門を通った奥に駐車場があるのでそのまま進みましょう。紅葉の時期は、その更に奥が臨時駐車場となっています。

こちらが正面の入り口。立派な紅葉が真っ赤に染まって出迎えてくれます。境内には100本近くの紅葉があり、どれも美しいです。

覚苑寺があるこの地は、奈良時代に和同開珎が鋳造されたと言われており、境内は国の遺跡指定を受けている由緒ある場所です。

階段を上がると、しんとした空気の中に本堂が佇んでいます。建立は江戸時代の1794年で市の指定有形文化財になっています。

本堂を左に抜けると、こちらも見事な紅葉が。綺麗な木々に、明治時代の軍人で長府ゆかりの人物「乃木希典」さんの銅像もありました。
帰郷された折にはよく立ち寄られていたそうです。

覚苑寺の裏山は「準提山」(じゅんていざん)という標高177メートルの山で、山頂からは長府の景色が一望できるそうなので、この季節に登ってみるのもいいですね。

紅葉の穴場的スポットの覚苑寺、想像以上の綺麗な景観で大満足でした。

■覚苑寺

・住所 山口県下関市長府安養寺三丁目3-8
 バスで城下町長府下車 徒歩約15分
・電話 083-245-0649
ホームページ

 

 

4 地元食材の豆皿ランチ!「マガサン」

マガサンは、山口県産の選りすぐりの商品が購入できる手土産屋であり、地場の素材を使った食事も楽しむことができるカフェでもあります。

今回はランチを紹介します。メニューは山口・下関の食材をふんだんに使った「豆皿定食」のみ。季節によって内容は変わり、今の時期はこちら!

メインの味噌バタポークソテーはコクがあってご飯との相性バッチリ!
他にも豆皿にたくさんのおかずがあり、見てるだけで楽しいですね。

そしてマガサンのランチはお米もとっても美味しいのが私のお気に入りポイント。下関市清末の農家・松岡さんが作る「ひとめぼれ」の新米は、白米だけでも大満足な美味しさです。

デザートも美味しくて大満足ランチです。

ランチを楽しんでまた散策に行くも良し。店内に並ぶ、可愛い器や美味しそうな調味料、地酒やおつまみなど、山口の生産者さん達のこだわりが詰まった商品をお土産に買って帰るも良し。

マガサンに立ち寄って、山口と長府を満喫しましょう。

マガサンについてはこちらの記事もチェックしてみてください!

https://yamaguchi-san.com/post-7116/

■マガサン

・住所   山口県下関市長府南之町6−5 1F

・電話 083-242-2373

・営業時間 10001800

・定休日 火曜日 (臨時休業の場合はブログ等でお知らせ)

Instagram @magasin_shimonoseki

 

 

5 甘いものでひと休み!「蜜やきいも iimo」

散歩すると甘いものが食べたくなりますね。
長府商店街の中浜市場にある、「蜜やきいも iimo(イイモ) 」さんは、秋の散策のお供にピッタリなテイクアウト専門のお店です!

味のある中浜市場の入り口を進むと、可愛いお店が。

2022年10月にオープンされましたこちらのお芋は、茨城県産の「べにはるか」をメインに使うのが店主のこだわり。

中でもこれからの季節は熟成保存され、更に甘く美味しくなったお芋が入ってくる時期になるので、芋好きにはたまりません。


看板メニューの蜜やきいもは、包みを開くと皮までテカテカ、綺麗な濃い黄色の断面が食欲をそそります!
その名の通り、蜜たっぷりで食感はしっとりトロトロ、まるでスイートポテトを食べているみたいでした。
冷凍出来るので、お土産にしても喜ばれる事間違いなし!

蜜やきいも(小サイズ)¥300(税込)

また、自家製のミルクアイスと蜜芋がそのままアイスになった、ボリューム満点の「iimoアイス」¥480(税込)も、散策のお供にオススメです。

散策に気持ち良いこの季節。長府の紅葉を散策するお供に、蜜やきいもをお忘れなく!

■蜜やきいも iimo

・住所 山口県下関市長府中浜町6-12
・電話 083-245-5155
・営業 11:00~17:00(無くなり次第終了)
・定休日 水・日・祝
Instagram@mitsuyaki_iimo 

秋のお出かけにいかが?

この時期の長府の街並みは、紅葉に古い建物が映えてとても綺麗です。

車で回るのもいいですが、石畳の道に土壁の家が続く風情や、細い路地を歩いて発見したお店を楽しんだりと、散策がてら甘い物を片手に歩いてみるもオススメですよ!

ぜひ、皆さんも、気持ち良いこの季節を長府で満喫してはいかがでしょうか。

 

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